過日(4/24)平成26年度、環境保全茨城県民会議 表彰が水戸市笠原町(茨城県市長村会館)で行われ、当会が一般、団体の部で褒章を受けた。
日本野鳥の会茨城県さんからの推薦によるもので事務局の山崎さんと二人で出席させていただいた。
表彰式の後、ご推薦頂いた「日本野鳥の会茨城県」会長、池野 進氏とお会いし、御推薦のお礼を申し上げた。
環境保全茨城県民会議は毎年、環境保全活動や環境美化活動に顕著な功績があった個人・団体を理事が推薦し、審査を経て表彰されている。
図らずもこの度当会がその栄誉を受けることとなった。(当会の会員である谷貝さんが日本野鳥の会茨城県に所属しており、その縁から私たちの活動を
お知りになったらしい)褒章に先立ち、日本野鳥の会茨城県、副会長の石井省三さんが21日に五郎助山においでになり、その環境を視察された。
初めてお会いし、里山を守る会のこと、野鳥観察会のことをお話しした後、五郎助山をご案内した。歩きながら時々野鳥の声を耳にすると、瞬時に
「あ、・・・」がいますね。「この鳥は・・・」と解説が始まる。途中、足元の草花に目を落とし、これは「アマドコロですね」「この林はいいなー」
とつぶやく。そしてまた「いいところですねー。」としみじみとした口調で言われた。
石井さんは野鳥はもちろんであるが、草花や星座、自然環境にも造詣が深く、いずれも野鳥観察を通じて導かれるように興味を持ったらしい。
褒章式が終わり、記念の写真を撮って頂いた。
帰り際、「実は私の住んでいる旧大和村から五郎助山まで30分くらいなんですよ。こんなに近いとは思っていませんでした。年間を通じ、渡り鳥の通過
(軌跡)の記録を五郎助山でやってみたいのですよ。」とおっしゃった。
つまり同じ場所で年間を通じ、どんな鳥が何時ごろどの方向へ通過するか調べるということ(だと思う)を五郎助山で行いたいということである。
「ぜひ、ぜひ、やってください」とお答えした。
五郎助山を気に入ってくださり、その場所で1年を通じ、いろいろな野鳥の通過観察・記録をする。素晴らしいことである。会員の方にもお話し、協力
させていただき、私たちも勉強したい。
またお会いできることを楽しみにしている。
会場にて
右が「日本野鳥の会茨城県」副会長石井さん