里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

第6期わんぱく自然塾 始動

2018-05-18 05:24:28 | Weblog

5/13日(日)第6期わんぱく自然塾・入塾式が五郎助山で開催された。 募集開始から4日で定員に達し、市内外より14校・34名(男子18名、女子16名)の塾生でスタートした。

 受付です

今期より幸田光子 新塾長のもと1年間(6回・隔月)連続開催される。今期は34名中、20名が初参加である。学校から一人参加した塾生も8名いる。初めてこの塾に参加させる保護者の方はご心配だと思うが、経験豊富なスタッフ12名(男6名、女6名)が全力でサポートするのでご安心いただきたい。 

 班ごとの自己紹介(ニックネームは好きなように呼んでください)と言っていました。

 

 新塾長の挨拶です。(とっても美人です)

子供たちはそれぞれ個性を持って参加し、初めて見る他校の塾生との交流はかなり神経を使うことになると思う。しかし、その緊張感、勇気をもって話しかける体験、友情が通じた喜び がこの塾の狙いでもある。

昨年この塾に3年連続で参加し、今年から中学生になった「里山名人」3名(男1、女2)もスタッフの一員として後輩のサポートに回ってくれた。 塾生は兄弟、出身学校を極力分散し、より多くの友達ができる様、4班編成に宮本副塾長が腐心してくれた。

各班長とも今年で3年連続の参加で五郎助山をよく知っている頼もしい存在である。

入塾式では わんぱく自然塾のこと、注意すべきこと、スタッフの紹介、塾生の自己紹介、記念撮影と進み、参加者の緊張をほぐすためネイチャーゲームが行われた。女性スタッフによる「ノーズ」「音いくつ」「私は誰でしょう」をソフトな語り口で進行し、塾生たちからは思わず笑みがこぼれていた。

その後、各班に分かれ、遊歩道を歩きながら、要所、要所で五郎助山の特徴をスタッフが説明し、1年間、友達と過ごす場所を念入りに探検した。

お昼は「助っ人スタッフ」3名(女性)が作ってくれた「友情カレー」。全員、同じ釜の飯を食べた。 一緒に食事をすることは塾生同士、スタッフと塾生の距離を縮めるのに効果絶大なのだ。

お腹がいっぱいになり、次回の再会を約束して解散となった。 開会から解散まで我が子の様子を見ていた親御さんもお二人いたが、おそらく初参加のお子さんがご心配だったのだろう。しかし、それは杞憂だったと感じたに違いない。 お二人の笑顔がそれを証明していた。

私たちスタッフは楽しい思い出と、心に残る何かを 塾生たちに提供する義務を負っている。私たちを信じて子供たちを預けてくれた親御さんたちの期待もひしひしと感じている。 

子供たちを送り出した後、振り返りの時間を持った。初回のアンケートをもとにいろいろな意見が出た。

新塾長はこれらの意見を早速次回に活かしたいと言った。 今期はさらに充実した自然塾になると確信している。

 

 

  【小学校別・男女別・学年別内訳】        
  小学校名   回数 6年生 5年生 4年生
  関 城 西 小 4 6   10 2 7 1
  関 城 東 小   1   1 1    
  下 館 小 5 1   6 3 2 1
  竹 島 小   1   1 1    
  河 間 小   1   1     1
  大 田 小 3 1   4   1 1
  嘉田生崎小   1   1   1  
  大 村 小 1 2   3 2   1
  上 野 小 1 1   2     2
  古 里 小 1     1   1  
  新 治 小 1     1     1
  下妻・高道祖小 1     1   1  
  結 城 小   1   1     1
  古河第一小 1     1   1  
  計(14校) 18 16   34   9 14 9
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新緑の五郎助山&モニタリング

