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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

中村憲剛 大島を語る(BSスカパー!Jリーグラボにて)

2016年09月07日 22時26分47秒 | Jリーグ
BSスカパー!Jリーグラボ#44

ゲストの中村憲剛への視聴者からの質問コーナー

Q中村選手は大島選手を後継者として認めていますか?
A認めているも何も、彼は自分とはいろんな意味でタイプが違う。
 みんな大島の事をパサーだと思っているけれど、ドリブルがうまく持って抜け出せる選手。パスはたぶんプロに入ってから。
 よく中村2世とか言われるけれど、全然違うと思っている。本人もたぶんそう思っている。似てるようで全然違う。
 ボールを持ち運べるというのが一番すごいと思う。最近は特に自信をつけて、厳しいところに顔を出して平気でスルスルっと抜けていく。そこから得点に直結するプレーも出てきている。
 自分が23歳の時と比べて全然すごいと思う。
 

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大島が高校1年生の冬休みの時、(新2年生としての新チームが始動したばかりの頃)遠征の練習試合で大島は左SBでテストされていた事があった。
監督は大島のドリブル能力の高さをサイドで活かそうとしてのテストだったと記憶している。
中村の指摘の通り、大島がパスのイメージが強くなったのは高校3年の最後の方。それまではドリブルで仕掛ける選手のイメージで、相手を1人抜くけれど、抜いた後シュートが打てるのにパスを選択してしまう消極的なプレーの目立つ選手だった。
大島の成長が加速度的に早くなったのは、高校3年時、足元の技術が相当なものになり、ボールから目を離してプレーが出来るようになり、ボールを見ずに顔をあげて相手選手を見るようになってからだと感じている。
相手チームの様子をよく観察し試合の流れを読めるようになった事が、大島の成長を一気に進めたというのが個人的な感想。