里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

西小5,6年生来訪

2017-03-06 06:38:51 | Weblog

2月28日(火) 西小5,6年生 約100名が今年度最後の里山授業に来た。 6年生にとっては小学校最後の授業である。動力薪割り機、手斧による薪割り、チッパー、ノコギリによる枝切りの4種に分かれ、それぞれ体験をした。児童も4班に再編成し、約20分間隔で4種の作業をすべて体験する。

 

 

9:30分予定より10分遅れで到着。 6年生の身長はこの一年で驚くほど伸びていた。型通りの挨拶と、今日の日程を発表し、早速それぞれの作業担当に誘導され、持ち場に着いた。

私は、昨年同様、チッパーを担当した。まず、会員がエンジンのかけ方を説明し、フル回転したチッパーに枝を投入。粉々になったチップが排出口から吐き出される。

 

一連の作業を今度は子供たちが体験する。こわごわ枝を投入していたが、慣れるに従い、大胆になってくる。約20分、順番に3回ほど体験したころ、次の班がやってきた。交代である。次は薪割りが待っている。

休憩を挟み、約1時間半、4種の作業をすべて体験する。その後は約15分自由時間となった。小学生最後の里山授業ということで、思い思いの遊具に飛びついてその時間を満喫した。「ピー」という先生の笛が鳴った。全員集合。

 

冒険広場に5,6年が整列し、感謝の会に移る。代表者が6年間の里山授業の感想を述べ、当会へ感謝状が贈られた。 「ふるさと」を全員で合唱し、6年間の思い出を回想した。

毎年、この時期、里山からの卒業行事のような授業になったが、中学生になっても自主的にこの場所に来ていただきたいと願っている。

6年間の体験は子供たちの心にどのように残り、どのように作用するのか、いつも思うことであるが、漠然としている。 しかし、この体験が無いよりはあったほうが良いと思うのである。 それだけは確信している。

6年間、おじさん、おばさんたちに付き合ってくれてありがとう。