Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

ヤングサッカーフェスティバル2018

2018年03月11日 19時19分27秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙陸上にてヤングサッカーフェスティバルを観戦

静岡U-16 4ー1 東京U-16

得点
前半11分 (静)7成岡のドリブル突破から10青島が決める
後半6分 (東)7梅原が抜け出しGKがエリア内でファール、梅原がPK決める
後半26分 (静)20花田のパスを受けた18中里が決める
後半29分 (静)ゴールキックを20花田が頭ですらして抜け出した16古園が決める
後半35分 (静)左からのクロスを16古園が折り返し20花田が決める

得点には至らなかった決定機
前半26分 (静)10青島のCKを4橋本が頭で合わせるがDFブロック
後半14分 (静)10青島のFKが枠外
後半23分 (東)7梅原が裏に抜け出しシュート放つがGKセーブ

静岡スタメン
      1西澤
2田島 3鈴木 4橋本 5大塚
    7成岡 6小林
 9島尻  10青島  17熊取谷
      18小塩
交代
後半0分 西澤→12後藤
後半0分 橋本→14長田
後半0分 熊取谷→16古園
後半0分 小塩→20花田
後半0分 小林→8古田
後半13分 田島→13田中
後半13分 島尻→18中里


東京スタメン
      12吉田
5小林 4古屋 3大森 19佐藤健
    14沼田 18藤田
 16玉川  9谷江  7梅原
      2佐藤恵
交代
後半0分 谷江→8廣野
後半0分 古屋→6新
後半23分 佐藤健→13漆崎
後半23分 藤田→20上田
後半23分 玉川→10町野
後半33分 小林→15八木
後半33分 沼田→11河合
後半33分 佐藤恵→17仙北

感想
前半は静岡ペースで7成岡のドリブルからの崩しで静岡が先制、ハーフタイムで静岡が大量に選手交代するとマークが曖昧になり東京ペース。静岡GKの判断ミスから東京が同点に追いつく。その後は東京が大量に選手交代するとこの大量選手交代で東京がマークが曖昧になってペースを握り損ない静岡が東京の隙を突いて3得点。4ー1で静岡が勝利した。
静岡は清水JYを中心にした陣容。10青島と7成岡が攻撃の中心となり前半の静岡ペースを作り出していた。前半途中から東京の18藤田が10青島を密着マーク。これで静岡の10青島は18藤田が途中交代するまで自由を失い静岡は攻撃のペースを作り出すことが出来なくなっていた。
東京は7梅原が切れのある動き出しで何度もチャンスを作り出していた。また18藤田がフィジカルの強さを生かしたマーキングで10青島を封じ込めていた。
今日の試合に限ったことではないが、フェスティバルは「召集した選手は全員試合に出す」という暗黙の了解があり、試合途中に大量の選手交代が行われる。これによりマークが曖昧になったり、攻撃が機能しなくなったりするなど、チームが壊れて見応えのない試合になることが多々ある。今日の試合がまさにそれだった。自分がフェスティバルと呼ばれる試合にあまり関心が向かない一番の理由でもある。
前半の内容をみる限り、静岡が内容で東京を上まっていたと言える試合だったと思うが、この1試合だけ見て「静岡強い!国体は大いに期待できる」と言うつもりは全く無い。その理由は、相手の東京がどのくらいのメンバーで参加していて、どのくらいのモチベーションだったのか?チーム作りのどういう状態なのかということが全くわからないから。
今日の試合を見ていて感じたのは、東京は早生まれの高校1年生を複数人登録していたのに対して静岡の登録は全員中学3年生。ここ数年なかなか国体で優勝できていない静岡県だが、チーム作りの段階での早生まれ選手の発掘をがんばっている感は感じず、中学生の時の肩書きで選手を集めている印象が強い。だから県外から越境入学してくる能力の高い新高校1年生については「ガン無視」という状況が続いている。
昨年は招集対象を全国制覇した清水JYと全国準優勝のJFAアカデミーに絞ってチーム作りをしていた。完全に割り切った考え方だったと思うが、中途半端にならなかった分これはこれで良かったと思う。
今年は清水JYが中心だけど、その他各チームからバラバラ集めている状況。それならもっとガッツリ選考を行ってチーム作りをしてほしいなと思う。
昔のような、静岡県選抜のジャージに静岡のサッカー少年が憧れるようなチームを作ってほしいと感じた。

