11月17日(水)川島保育園の園児(年中さん)と保護者、そして先生方(合計70名)が各々五郎助山で落ち葉さらい、焼き芋、クリスマスリースづくりを行った。当日は風もなく、小春日和のもってこいの遠足となった。
各自マイカーで五郎助山9:30分集合となったようだ。園長先生始め先生方は9:00に到着し、園児たちをお迎えしていた。 当会は本日、5名の会員で園児たちをサポートすることになっている。6:30分に五郎助山に集合し、焼き芋担当の飯村、白井、小島会員が早速、熾火づくりに着手した。乾いた薄い杉板に着火し、火力が安定したら、拾い集めた小枝、中枝、丸太を投入して行く。約、軽トラ2台分の材料が必要となる。
私と竹澤事務局長は落ち葉さらいの道具(熊手、てみ、もっこ、草刈りかご)をリヤカーに載せ、集合場所の冒険広場に運ぶ。今日は園児たちに焼き芋のラッピングまで体験させるということで、イモを巻く新聞紙を浸すバケツも用意した。
竹澤事務局長は園児たちが冷たかろうと、やかんにお湯を沸かし、ぬるま湯にすべく準備していた。(私は思いもつかなかった。)
園児たちが全員そろい、朝の挨拶の後、早速焼き芋の準備に入った。竹澤会員より、イモの包み方、アルミホイルの包み方を説明し、仕上がった芋は一輪車で焼き場会場へと運ばれた。その後を追うように園児、保護者が焼き場に着いた。
約2時間かけて作った熾火は円く平らにならされ、イモの投入を待っていた。 焼き芋担当の会員は熱で火照った赤い顔をしている。園児から受け取った芋を熱さに耐えながら熾火の上に均一にならべて行く。園児たちは落ち葉をその上に一掴み、かけて行く。園児や子供たちに「火の熱さ」を体験してもらうため、必ず行う当会のセオリーである。
焼き場から戻り、いよいよ落ち葉さらい体験が始まった。
初めて手にする「熊手」や「もっこ」に園児たちは初め戸惑いもあったが、ほどなくコツをつかみ、歓声を上げながら落ち葉を集め始めた。想像以上の我が子の働きにお母さんたちも思わず笑みをこぼし、一緒に落ち葉をせっせと集めている。
コロナ禍でこうした光景を忘れかけていたが、本日、やっと復活した。 里山には子供たちの歓声がよく似合う。約20分、夢中で落ち葉を集めてくれた。「落ち葉集め、終了!」の宣言をした。
次は落ち葉や木の実を使ったクリスマスリースづくり。保護者と園児の共同制作である。落ち葉や木の実は五郎助山には無限にあった。思い思いの作品が出来上がった。
丁度「サツマイモ」も焼き上がり、一輪車山盛りの焼き芋が会場に運ばれてきた。 ここで食べても、家に持ち帰ってもOKということで自由解散となった。
小春日和の中、レジャーシートを広げ、焼きたての芋と、手作りお弁当を親子でほおばる光景があちこちで見られた。
今月から来月にかけ、焼き芋イベントの申し込みが5組入っている。その都度、選抜された会員がサポートする。
忙しいが、なぜか笑みがこぼれる。 この忙しさがずっと続きますように・・・・