6月5日(木)午後2時よりJT水戸支店において2014年度のJT助成金の交付式が行われた。
当会にとって3年連続の助成金の交付式(H、26年度は251団体の申請中、45団体選出)となった。中川のほか山崎、佐藤、日向野(ユ)の事務局員が出席させていただいた。
2012年に初めて子供たちへの自然体験活動の支援プログラムを用意し、「JTのNPO助成事業」に応募した。多くの応募団体の中からから幸運にも当会の事業が採択され、連続3年の事業採択に繋がるとは当時は思いもよらなかった。
毎回、JTさんからの現地調査が行われ、計画通り事業が推進されているかチェックが入るが、真摯に事業を展開していることが評価されたのだと思う。
JT水戸支店長 中川雅之様、をはじめ担当部長の鴨志田様、JT本社CSR推進部社会貢献室長 草柳様、大好きいばらき県民会議専務理事兼事務局長 橋本様、茨城県社会福祉協議会部長 篠原様、茨城NPOセンター・コモンズ事務局次長 大野様、そしてマスコミ関係者がご出席された。
糸井課長の進行で式が始まり、助成金交付書が中川支店長より私に授与された。その後私から事業の概要をお話し、メインである2013年度の事業報告、2014の事業内容を責任者の山崎事務局長が担当した。事務局の佐藤さんが心を込めて作成してくれたパーポイントによる画像を示しながら、わかりやすく事業内容を説明してくれた。
交付書の授与
中川JT水戸支店長(右)
質疑応答の時間
出席者は、時折大きくうなずきながら、説明に聞き入っていた。約40分の事業報告の後、関係者より質疑応答があった。本社のCSR推進部の草柳氏より、助成が無くなった後の事業継続の展望を問われた。多くのNPOが抱えるの弱点をつかれた感じだが、様々な自然体験への参加費を赤字が出ない金額に設定していること、
一方で参加者が満足してリピーターとなるよう企画力、個々の技量の向上、を図るべく研修会等への積極派遣を考えていることをお答えした。
その他、NPOが直面している後継者の問題、財政等の質問があったが、事務局がそれぞれの立場でお答えした。
最後に参加者全員で記念写真を撮っていただき、帰路に着いた。
参加者との記念撮影
多くの応募団体の中から選ばれた当会の責任は重い。その期待を裏切らない活動を今後も継続したいと心から思う。
山崎さんより、会議中「中川理事長は将来、自然学校を視野に事業展開を考えているようです。」の発言があったが、確かにその思いは強い。しかし、その道のりは容易ではない。理事や会員の皆様に理解され、強固で普遍的なポリシー(方針)を共有し、参加費を払ってもまた行きたいと思ってもらえる様な企画力、子供の心に残る「何か」が必要な気がする。
企画し実行するだけでは不完全で、様々な自然体験企画を通じ、子供たちに何を感じてもらいたいかを話し合い、スタッフ全員がそのことを準備の段階から共有し合えるようになることがとても重要だと思う。
設立の原点を忘れず、利益を上げ、その組織の発展と継続を図り、さらに地域社会に貢献する。夢のような話であるが、「夢は目標に向かい、一つ、一つ実行することによって叶う。」ということを信じて、進んで行きたい。
JTさん 有難うございました。