2018-05-04 06:10:17 | Weblog

今、五郎助山は新緑が美しい。 トンボ池も満々と水を貯め、長い眠りから里山が輝きだした。 ぶらりと森を歩いた。

今年の春は早い。

いつもなら5月に咲くキンラン、ギンランが4月に咲きだした。

昨年から始めた希少植物のモニタリングを今年も行う。 

5m×5mの方形を3か所作り、その中のキンラン、ギンランを中心にその範囲に生息するすべての植物を3年間にわたり、数の推移、種類と位置、身長を調べる。 根気のいる調査であるが、貴重な資料になると期待している。

前、自然博物館学芸員の小幡先生を中心に会員3名が調査員として定期的にモニタリングをしている。

 

 

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摘果作業

2018-04-26 05:32:44 | Weblog

史上最速で開花した今年の梨。 今、摘果作業に追われている。草生栽培(自然栽培)10年目を迎え、梨園の草の種類に変化が出てきた。個人的な意見だが、梨の木と相性の良い草が多くなってきたと感じている。

草は1年を通じ一切、刈らない。一種類の草が実を結ぶとやがて枯れ始め、次から次にその季節に応じた草が生え、やがて枯れる。その積み重ねで土地が肥え、ミミズが繁殖し、やがて肥料は必要なくなる。 というのが自然栽培の理論である。もちろん農薬も一切使わないというのが究極の自然栽培であるが、残念ながら回数は減らしているが完全無農薬には到達していない。

この先、土がどう変わり、その土に根を張る梨の木がどう変わり、その果実がどう変わるのかとても楽しみである。まさに農業(自然))の醍醐味を味わえる瞬間だと感じている。 はたで見るとなんと管理されていない草ぼうぼうの畑と映るかもしれない。 すでに人の目は気にならない境地になっている。 今年の梨はどんな味の梨になるのかとても楽しみである。

 

 

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第6期わんぱく自然塾申し込み開始4日で定員オーバー

2018-04-17 18:43:55 | Weblog

「第6期わんぱく自然塾」が申し込み4日目で定員(30名)オーバーとなり、本日で締め切り、最終的に34名の受け入れとなったと幸田塾長より報告を頂いた。

5月13日が入塾式であるが、これから名簿の整理と班編成が行われ、4/22日にはスタッフ(12名)の顔合わせが予定されている。 当初は地元関城地区からの応募が圧倒的に多かったが、回を重ねるほどに参加校がばらけてきた。また、強い意志を持ち、たった一人で参加する児童も増えている。

初めての場所で初めて会うスタッフ(大人)、そして学校も年齢も違う輪の中に入るプレッシャーは相当のものだと思う。

しかし、1年間(6回)五郎助山という自然の中で様々な体験を通じ、初対面同士が徐々に心を開き、距離を縮め、笑顔が多くなり、冗談を飛ばし合う仲になって行く。 小学生の一時期ではあるが大変貴重な経験だと思っている。

今回から幸田さん(主婦・3人の母)を塾長とし、11名(男6名・女5名)のスタッフが脇を固め、参加児童のサポートをする。

参加してくれた塾生たちに「参加して良かった! また参加したい!」と言われるよう、スタッフ一同今まで以上に気を引き締め、楽しく、厳しく、面白い、自然塾にしたいと願っている。

応募された皆様、本当にありがとうございました。

 

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第6期わんぱく自然塾募集開始

2018-04-14 04:30:21 | Weblog

本日、4月14日(土)より4月21日(土)まで第6期「わんぱく自然」の募集が始まった。

募集に先立ち、過日(4/12)新塾長となった幸田さんと二人で市内20校の小学校に募集チラシを持参し、訪問した。当初4/10に配布予定であったが、梨の受粉作業と重なり、幸田さんに無理を言って延期していただいた。

今年も4年生、5年生、6年生の児童が対象である。AM:8時30分に五郎助山に集合し、私の車で地元、西小学校、東小学校から配布をスタートした。

宮本塾長代理が用意してくれた募集チラシは3000枚。各学校別に封筒に分けられ、これまでの各小学校からの参加人数の資料も添付されている。いつものことながら完璧に準備が整っていた。私は6回目の各学校訪問となるが、幸田さんにとっては初めての体験である。

