12月16日(土) 「落ち葉を集め、森をきれいにしよう」が開催された。昨年に続き、2回目の開催である。 企業のCSR(企業の社会的責任)の理念のもと、古河市の(有)白石製作所が出資し、認定NPO法人コモンズと当会が主催者となり、里山の環境保全として企業と市民が一緒に落ち葉さらい、枯れ枝拾いを行った。
(有)白石製作所さんは自動車部品を製造している。自動車は現代社会で欠かすことが出来ない便利なツールであるが、一方、排出ガスが地球の環境に悪い影響を及ぼしている面もあり、その製造側にいる会社として、いくらかでも環境保全に貢献したいとの思いから、昨年よりこのイベントに協力いただいている。女子従業員の皆さん(ベトナムからの研修生)も参加し、地元小学生、地元企業の富士通テレコムの皆さんもご参加いただき100名を超える人員で落ち葉を集めた。
美味しい焼き芋となるための包み方を伝授する会員
焼き芋担当は熱さとの闘いになる。
想定を超えるエリアの落ち葉が集積所に集められ、隠れていた里山の地肌が表れた。 6ヘクタールに及ぶ面積の落ち葉さらいは容易ではない。 西小学校の子供たちも1年生から6年生まで授業の一環でこの時期落ち葉さらいをしてくれる。 子供から大人まで各層の皆さんが落ち葉さらいに参加してくれることで地元に残る里山を知り、環境保全に関心を持つきっかけになってくれると信じている。そこに企業が協力していただけると鬼に金棒である。 白石製作所の白石一夫社長もこのイベントを高く評価され、2回目の開催につながった。
落ち葉さらいは労働ではあるが子供たちにはレクレーションにもなっている。
幼児もお母さんも楽しみながらの落ち葉さらい
参加していただいた皆さんには落ち葉で焼いたサツマイモ(紅はるか)とけんちん汁をふるまった。
美味しいけんちん汁は大好評。大鍋二つがあっという間に空になった。
富士通テレコムの皆さん
来年1月20日(土)には地元企業、団体、市民が五郎助山に集合し、2回目の「ふるさとの森を守ろう」が開催予定だ。 やはり落ち葉と枯れ枝を集めていただき、環境保護に協力いただく予定になっている。
市民誰もが参加自由なのでぜひ多くの方に参加していただきたいと願っている。 名人が焼くしっとりと甘い、紅はるかと熱いトン汁をご用意してお待ちしています。(詳しくは当会のホームページで 申し込みもホームページからできます)
(有)白石製作所さんのホームページにも記事が載りました ↓
http://shiraishi-koga.com/blog/2017/12/18/1276/