第15回「里山フェスティバル」が近づいてきた。
昨年、森のようちえんとの連携で、初めて「森のマルシェ」をフェスティバル会場内で開催したが、今までの客層のほか、若い家族連れが多数来場してくれた。若いお母さんたちが主催する「森のようちえん」のネットワークが大いに貢献してくれたと思っている。スマホを利用したSNSの威力にも改めて驚いている。
今年もポスター200枚、チラシ5000枚を発注し、PRに努めているが、そのほか「ちくナビ」掲載、そして当会のHPに掲載し、SNSの力を借りている。今年、「森のコンサート」に初出演の 「りりぃさん」、「ミッキークレッシェンド」の皆さんも昨年このフェスティバルに参加いただいた方からのSNSによってこのイベントを知り、その縁で出演していただくことになった。映像とともにその情報を瞬時に伝達し、拡散して行く威力は想像以上である。
もっとも、実際に会場に足を運ばれ、情報通り、情報以上の結果でないと、それもまた新着情報として拡散するので、主催者としては気が抜けない。あまり、観客の動員ばかり気に掛けると、イベントの目的を見失うのでその辺は気を付けないといけない。
二胡奏者の酒井和嘉子さんもSNSのおかげである。ネットで出会い、何回ものメールのやりとりで二胡奏者としての腕前もさることながら「人」として品性が高く、尊敬に値する方であることをしみじみと感じている。 今回で4回連続ご出演を願っているが、相方の楽器が初回フルート、2回目チェロ、3回目バイオリン・ピアニカ、そして今回ビオラ奏者と、毎回、趣向を変え、腐心していただいている。
相方となる皆さんも酒井さんの人柄に惚れ、低料金でこんな片田舎の野外ステージに立つことを了解してくれているのだと思っている。しかも雨の場合を想定し、二日間お二人を束縛するわけなのでちょっと心が痛い。
里山フェステイバルはたくさんのスタッフそして多くの協力者によって成り立っている。 ふるさとの森で出会い、遊び、食し、素晴らしい音楽を自然の中で聞く幸せを、来場の皆様と一緒に共有したい。 そしてこの森が、自然が、永久に続くよう、誓う場にしたい。
ちくナビ→ http://www.chikunavi.info/event20171008.html