「日本沈没第二部」後半を一気に読了。
いろいろ意見はあるだろうが、私はほぼ満足。ただ小松左京というよりは、谷甲州の小説だろう。それでも小松さんのエッセンスは詰めてある。国土を失った日本人の生き方としては、国土の再構築か、コスモポリタリズムか、という論争があったが、結局、小説としては後者を取ったことになる。それは小松さんの想いなのかもしれない。
が、私としては前者だな(笑)。よるべき土地なくして、人はアイデンティティを持って生きていけないと感じる。ようするにジモティということよ。
さあ、「日本沈没」上下巻を読み返すか。
いろいろ意見はあるだろうが、私はほぼ満足。ただ小松左京というよりは、谷甲州の小説だろう。それでも小松さんのエッセンスは詰めてある。国土を失った日本人の生き方としては、国土の再構築か、コスモポリタリズムか、という論争があったが、結局、小説としては後者を取ったことになる。それは小松さんの想いなのかもしれない。
が、私としては前者だな(笑)。よるべき土地なくして、人はアイデンティティを持って生きていけないと感じる。ようするにジモティということよ。
さあ、「日本沈没」上下巻を読み返すか。