20校中、4校でかつて西小でお世話になった先生がそれぞれ赴任されており、歓待していただいた。いつものことながら大変嬉しい瞬間である。途中お昼を挟み、午後3時にすべての小学校を回り終えて五郎助山に帰還した。 走行距離は120kmを超えていた。

郵送でも事足りる作業だと思うが、各学校の「わんぱく自然塾」に対する反応、また当会についての反応も感じ取れるので、大変ではあるが貴重な体験でもあると思っている。新塾長となった幸田さんも同じ思いを持っていただいた。

今年はどんな子供たちに会えるのか? 昨年参加した塾生は今年も参加してくれるのか?・・  

期待と不安が交差する1週間となる。

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史上最速の梨開花

2018-04-06 06:41:45 | Weblog

今年は桜の開花も記録的であったが、梨も史上最速の開花となった。例年4月20日前後がこの辺では幸水、豊水の満開日であるが、それから比べると2週間近く早い。植物は低温にさらされると休眠が打破され、その後の雨量と気温の関係で開花が進むという。昨年の暮れから今年にかけて特に寒さが厳しく、雨量も多く、3月が記録的な気温上昇となった。今年の気候がまさにそれに当てはまったようだ。 

私も約60aの梨を栽培しているが授粉用の花摘みと受粉の準備でてんてこ舞いしている。田んぼの準備も始まり、すべてが一度に集中してしまった。 開花が早まると、晩霜の危険性が高まり、梨農家にとっては今後の気象情報に目が離せない。受粉直後に晩霜に合うと、結実せず、大きな被害が出てしまう。 梨は一年一作なので、この時期の晩霜は死活問題となる。

梨農家は年々減少の一途をたどっているが、こうした毎年のように起きる異常気象もその一因になっている。 関城地区の20代、30代の梨農家後継者は現在5名前後と聞いている。 私の息子もサラリーマンで農家は継がない。 親父が元気なうちに梨棚を整理し、更地にしてほしいと言われている。

更地にするのに10a当たり20万~30万かかるといわれているので息子としてはその負担を自分が負うことに不安を感じているらしい。  梨農家の友人たちは皆同じ事を言っている。昔は誰かがその梨園を借り、規模拡大を図ってきたが、現在では借り手も無くなり、 梨栽培から身を引くにしてもお金がかかる時代になった。

この地区では農協を通じた一元出荷が昔から定着しており、観光梨園の芽を育てなかった。そのことが果たして農家にとって吉となったのか、私は大いに疑問を持っている。経営的にもいろいろな取り組み、その後押しがあってもよかったのではないだろうか?

今さら言っても始まらないが・・・  いや、今からでも遅くない。・・・・

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リスク マネジメント研修会

2018-03-21 05:49:31 | Weblog

 

3月18日(日)関城地区のペアーノ(生涯学習センター)第一研修室で会員を対象に、リスクマネジメントの研修会を開催した。

近年、五郎助山には様々な人がそれぞれの目的で来訪され、その数も年々が増えている。身近な自然を手軽に味わえる場所として認知され、大変ありがたいことであるが、自然が相手ということで様々な危険(リスク)も潜んでいる。

私自身、オオスズメバチの巣に気づかず、近づき過ぎ、6か所も刺され、一日入院の憂き目にあった。 事前に作業場所の下見をし、危険個所をマークしていたら防げた事故だったと思う。今年はJTBモニターツアーのコースにも組み込まれ、都会の旅行者も来訪された。 

管理・運営を任されている当会が、来訪者が怪我や、事故に遭遇せず、楽しい思い出とともに帰宅できることを今まで以上に真剣に取り組む重要性を感じている。それは会員一人一人が同じレベルで危機感を共有する必要があり、専門的な考え方を学ぶ必要があると感じていた。

 

講師はNPO法人チャウス自然学校の加藤正幸代表である。昨年、当会の研修先として伺い、講話を頂いた。 全会員に聞いていただきたい内容だったので今回改めて講師としてお招きした。 会員30名の他、同じような活動をしている団体にもご案内し、2団体(4名)の方が参加してくれた。

