4/17日~21日まで受粉作業が続いた。今年は天候に恵まれ、受粉は極めて順調だった。豊水はすでに受粉した花の実が少し膨らみ、豊作の予感。
現在は授粉機を使った作業が主役となり、能率は格段に上がったが、一方ですべての花に花粉が降りかけられるので、気象条件が良いと実が着き過ぎてしまう。
その為、摘果作業が大変なことになる。 実が着かないと困るし、着きすぎても大変。
家族総出で人を頼み、一つ一つの花に梵天で花粉を付けていたかつての受粉作業が懐かしい。
これからは、7日から10日のサイクルで消毒を行う。SS(スピードスプレアー)での散布となるが、あちこちの梨園でサイレンのような音を響かせて走る赤い色のSSを見かける季節となった。
田んぼに目を移すと赤や青のトラクターがあちらこちらで活躍中だ。用水に水が流れ、いよいよ田植えの準備も本格化した。
日本の農繁期が始まった。
さて、第7期の「わんぱく自然塾」の募集は定員に達したため、4/20日で締め切った。1日目(4/16)で21名があっという間に集まったが、そ
れ以降はさみだれ式に申し込みがあり、定員に達するまで5日を要した。
今回の特徴は地元西小の参加者が少なく、一方で他校(大田小・東小)の参加が目立っている。7期目を迎え、参加の範囲が広がっている。
参加学校が固定されないということは歓迎すべきことなのだろう。
1年間(6回)市内外の小学生が一堂に集い、様々な自然体験を通じ、交流を図ることは素晴らしいことだと思う。
初めての場所で、初めて出会う同年代の少年、少女。
相当な緊張感があると思うが、違う人格とまじりあいながら、今までとは違う自分を見つけてほしい。
このような企画は行政ではむずかしいと思う。 我々NPOの真骨頂が試される場でもある。
真摯に子供たちと向き合い、スタッフ一同、ベストを尽くしたい。