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静岡ユース 1-1 日本高校選抜 ※前半のみ観戦

得点
前半27分 (静)9齋藤のドリブルからのシュートが相手のハンドでPK、9齋藤がPK決める
前半39分 (日)13佐藤のクロスを10飯島がシュート、ポストに当たった跳ね返りを18井上がつめる

静岡スタメン
      12梅田
8鈴木 4山田 3監物 5菊地
    10清水 6出口
 14田村       11水野
    15塩浜 9齋藤

日本高校選抜スタメン
      12湯澤
2後藤 4蓑田 5角田 13佐藤
    14田部井6宮本
 18井上       8菊地
    15荒木 10飯島

感想
静岡は県内各チームからまんべんなく招集したTHE・寄せ集めチームという感じ。日本高校選抜は前橋育英を軸にして
流経柏、青森山田、市立船橋をトッピングした感じの陣容。
前半だけの観戦だったが、内容は概ね互角。静岡は10清水が所属チームでプレーしている時より守備の負担が少なく攻撃に顔を出す機会が多かった。またGK12梅田の安定したセービングが光っていた。日本高校選抜は12湯沢のキックが良かった事、14田部井が左足から正確なキックをけっていた事が印象に残った。
試合の様子は17日(土)の深夜にテレビ静岡にて録画放送されるとのこと。

ACL 川崎対メルボルン

2018年03月07日 21時36分54秒 | Jリーグ
川崎2-2メルボルン

終了間際に相手にPKを与えてしまいドロー決着。3試合を終えて1分け2敗とGL突破が非常に厳しくなった。
ここ最近の川崎を象徴するかのような勝ち切れなかった試合。昨年も序盤は怪我人続出で結果が伴わなかったが、今年は新加入の齋藤以外は選手がそろっているだけに、内容は良いが勝ち切れない結果にはモヤモヤが残る状況。

ハリル監督の御前試合となったが、先発フル出場した大島は良いプレーを見せたと思う。
欧州移籍した井手口が所属チームでポディションを掴めず、監督は今度の欧州遠征にも召集しない旨の発言があるなど、同じボランチポディションを争う大島の出来に注目の集まった試合だったが、チームの2得点はいずれも大島が起点となった得点で、上々の内容だったといえるだろう。
ハリル監督が懸念していると思われる守備面では目立ったミスも活躍も無く及第点よりやや下という感じ。その分目の覚めるような縦パスと安定したボールキープで存在感を示していた。

大島は代表で十分やっていけるだけの実力は間違いなくあると思うしW杯日本代表に選ばれてほしいと思うが、個人的には「そんなに焦らなくて良い」とも思っている。
大島が代表でスタメンで出るという事は、「日本代表が大島のチームになる」という事。それは大島のプレースタイルを見れば明らか。使われるタイプの選手ではなくチームの舵取り役をする大島が日本代表のスタメンで出るということは、大島が日本代表の舵取りをするという事になる。
日本代表が完全に大島のチームになるためには、じっくり時間をかけてチーム内での信頼を勝ち取らなければならない。

かつて日本代表の心臓として長年活躍した遠藤保仁だって、当時26歳で迎えた2006年のドイツW杯では代表メンバーに選ばれるも、フィールドプレーヤーで唯一出場機会が無かった。だがそこから海外移籍はせずガンバ大阪で絶対的な選手としての地位を固め、海外組が長距離移動によるコンディション不良でパフォーマンスを落としている間に、遠藤が日本代表で代えの利かない中心選手となり、結果国際Aマッチ150試合という金字塔を打ち立てるまでになった。

試合の流れを読み、パスでチームを動かしゲームをコントロールする遠藤と大島はタイプが良く似ている。大島が遠藤と同じように代表の中心になるためには、今は川崎で試合に出続け絶対的な存在となることが最も重要。日本代表はその後についてくる。

ういう訳で、今日の試合をコントロールしきれずチームを勝たせられなかった大島は、まだまだ日本代表を背負う所までは行っていない。

ヤングサッカーフェスティバルメンバー

2018年03月06日 22時42分04秒 | 高校サッカー・クラブユース
3月11日に開催されるヤングサッカーフェスティバルのメンバーが発表された。

【県ユース選抜】
監督 渡辺勝己(清水東高教)▽コーチ 鷲巣延圭(科学技術高教)▽GKコーチ 阿部謙作(藤枝明誠高教)▽主務 植松弘樹(島田商高教)▽トレーナー 鎌田健一(エム・エス・マイスター)
▽選手 青木心、菊地健太(以上JFAアカデミー福島)平松航、鈴木海仁(以上磐田ユース)、監物拓歩、斉藤聖七、梅田透吾(以上清水ユース)山田梨功(浜松開誠館高)出口大瑶、古島佑樹(以上清水東高)坂本康汰、田村祐二朗(以上藤枝東高)清水綾馬、塩浜遼、神田凜星(以上静岡学園高)水野颯太(常葉大橘高)松永颯太(清水桜が丘高)

