伐倒技術について、予想外に話題になっているので、一つ貴重な写真を。
これは戦前撮られた、吉野の間伐風景です(奈良県林業写真帳より)。間伐と言っても、太さから80年~100年ものの木のようですね。
複写ですのでぼけていますが、ちゃんと山側に倒しています。切り株までは見えませんが、その上に切り口を乗せています。
そして樹皮を剥く。これも葉枯らしに必要なことなんですね。皮を剥くには、アオキの幹を使います。この木をへらのようにして、まだみずみずしい樹皮の下に入れると、面白いように剥けます。この際に手につく樹液は、手をすべすべする効果があります。もしかして、何かに使えるかも。
このまま半年くらいすると重量も半減します。