7/18日(土)午前6時30分。 川島保育園(年長さん30名)がお泊り保育園明けのイベントとしてカブトムシやザリガニの捕獲体験に五郎助山に来訪。
生憎の小雨模様で、実施できるのか気をもんでいたが、事務局より予定通り、保育園をバスで出発。の一報が入り、急いで五郎助山に向かった。 早朝なので、私と竹澤事務局長で対応した。
新型コロナの影響で、地元小学校、保育園の自然体験は軒並み取りやめとなっているが、川島保育園は昨年に引き続き、実施された。
五郎助山(里山)は三密になりにくい場所で、感染予防に万全を期すならば、運動不足や、心を癒す場所として最適の場所であり、当会のホームページでも利用を推奨している。
さて、冒険広場に集合した園児たちは捕中網や虫かごを持参し、一刻も早くカブトムシやザリガニを捕まえたいとの思いがこちらにも、伝わってきた。
竹澤事務局長の自己紹介
森班(カブトムシ、クワガタ)、小川班(ザリガニ、小魚)に分かれ、早速スタート。
事前にカブトムシがいそうなクヌギを確認したがこの時は数匹しか見つけることが出来なかった。 園長先生の「さあ、ゆきじいの後について行っていっぱい捕まえてね~。」との言葉に大いなる責任を感じながら、目ぼしいクヌギの木を目ざした。
すると、子供たちの声を聞きつけたのか、カブトムシの雄が数匹、樹液を吸っていた。「ほら、あそこにいたぞ!」と指をさす。「ワー!」という歓声とともに何本もの捕虫網が一匹のカブトムシに覆いかぶさった。「僕が捕った! 僕だよ!」 言い争いが起きた。(いつものことだ)一番下の網を持った子が最初の捕獲者となった。
1匹目をゲット
それからの園児たちの目つきが変わった。私の後を小走りでついてくるようになり、ぴったりと離れない。有難いことに次のクヌギにもカブトムシが待っていた。事前に下見した時よりも数倍のカブトムシに出会い、園児たちもまずまずの成果にご満悦の様子。
小川班の方もザリガニをかなりの数を捕獲し、こちらもまずまずの成果だ。
約1時間の早朝自然体験だったが、先生も園児も満足の顔で保育園のバスに乗り込み私たちに手を振りながら帰園された。
コロナ禍にもかかわらず、五郎助山での自然体験を実行された保育園の勇気に感謝をするとともに、こうした場所が子供たちの心を癒し、元気にすることを改めて感じた次第である。