■スケジュール■

1000 開会

1010 安全管理・リスクマネージメントの

    基礎知識

1110 危険予知トレーニングの実際(実習)

1150 質疑・応答

1200 昼食(休憩)

1245 クシ

活動をチェックする。

フィールド・プログラム・道具・緊

急時の対応・対策

※実際に活動現場をチェックします。

(約30分程度)

1330 現場から研修会場へ戻ってきて、現

 状の安全対策について考える

1450 終了

1500 解散

理事は8:30分集合。会場の準備に取り掛かった。椅子、テーブルを加藤代表の指示通りに配列し、プロジェクター、スクリーンを設置した。 加藤代表は9時に到着し、会場にご案内した。 「途中、果樹の棚を多く見かけましたが、この地域はブドウの産地ですか?」と問われたが、ここは梨の名産地で、私も梨を作っているとお答えした。

会場の準備ついては満足されたようで、代表の用意したパソコンに機器をつなぎ、すべての準備が整った。開会まで時間があったので私たちの活動拠点である「五郎助山」をご覧になりますか?と尋ねた。「ぜひ!」ということでご案内した。

五郎助山に着き、設立当時から今日に至る様々な施設を案内し、森の中を二人で歩いた。特に施設を見て「すごいなー、すごいなー」を連発されていた。

加藤さんのところは自前のホームグランドは持っておらず、子供たちを連れ、遠方にある海、山、川に出かけているという。そのためか五郎助山という身近な活動拠点を持ち、自前の様々な施設(手作りのバラックではあるが)のある環境をうらやましいと感じたのかもしれない。

私たちにとって五郎助山は当たり前の活動場所であるが、小さくとも事務所もあり、ほどほどに必要な施設も整っており、市街地にも近く、子供が学校から歩いてこられる距離で、コンパクトに保全された自然。そんなところははなかなか無いかも知れない。 改めてこの場所が多方面で優れた場所であることを再認識させられた。

特に水辺と、森が一体に配置されていることを好感されていた。しかし、この間、この場所に潜む「リスク」も私との会話、歩きながら的確に把握し、この後の講義に生かされることになった。

会場に戻ると、参加者は全員席に着き、開会を待っていた。予定通り午前10時きっかりに始まった。プロジェクターを使い、5,6人が一つのテーブルを囲み、自然体験のリスクにかかわる設問をみんなで意見を出し合う。私の班でも自分には思いつかない意見が飛び交った。

加藤代表が言う。「皆さんがそれぞれ活発に意見を出し合い、議論し合うこのスタイルがリスク回避にとって重要な作業です。」と・・・

当たり前であるが、慣れてくると、昨年もやったから何とかこなせるだろうという思いがあり、この部分をおざなりにしてしまうきらいがある。イベント終了後の「振り返り、改善、実行」が重要でそれを繰り返すことで、よりクオリティーを上げることが出来る。

あっという間に午前中が過ぎ、昼食となった。午後からは五郎助山に場所を移し、活動現場での研修となった。当会にはいくつかの部会があるが部会ごとにリスクを出し合った。ところが思いのほか足元のリスクが見つからず、他団体の参加者からの指摘にハッとさせられる場面も少なくなかった。

今後、来訪者、第三者からの指摘には謙虚に耳を傾けなければならないと感じた。現場での研修を終え、第一研修室に戻った。加藤代表より現場でのリスクを何点か指摘された。すべてがもっともなことで直ちに改善したい。

また、イベントの募集要項の記述についても指摘があり、専門家ならではの視点でとても参考になった。午後3時、予定の時間どおり研修を終了した。「今度はご家族を連れて遊びに来ます。」と加藤代表が言ってくれた。 研修は実行して初めて実になるものである。早速できるところから始めたい。




 

 

 

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「第6期わんぱく自然塾」始動

2018-03-12 06:23:32 | Weblog

 

