里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

西小1,2年生、里山で落ち葉をさらい&焼き芋

2014-12-02 04:41:11 | Weblog

去る11月28日(金)西小1,2年生(121名)が五郎助山に体験学習に来た。今季2度目の来訪である。今回は、落ち葉さらいと焼き芋の体験をする予定だ。いつものように元気に森の中に入って来た。

冒険広場に整列すると、学年ごとのシートに荷物を下ろし、予め新聞紙とアルミホイルで包まれたお芋を取り出し、里山のおじさんに手渡した。子供たちに、今日使う、道具の説明や、年々、落ち葉が落ちるのが遅くなっているお話をした。「地球が暖かくなっている証拠かもしれないね。」と言った。また、落ち葉をさらうことで里山の植物が増えることもお話した。

早速、落ち葉さらいの作業開始。競うように熊手やかごを確保し、指定された作業場所に分かれ、歓声を上げて落ち葉を集め始めた。

前々日に雨が降り、落ち葉も濡れていたが子供たちは気にするそぶりも見せず、嬉々として作業に没頭する。子供たちにとって落ち葉さらいは楽しい運動なのかもしれない。乾いている落ち葉は焼き芋の現場に運び、そっと上からかぶせる。

 

その作業を繰り返し、30分ほど経過した。「ピーッ!」小休止の笛が鳴った。集合場所に戻り、水分補給をし、トイレに行く。

この後、焼き芋が出来上がるまで自由時間となった。歓声が上がり、思い思いの場所に散って行く。見慣れた子供たちの行動パターンである。

私はターザンロープのスタート地点に立った。1年生、2年生はまだこの游具に慣れておらず、状況も見ずにスタートし、滑降するラインを横切る友達と接触する恐れがあるからだ。着地のところにも先生を一人置いていただき、安全を確保した。

  ツリーハウスとターザンロープが人気

11:30焼き芋が出来始めたとの知らせが入ったが、全ての芋が焼き上がらず、子供たちは待ちきれずに11:40分に帰校した。

一人の先生が全て焼き上がるのを待ち、児童、先生の人数分を確保し、暖かいうちにと学校へ戻った。

今回、森の中で一緒に食べることが出来なかったことが心残りであるが、里山で焼いたお芋はどんな味がしたのだろう。

明日は、教育委員会主催の放課後自然体験(新治小、川間小、約50名)が五郎助山で計画されている。ちょっとお天気が心配だ。

 

 

 

 


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