5月17日(日)午後2時から平成27年度第12回「NPO法人 里山を守る会」の総会が開催された。
筑西市 赤荻教育長をはじめ、関城西小学校 武井校長、関城東小学校 須藤校長、関城中学校 堀江校長、関城子ども園 箱守園長、そして大谷生涯学習課長、内藤農政課長 がお忙しい中、来賓としてご臨席頂いた。
また、会員の立場で 設楽 恵美子県議、大島 茂市議、森 正雄市議もご出席頂いた。
初めに、先日,急逝された山下高夫 理事に黙とうを捧げ、 瀬端昭弘氏を議長に選出し、議事が進行した。
第1号議案(平成26年度事業報告・平成26年度決算報告)2号議案(平成27年度事業計画・平成27年度予算案)3号議案(任期満了による役員改選)から4号議案(その他)まで慎重な審議の結果、可決、承認を頂いた。
平成26年度は林野庁からの補助事業約150万が特に大きい額となったが、平成28年まで3年間補助を受けられることとなった。主に里山整備に関する労務費の支給と整備に係る資材費の補助が主な内容である。
一方、JT(日本たばこ産業)の助成90万、農大跡地管理委託事業80万は平成26年度を持って終了する。
平成27年度の予算は6,769,753円である。
会費33万、賛助会費72万 合わせて約100万円が安定収入となるが、収入の大半は補助金頼みということになる。
今年度、市農政課の委託を受け、都市・農村交流事業の里山体験部門の企画を受託したが、行政よりこうした委託を受けることは当会の企画力、そして里山という場所が、魅力的な価値のあるものとの評価を受けたものと思っている。
今、地方創生を国を挙げて推進し、それぞれの地方の特色を活かした事業に多くの予算を付ける方針だと聞いている。筑西市は観光資源が少ないと言われて久しいが、私は里山(平地林)の環境も筑西市の立派な観光資源だと思っている。里山(平地林)の特色や自然体験を活かした企画力によって、都市部の人たちを呼び込めると思っている。ローカルな常総線と結びつけた自然体験ツアーも面白いと思う。
今後、行政に対しても里山と結びつけた様々な自然体験や観察会等のアイディア・企画を持参し、協同で筑西市の魅力を発信する場を持つべきだと思っている。
さて、3号議案(理事の改選)では3名の理事が退任し、同数の新理事が就任した。新理事の氏名、役職は下記の通りである。
平成27、28年度 理事
〔理事長〕 中川 行夫
〔副理事長〕 金沢 登(丸山)・瀬端 昭弘(五郎助山)
〔理 事〕 竹澤 寛(会計)・佐藤 信勝(事務局長)・潮田 佳雄・中山 正博・関根 伸年(新)・中里 雄一(新)・宮本 忠雄(新)
〔監 事〕 笹木 勝 富田 隆
以上の顔ぶれである。
これからも、設立の理念、情熱を失わず前進する覚悟であるが、理事・会員の協力がなければ会の存続も、事業の継続も出来ない。私たちの活動がこれからの日本や地域の再生を担う、心豊かな青少年の育成という大きな理想に向かいそのことを確認し合いながら、迷わず、自信を持って前進したい。