五郎助山のトイレが洋式ウオシュレット付きの快適トイレに変貌した。
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もともと水洗であったが、和式で子供たちにも、大人にとってもあまり評判が良くなかった。 「山のトイレにお金をかけることはない。」「こうしたトイレも経験させないとだめだ!」という意見もあったが、今の子供たちは生まれながらにして洋式のウオシュレットトイレで育っている。
私自身、このところ、ひざの痛みがあり、和式が苦手になっていた。年を重ねると洋式の方が楽だというのは誰もが異論のないことである。
暖かい便座で、温水シャワー、寒いときは本当にありがたい。子供たちが進んでトイレに入り、快適に用を足すことが出来るトイレの設置を
理事会で決めた。
しかし、予算は限られていた。 取引のある設備屋さんに事情を話し、ぎりぎりの見積もりをしていただいた。提示された金額は私たちの想
像をはるかに超えていた。
再度交渉をしたが、「分割でいいから」という言葉を頂いたが、値引きには応じていただけなかった。
インターネットで便器、ウオシュレットの値段を調べたら、定価の半値で買えた。後は工事を手間賃だけでやってくれる業者、もしくは技術
者を見つけることで設置できるめどがついた。
今回は会員が協力して整備する旨をお伝えし、先の設備屋さんには丁重にお断りをした。
同級生で設備屋を引退し、悠々自適の友がいた。 窮状を訴え、協力をお願いした。しばらくして「わかった。手伝うよ。ボランティアで
な。」と返事が返ってきた。水洗いのできる床材も提供するという。
善意に甘えることにした。
会員からは私、関根、竹沢、中里が手伝うことになった。
機材が到着し、9/20日、9/24日の二日で洋式ウオシュレット2基が完成した。
当初見積もりの約5分の一で済んだ。持つべきものは友である。(手間賃と材料代は当然お支払いする予定である。)
9月28日に台東区立蔵前小学校の児童・PTA(約80名)が五郎助山に来訪し、自然体験を行う予定になっているが、快適に変貌したトイ
レを存分にご利用いただけることだろう。
長年の懸案がやっと叶った。