4/28日、4/29日の二日間で木炭用の炭窯の改修工事を行った。炭窯製作の技術者である福島県の高野善兵衛さんに今回もお願いした。
昨年の大震災により初代の炭窯に大きなひびが入り、使用不能となり、かねてより善兵衛さんに改修をお願いしていたが、急遽来訪されることになり、二代目の炭窯作りが始まった。
今回の窯は大谷石でぐるりと囲み頑丈な窯となった。
こちらにも用意があるので事前に知らせてほしいといっていたのに突然「明日、夜が明けたら出発するから。」との電話。え~~さあそれからが大変。炭部会の平田部会長に連絡し、会員の都合を聞いてもらった。果たして、連休にも入るので、炭部会の方々の多くは予定が入っていた。今回は特に大谷石を多用し、地震にも強いがっちりした窯をつくるというのに・・・・
炭部会以外の会員さんに片っ端から電話をし、やっと4人を確保したが、一人を除き未経験者ばかりである。しかも肝心の部会長の平田さんも奥さんが体調を崩され、その看病に当たっており、今日は欠席とのこと・・・・
だから事前に連絡を、といったのに・・・・・・・・・・善兵衛さんを恨んだ。
腹をくくり、8時には五郎助山で善兵衛さんを待った。 するとだめだといった炭部会の会員が新人さんを連れ、集合場所にくるではないか。私が連絡しなかった人までどういうわけか顔を見せ、気がつくと10人も集まっていた。
窯を乾かす為の薪入れ。(火をつけて乾かす。)
これは一大事ということで次々に連絡を取り合い、ついには予期せぬ数になっていたのである。地獄で仏とはまさにこのことで、 感激してしまった。
左、青い帽子の方が善兵衛さん。
善兵衛さんは現場を見て、「今日と明日、二日で完成させます」と宣言。 え~~本当かよ。
本当でした。彼は二日で完成させ、意気揚々と帰って行きました。(初代窯は3日かかかった)
高野善兵衛さん。福島県川俣町の方です。あまり口数が多くなく、時々ボソッと冗談を言います。
70過ぎの個性派の方です。
屋根工事は会員の手でやる予定になったいます。
今日は疲れました。とりあえず御報告いたします。