里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

台風一過

2016-08-24 05:55:35 | Weblog

8月23日(火)台風9号の暴風で、トンボ池近くのケヤキの木1本が倒れた。一報を受け、現場に急行した。 

  根が腐っていた。

五郎助庵に通じる道路がふさがれてしまった。早速、地元の会員に伐採の応援をお願いした。最初に到着したのは中山さん。とりあえずチェーンソ―を準備し、枝を切り始めた。間もなく山崎さんも到着し、ほどなくケヤキが道路から消滅した。

 樹齢20年以上のケヤキ 

日向野(兵)、菊池、小島の3名も到着したので、斜めに傾いた、もう一本のケヤキもこの際伐倒し、安全を確保した。

道路、冒険広場遊歩道にもおびただしい小枝、枯木が散乱しているので、明日も有志で整備することにして、帰宅した。

8月24日(水)

整備二日目。

 今日も理事を中心に5名で、五郎助山に通じる道路、冒険広場を中心に清掃が行われた。それぞれ仕事もあるので、午前中に終了した。

 道路に落ちた小枝も集めて撤去 

広大な五郎助山を本格的に清掃するには臨時の作業日を設ける必要があるとの判断で、8月27日に設定した。この日は来る「第14回里山フェスティバル」の打ち合わせも予定されている。

約6ヘクタールの里山の維持管理は中々、大変である。新しい仲間を増やそうと各方面に呼びかけている。


川島保育園、園児来る

2016-08-24 04:58:14 | Weblog

8月8日(月)今日は川島保育園の園児(70名)と保育士の皆さん5名が初来場された。同保育園に通園する関城地区の保護者の方に当会や五郎助山についてお話があったらしく、事前に下見をされ、今回の初来訪となった。

 駐車場から歩いて到着 

マイクロバスで2回に分けて園児たちは来場した。当会からは4名がサポーターとして園児に対面した。 私から五郎助山のこと、虫取り、エビガニ取りについてのお話をした。

 園長先生のお話

早速、カブトムシ、クワガタの捕獲を目指すグループと、エビガニ、小魚の水辺グループに分かれ、森に、池に繰り出した。カブトムシ、クワガタの捕獲はこの時間帯は難しい。それでも粘り強く探し、数匹のカブト虫をゲットした。

 カブト虫は難しかった 

森のグループは水辺へ、水辺のグループは森の中へ場所を変え、約2時間の里山遊びを満喫した。

 エビガニはたくさんいた  

瞬く間に時間が過ぎ、帰園の時間となった。「また、来たい人!」と保育士のお姉さんが聞いたらほとんどの園児が「ハーイ。」と元気に手を挙げた。

 お迎えのバスに乗って御帰り   

また来てねー。


少々バテ気味です。(わんぱく自然塾3回目開催)

2016-08-08 04:49:34 | Weblog

昨日、(8月7日・日曜)今年3回目のわんぱく自然塾を開催した。 夏休み中なので家族旅行や、色々と子供たちも予定が多く、23名の参加となった。

今回の目玉は「流しソーメン」である。数日前に行った里山キャンプと同じ手順で、それぞれが使用する汁受け、箸を自分で作った。初めて手にするノコギリ、ナタ、ナイフに当初とまどい気味であったが、会員の指導を受けながら、次第にうまく使えるようになっていった。

約1時間かけて、うつわ、箸を仕上げ、いよいよ流しソーメンの会場へ移動。

約10mの竹といをはさみ、2列になって、里山のおばちゃんが茹でてくれたソーメンんが流れて来るのを待った。第1弾のソーメンは川上に陣取った上級生にことごとく捕獲され、川中、川下の塾生からブーイング。 しかし、切れ目なく流れて来るソーメンに不満の声は無くなり、美味しい汁と、薬味、天ぷらを合わせて、モリモリ食べていた。キャンプの時と同じで、驚くほどの食欲を発揮し、山もりのソーメンを運ぶ会員は折からの猛暑に汗だくだった。

お腹いっぱいになった塾生たちは今度は流す方にまわり、スタッフのお腹を満たしてくれた。いつもながら女性会員の作るだし汁、薬味、天ぷらは絶品である。最後に竹樋の前に立ったおばちゃんたちに、お礼をこめて、ソーメンを流した、塾生たちは家族の迎えが来るまで自由に遊び、自分で作った竹の器を記念品として、持ち帰った。次回は10月16日である。

この日、午後3時から来たる10月9日に開催予定の第14回里山フェスティバルの打ち合わせが行われ、当会と協賛する「森のようちえん五郎助」の皆さんと当日予定の「森のマルシェ」に出店予定の職種、出店の場所の確認を行った。

今年は、挽き立てのコーヒー、焼き菓子、オーガニックの農産物、フリーマーケットなどなど、新しい試みが用意されることになった。今後「里山」という環境を生かしたフェスティバルを探求し、これに合う団体の参加を促し、筑西市のメインイベントの一つに数えられるよう成長したい。

この時期、梨の収穫と重なり、母ちゃんには苦労をかけている。折からの猛暑で睡眠不足もあり、少々バテ気味である。今日も川島保育園から園児70名が初来場のため、出番である。 自分が選んだ道だが体力の衰えを感じている。


第7回里山キャンプ 無事終了

2016-08-03 03:44:05 | Weblog

7月28日(木)29日(金)に開催した第7回里山キャンプが無事終了した。 参加希望者37名、全員が元気に集合し、二日間のキャンプを楽しんだ。実行責任者の宮本さんには計画の段階から最終日までご苦労をおかけした。今回、初めてスタッフとして参加いただいた会員の方も積極的に動いていただき、来年に繋がるキャンプになったと感じている。

昨年は60名を超える大キャンプとなり、まとまりに欠ける部分もあり、やはり、30名内外が適度な人数であることを再認識した。また、里山名人としてサポートしてくれた8名の中学生、高校生もとても良く動き、後輩の面倒を見てくれた。

今回5名の里山キャンプ名人が新たに誕生したが、東小から初めて一人の名人が誕生した。これを機会に、東小に於いても更に参加者が増え、名人を目指してもらいたい。

キャンプを2泊にしてもらいたいという要望が以前より子供たちから上がっているが、確かに2泊3日だと余裕のある日程を組むことが出来、子供たち同士の交流も深まるだろう。会員のスケジュール調整も必要だが、ぜひ実現したいと願っている。

キャンプ期間中、西小、東小の校長先生をはじめ、両校の先生方には、お忙しい中、足を運んでいただき、子供たちを激励していただいた。大変嬉しく、また有難く感じている。 当会と学校の蜜なる連携が保護者や子供たちに安心を与えてくれていると改めて感じている。

今後もこのつながりを大事にしたい。そして回を重ねる毎にこの里山キャンプが進化し、質、量ともに拡大していける様、精進したいと思っている。子供たちの心に残るキャンプを目指したい。

 キャンプ初日 

 勢ぞろい

東小 須藤校長のご挨拶 

 テント設営

 自由時間

 夕食の準備

キャンプファイヤー

    

二日目

 朝食の準備 

                         まだ眠い 

 味噌汁は自分たちで作りました 

 木工クラフト(焼き板)

 カブト虫まで塗ってしまいました 

ソーメンの器・箸づくり

 ベテラン会員が模範指導

 竹といの準備

 流しそうめん スタート

 食べる、食べる 

 ちゃっかり組(残り物には福来る)  

お別れの会

 輪になって五郎助山に感謝! 

 また来年ここで会いましょう。