里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

「ふるさとの森を守ろう」は中止!

2022-01-18 06:27:16 | Weblog

1/22日に開催予定の「ふるさとの森を守ろう」は中止といたしました。

コロナ・オミクロン株の拡大で全国的に感染者が急増しており、筑西市においても感染者が続出し、1/15日に緊急の会議を開き、「中止」を決定いたしました。

 竹澤事務局長からはこれまで150名近い応募があり、会員を含めると180名を超える盛大なイベントとなる予定でしたが、安全優先ということ

で誠に残念ですが決断いたしました。

長期間にわたる自粛ムードの中で、久しぶりの野外での活動を楽しみに応募していただいた皆様には大変申し訳なく思っております。

ここ数日、「中止」の連絡で事務局は忙しい日々を送っています。

共催のコモンズさん、助成を頂いた古河市の白石製作所様にも事情を説明し、了解を頂きました。

2/13日には「野鳥観察会」も計画しておりますが、しばらくはオミクロン株の推移を注視してまいりたいと思います。

 

 


山入

2022-01-09 07:15:17 | Weblog

1/8日 平成4年の「山入」が行われた。 寒気もいくぶん緩み、快晴の山入となった。

山入の儀は10時からであるが、準備のため、8時に家を出る。五郎助山に着くと、すでに竹澤事務局長(副理事長兼務)は二つの薪ストーブに点火し、会員への暖のおもてなしに余念がなかった。

時間前にもかかわらず、多くの会員が続々と集合し、その都度 あちこちで新年の挨拶が飛び交い、にぎやかになって行く。

山入の儀式も21年目を迎え、会員もそれぞれが自主的に準備を進めていた。

儀式の後、雑煮を頂くのも恒例となっているが、昨年まで男子会員がその任を担っていたが、板長を務めてくれた理事が体調不良のため、今

回、日向野ユリ会員を中心に女性会員が腕を振るってくれた。

午前10時、玉串製作、奉納品、会場の準備が整い、全員が里山神社の前に集合した。

いつものように理事長が「にわか神主」となり、今年一年の会員と来訪者の安全・健康を祈願した。当然、コロナの終息も祈願した。

 

会員でもある設楽県議は今年も参拝され、当会の活動への激励も頂いた。和服姿に驚いたが、この後 成人式にご出席とのこと、里山雑煮を

一緒に食べていただき、力をつけて里山を後にされた。

また、ベテラン会員のお孫さんも成人を迎え、式典前におじいちゃんに振り袖姿を見せたいと立ち寄ってくれた。

彼女は幼少から当会のイベントに積極的に参加し、現在イベントポスターのデザインにもご協力いただいている。お母さんもバリバリの会員

で、親子3代にわたり、当会を支えてくれている。

  じいちゃん、お孫さん、設楽さん

当然彼女も里山雑煮を食べ、元気に式典会場へ向かった。

穏やかで、温かく、最高の「山入の日」となった。

今年こそ、明るく、復活の一年になる予感がした。


明日は「山入り」

2022-01-07 21:31:00 | Weblog

今朝(1/7)五郎助山に行った。 昨日降った雪が気になり、様子を伺いに軽トラで向かった。森の北口に位置する進入路は想像以上に積もっていた。 軽トラを四駆にセットし、雪道をものともせず走り抜けた。

そこは一面の銀世界。静寂の世界に包まれていた。一本のわだちもなく、独り占めのぜいたくな時間を頂いた。

明日、山入の儀式を行う里山神社に向かった。小さい獣の足跡が私を導いてくれた。赤い鳥居にはしめ縄が巻かれ、静かにその時を待っているかのよう。

しばし、白い世界に抱かれながら、俗世を忘れさせてもらった。 

明日は銀世界での山入になりそうだ。