里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

還暦祝い。

2017-04-28 02:31:35 | Weblog

妻が還暦を迎えた。 

子供たちが昨夜、中華料理店で妻にはサプライズの還暦祝いを開いてくれた。 福岡にいる次女の里帰りに合わせ、周到におぜん立てをしていた。孫たちも あーちゃん(妻への呼び名)にプレゼントを用意していた。

私も、これまでの感謝を込めて、ささやかだがプレゼントを用意した。 思いがけない展開に妻も戸惑いと、うれしさで、終始にこやかだった。 縁があり、私と一緒になって37年。 3人の子育てと、孫の世話、そして舅、姑によく仕え、よく頑張ったと感謝している。 

生業のほかに里山を守る会というボランティアの仕事で、頻繁に家を空ける私をカバーし、黙々と作業をこなす姿に感謝と申し訳なさを感じている。

後継者が育つまで、もう少し、私のわがままを許してもらいたい。お互い健康で、できれば世界一周をしてみたい。

 


第5期わんぱく自然塾募集~終了

2017-04-18 05:22:50 | Weblog

第5期わんぱく自然塾の募集を4/10にスタートした。

スタッフの一員である森さんと二人で午前9時に自宅を出発し、まず下館地区の小学校を皮切りに、途中昼食を挟み、市内20校、すべての小学校を訪問した。地元東小、西小の訪問を終え、午後4時に帰宅した。改めて筑西市は広いとなと感じた。5回目となるため、どの学校も当会のこと、五郎助山という名前を憶えていてくれた。校長室に招いていただき、地元西小の自然体験学習のことなどが話題に上がり、つい長居をしてしまった場面もあった。

西小から市内の小学校に赴任した先生が暖かく出迎えてくれたり、初回の訪問のころとは確実に対応が積極的になったと感じている。

毎年度校長が変わったりするので、足を使ったPRがとても重要だと改めて感じている。(ちょっと大変だが・・・・)

翌日(11日)から私のFAXとパソコンにぞくぞくと申し込みの通知が届き始めた。締め切りは4/30日ではあるが定員30名になったらその時点で締め切りとなるため、出足がいい。11日には13名が、12日は10名、13日、12名の応募があった。最後の1名の時、ほぼ同時に3名の方の応募があり、3名全員を受け入れた。 その後も応募が続いたが事情を説明し、大変心苦しかったがお断りをした。

募集開始三日で定員に達したのは今回が初めてである。昨年初めて定員オーバーとなり、手ごたえを感じていたが、今回はそれを上回る速さである。 

しかも過去最多、13校からの申し込みとなった。 中でも下館小からの申し込みが10名あり、地元西小の8名を上回る応募であった。昨年参加した塾生がいろいろと自分の体験をもとにPRしてくれたとの情報もあり、口コミの力も大いに関係しているようだ。

32名の応募者のうち、19名が初参加であり、うち9名はたった一人で学校の代表として参加してくれることになる。その勇気と自然塾への思いを深く受け止め、スタッフ一同その期待を裏切らないよう、心を合わせ、塾生に向き合わなければと感じている。

今回、残念ながら定員オーバーになったため、参加できなかったお子さんを思うと、とても胸が痛い。

第5期わんぱく自然塾に応募していただいた皆様、本当にありがとうございました。

平成28年度 4月入塾式の様子

              

         

 

 

 

 


ご無沙汰しました。

2017-04-07 05:30:14 | Weblog

いろいろ 悩みが重なり、更新が出来ませんでした。

たる屋根工事完成の報告です。 平成12年に同級生の大工さんと厚さ5センチの杉板を市場から買い求め、樽の屋根材として工事をお願いしました。自然に溶け込み、良い風合いを出していたのですが、さすがに17年の風雪に耐えきれず、その役目を終えました。

 

今度はトタン葺きとなりましたが、会員だけで葺き替えをしました。延5日間(半日二日)で17人手間をかけ完成しました。茶色のトタンを選び、景観を損ねないよう配慮したつもりです。長年の懸案事項でしたが、これであと20年は持つと思います。

 トタン張り

 設置

 う~ん 重い

  完成

 

トンボ池の釣り場の改修、運搬機器の屋根の造作も予定しており、出費がかさみます。 設備の維持とともに後継者の育成も進めてゆかなければなりません。

保全している里山から目と鼻の先の山林約2ヘクタール(下妻市)がソーラー発電用地として伐採され、景観がすっかり変わってしまいました。。

 伐採された雑木林

五郎助山は幸いにも地権者の協力を得てソーラー発電業者の勧誘も断り、里山の原風景をとどめています

この環境を維持して行きたいと願っています。そのためには心ある人材が必要です。 心が穏やかになる森を保存し、子供たちや地域の人々が安らげる場所を残して行きましょう。 一緒に活動してくれる方を求めています。(性別、年齢は問いません)

https://youtu.be/Pk77cUGhyBQ      (ユーチューブ 五郎助山)

 

 


落ち込んでいます。

2017-04-03 04:04:56 | Weblog

私事だが、先日(3/28)義兄が急死した。68歳であった。

20日(彼岸の中日)に千葉からいつものように姉と、お彼岸の墓参りに来てくれた。まず義兄の実家で午前中を過ごし、午後、我が家で夕食といういつものパターンで、いつもと変わらず、帰宅した。23日から25日まで、姉と北陸に2泊3日の旅行に行き、大いに飲み、食べたという。 

26日、仲の良い友達にお土産を配り、ちょっと風邪気味ということで家で休養することになり、翌日も会社(自営)を休み、28日にかかりつけの医者に診ていただくと、腎臓の機能が著しく低下し、すぐに総合病院に行くよう指示されたという。救急車で到着し、専門医に診ていただいたが、診療中に、体調が激変し、ICUに運ばれ治療を受けたが、その日の午後9時ごろに亡くなった。

危篤の知らせを受け、結城にいる妹と二人で車を飛ばし、駆けつけたが、間に合わなかった。 悲しみの淵にたたずむことも許されず、あわただしさの中で葬儀の準備に追われ、3/31日通夜式、4/1告別式となった。 二人の子供も独立し、3人の孫を見たが、早すぎる別れであった。子煩悩な兄は私の孫にも好かれ、当日は家族全員で兄を弔った。

葬儀が終わり、一人になった姉を気遣い、妹はその晩、姉の家に残った。 思えば先祖の墓参りをし、姉と最後の旅行をし、仲の良い友達にお土産を配り、死を予見するかのような日々の流れに不思議な運命を感じた。