3月10日(土)は定例作業日である。前日、前々日の大雨の痕跡が残る里山であったが、浸透性の良い森の中はフカフカで作業は順調に進んだ。伐採した丸太、枝を運び、刈り残ったエリアの下草刈りを行った。

女性会員の心を込めたカレーを頂き、午後からは作業部会を開き、理事会での議案の報告、今後の事業の日程、打ち合わせ、を副理事長の関根さんの進行で行った。3月18日(日)は会員を対象にしたリスクマネジメントの講習会が開かれる。講師は昨年、研修先として訪問したチャウス自然学校の加藤正幸代表である。

お陰様で里山は子供たちの自然体験の場、住民の憩いの場として定着し、今後は筑西市の観光資源の一画としても期待されているが、自然が相手だけに安全面でのリスクが高い。来訪者の事故や怪我を100%防止することは無理かもしれないが、できる限り回避する努力をしなければならない。

来訪者に対する万一の保険は市、そして当会が重複して加入しているが、リスク回避に対する会員の共通の心構え、その対策を習得することは極めて重要であり、そのためのセミナーを開催する予定である。 同じような活動をしている他団体にも呼びかけ、参考にしていただけたら有難い。

作業部会終了後、第6期わんぱく自然塾に向け、スタッフの会合を行った。過日(卒塾式終了後)新塾長として副塾長の幸田光子さんを推薦し、快諾を頂いた。幸田さんは当会の貴重な若手女性会員であり、ネイチャーゲームの指導員でもある。お子さんと共に様々な当会のイベントに参加し、当会の活動意義を十分理解し、今後の「里山を守る会」を担っていただける方と確信している。

わんぱく自然塾のスタッフは女性が多い。しかも30代、40代、50代の若い世代で当会でも際立ったセクションになっている。

第6期は新たに2名の若手女性会員が加入し、スタッフ13名中、6名が女性(5名がネイチャーゲームリーダー)となる予定であり、子供たちにとっても保護者にとっても女性スタッフはソフトで男性スタッフとは違った安心感があるようだ。

五郎助山で「森のようちえんごろすけ」という自然保育育児の会が現在活発に活動しているが、スタッフ3名はその卒業ママである。 

「幼児期の子供たちを自然の中で自由に遊ばせたい」と思うお母さんたちの集まりであるが、私たちの活動と共通する理念であり、私たちも全面的にバックアップしている。将来、そのお母さんの中から、当会のスタッフとして参加していただけることを大いに期待している。

世代間のつながりが少しづつ実を結び始めたが、まだまだこれからが大切で、誠実にしっかりとこの活動を継続し、共感していただける新しい会員の拡大を図って行きたい。

里山日記をご覧くださっている方にも是非参加していただけたら大変ありがたい



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小学生最後の里山授業

2018-03-01 05:35:58 | Weblog

2月26日(月)今日は西小5,6年生が今年度最後の里山授業に五郎助山に来る日だ。6年生にとっては小学生最後の授業となる。恒例の授業となって久しいが、体験授業の後、子供たちからは6年間の感謝の集いが私たちに向けて行われる。

 5,6年生来訪

 冒険広場に集合

会員は8:00集合。この日はできるだけ多くの会員に出席していただくよう連絡済みで、私たちにとっても6年間一緒に自然体験・里山整備に協力してくれた子供たちに一言お礼を言いたかった。

手斧による薪割り、動力機械による薪割り、伐採した木の枝を砕くチッパーの体験、大ノコギリによる大木切り、小ノコギリによる枝切り、そして枯れ枝拾い、と6種類の作業を6班が20分間隔でそれぞれが体験する内容になっている。

学校から徒歩で約20分(5、6年生の足)通いなれた五郎助山への道も今日が最後となる。

9:20分。先生に引率された子供たち110名が到着した。5,6年生にとっては勝手知ったる庭になった五郎助山。会員が待つ冒険広場に余裕で整列し、本日の日程を事務局長より聞く。