【U―16静岡選抜】
監督 増田裕(富士東高教)▽コーチ 川口敬則(掛川工高教)村下和之(沼津西高教)▽主務 松永健資(富岳館高教)▽トレーナー 松柴圭(エム・クラシコ)
▽選手 西沢翼(沼津JY)田島詳基、大塚亮介、成岡輝瑠、青島健大、田中芳拓、中里圭佑、小塩拳生、花田耀祐(以上清水JY)鈴木海音、小林篤毅、池端今汰(以上磐田JY)橋本悠雅、吉田尊、長田悠里、三戸舜介、古薗汰久己(以上JFAアカデミー福島)島尻智貴(ジュビロSS磐田)後藤佑介(ホンダFC)熊取谷一星(浜松開誠館中)

大会スケジュール
【Uー16の部】 10:20キックオフ(35分ハーフ)
U-16 静岡選抜 VS U-16 東京選抜

【女子の部】 12:00キックオフ(35分ハーフ)
静岡県女子高校選抜 VS 東京都女子高校選抜

【男子の部】 14:00キックオフ(40分ハーフ)
静岡県ユース選抜 VS 日本高校選抜



感想
U-16については見たことが無い選手ばかりなので不明。
県ユース選抜については、県選抜に選ばれるような有名選手については改めて触れる必要は無いと思うので、今回は新人戦活躍した(自分が見た試合限定)が惜しくも?選外になった選手で県選抜チームを作ってみるた。
※静学の選手を入れると贔屓目により全員静学の選手になるので静学は対象外。
※清水Y、磐田Y、JFAアカデミー福島を入れると全員クラブチーム選手になってしまうので、これも対象外。

GK:小川(藤枝東)全体的に安定したプレーでチームを引き締めていた。
DF:安居院(桜が丘)圧倒的な高さで空中戦の強さを見せた。
  鈴木(静清)SBの位置からスルスルと抜けるドリブルでのチャンスメイクが際立っていた。
  川口(桜が丘)SBで安定した守備を見せチームに安定感を与えていた。
MF:高橋馨(橘)左足の正確なキックで攻撃の起点になった。
  勝亦(富士市立)攻撃の起点として高い技術を見せた。
  弓場(開誠館)鋭いドリブル突破で攻撃を牽引した。
  山本(藤枝東)鋭い仕掛けで攻撃の起点となった。
  平尾拳(藤枝東)ドリブルでの仕掛けで相手を翻弄した。
FW:小野田(橘)前線でしっかり体を張り攻撃の起点となった。
  和泉(富士市立)ポストで起点となりながら、個でも仕掛けた。
控え
GK:萩下(静清)浜名戦では致命的なトンネルがあったが、キックの正確さと飛び出しのタイミングは非常に良かった。
DF:前田(開誠館)左サイドで安定した活躍。
  鈴木大(藤枝東)正確なパス出しで最終ラインから攻撃の起点となった。
  鈴木(橘)左SBで攻守に存在感を示した。
  八木(桜が丘)積極的なアップダウンと、ロングスロー。
MF:佐野(清水東)中盤からの飛び出しで決定力を見せた。
  池田(清水東)縦への仕掛けで攻撃を活性化させた。
  秋山(静清)左サイドからのドリブルの仕掛けで相手を翻弄した。
  松澤(富士市立)独特な間合いのドリブルでの仕掛け。
FW:鴨川(浜名)スピードに乗った抜け出しで前線で存在感見せた。
  塚本(湖南)スピードで静学DFを苦しめた。

感想
今回の新人戦を全体的に見て、個で仕掛けられる前線の選手が多かったが、対照的に存在感の強いGKやデカくて強いCBが少なかったという印象。
前線の選手に関しては今回名前を上げなかった選手以外にも、気になった選手は複数いたけれど、ボランチやCBに関しては印象に残った選手が少ない。