大ノコギリ担当の中山、小島、相沢。

皆大きくなった。初めて五郎助山に来た1年生の頃を思うと感無量の親心になってしまう。各担当を紹介し、早速その後に付いて現場に移動。私は昨年に引き続きチッパーの担当である。

 チッパー体験

 薪割り体験(手斧)

 薪割り(動力)

 大のこぎり切り

約1時間半の作業を終了し、休憩の後、自由時間となった。最後の五郎助山を慈しむように思い思いの場所で友達と戯れる子供たち。この場所がいつまでも続くことを改めて願った。

11:00、感謝の集いが始まった。進行は子供たち。まず、代表者から6年間の五郎助山の思い出と感謝の言葉が朗読され、感謝状が当会に授与された。その後、みんなで「ふるさと」を3番まで合唱した。

 

「ふるさと」の歌詞には「うさぎ追いし、かの山 こぶなつりし、かの川」とあるが、大人になり、この歌を歌うとき、五郎助山の森やホタル川・トンボ池が友達の顔とともに蘇ってくれることを願っている。

当会からは返礼に会員が製作した梨の木で作ったモニュメント「絆」を贈呈した。 是非「里山を守る会」と「西小学校」の絆の証として玄関にでも置いていただけたら嬉しい。

6年生には「中学生になっても遊びに来てね。」と言った。

 

 

 

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わんぱく自然塾 卒塾式

2018-02-22 05:18:24 | Weblog

2月18日(日) 第5期(平成29年度)わんぱく自然塾の卒塾式を迎えた。 卒塾生は30名であるがインフルエンザ、発表会等の重複で26名の参加となった。

 最後の受付

 全員集合!

記念植樹(イロハモミジ)の掘り起こし、移動、定植。記念プレート書き込み、ドラム缶ピザづくり、卒塾証書の授与が執り行われた。市内12校、市外1校の小学生(4年生~6年生)が1年間(全6回)様々な自然体験プログラムを共有した。

(植樹用の苗木を掘りにリヤカーで現場に向かう)

掘り出した苗木を積み定植場に(リヤカーを引くのが好きだ)苗木のほかに人間も積んでいる。

 掘り起こし

  くい打ち

年齢も学校も違う子供たちが一堂に会し、「自然の中で群れて遊ぶ」ことを実践している。 13校中たった一人で参加している児童は8名もいる。スタート当初(25年度)参加学校は8校で参加人数も23名であった。 当会の知名度も低く、市内20校ある全小学生を対象にした自然体験、しかも1年間を通じた自然塾というものは過去になかった。

 自分で生地にトッピング

 ドラム缶ピザを焼く

 各自記念プレートに名前を記入

 2本の記念樹にプレート設置

 

(風が強くなったので囲炉裏がある五郎助庵にて卒塾証書の授与を行った。)

担当者と全校を廻り、チラシと趣意書を配布し、ぜひ子供たちに参加してくれるようお願いした。回を重ねるほどに学校側の反応も良好となり、参加者の数も増え、ここ1,2年は募集開始、数日で定員(30名)に達するようになった。3年連続で参加した児童には「里山名人」の称号が贈られ、中学生になっても後輩のサポーターとしてわんぱく塾に参加できる。今年も2名にその称号が贈られた。来年度は9名の候補者がいる。

 

参加者にとって、初めての五郎助山。そして初対面の友達。しかも1年間。すべてが初めての体験で初日は顔が引きつり、緊張の連続だったと思う。しかし、次第にその緊張も解け、先輩(班長)の指導に従い、仲間と溶け合い、様々なゲームや体験を重ねて、その絆を深めてゆく。

この体験が参加者の心にどのように残り、どのように反映されるのかはっきりとしたことは正直わからない。しかし、新しい友達が出来、家族以外の見知らぬおじさん、おばさんと言葉を交わし、自然の中で共に過ごした時間は決して無駄ではないと確信している。

来年度に向け、新しいスタッフの顔ぶれも整いつつある。 子供たちの輝くような笑顔を見たとき、この塾は里山とともに永久に継続したいと思った。 

 

 

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