Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

裏選手権 最終日

2013年01月06日 14時29分16秒 | 高校サッカー・クラブユース
裾野グランドにて裏選手権最終日を観戦

静学 1ー0 草津東 ※フレンドリーマッチ

得点
前半15分位 須藤のドリブルからのパスを受けた藤村のシュート

静学スタメン
     大杉
手塚 吉田健 水上 吉田和
   石渡  須藤
 藤村  田坂 米田
     山本
交代
後半0分 藤村→高原
後半0分 田坂→望月勇
後半19分 山本→藤村
後半19分 米田→田坂
後半24分 須藤→山本
後半24分 石渡→米田


草津東スタメン
   1
28 12 29 32
  34 47
 30   9
  7 10
交代
後半25分 47→44


感想
前半は相手のプレスが弱く静学が一方的に支配。ボールはほぼ完全に支配できていた。相手のプレスが弱く自由に前を向いてプレーでき静学が攻め込むシーンが目立ったが、最後のところで決めきることが出来ず前半は1点のみ。
後半は、相手のプレスも少し強くなり前半ほどは自由にプレーができなくなり、結局後半は無得点。草津東に裏を取られGK1対1の状況を1度作られたが、GK大杉が防ぎ1-0で静学が勝利した。
静学の攻撃はドリブル一辺倒。さすがに後半は草津東もドリブル対応に慣れてきていたかなという感じだった。
前線にはドリブラーが多く球離れが悪い。裏を狙う動きやポストに当ててから展開する流れなどバリエーションがあった方が攻撃が活性化するとは思うが、この時期の練習試合に勝敗は関係ない。こだわりの部分を磨き抜く静学スタイルを見ることが出来た。




裏選手権準決勝 藤枝東対流経柏の試合をまったり観戦。

藤枝東1-1(PK3-4)流経柏

流経柏が前半に先制するも、後半ロスタイムにCKからのゴール前の混戦で藤枝東選手が倒されPKの判定。藤枝東が終了間際にPKで追いつきPK戦にもつれ込んだがPK戦の末流経柏が勝利した。

裏選手権3日目

2013年01月05日 18時09分28秒 | 高校サッカー・クラブユース
裾野グランドにて裏選手権3日目を観戦

静学 1-1(PK5-6) 前橋商業

得点
米田の左からのクロスを須藤が決める

静学スタメン
     大杉
手塚 水上 吉田健 越前谷
   石渡 嶋井
 山本  須藤  米田
     高原
交代
後半0分 大杉→須賀裏
後半14分 嶋井→田坂
後半31分 越前谷→藤村

感想
前橋商業は完全に引いてブロックを作って守ってカウンター作戦。
「この時期からこの戦い方をするかぁ」という感じだが、この時期からこういうチームとの対戦経験を積めるのはありがたいこと。
終始静学がボールを支配するも崩し切れず、後半に何とか追いつくもPKで敗戦。
引いた相手を引き出すためのロングシュートが少なかった。
「シュートもある」という意識を相手DFに植え付けなければ、引いた相手は飛び込んでこなくなり、ドリブル・パスをするスペースはいつまでたっても生まれない。
引いた相手をいかに崩すか、良い練習になった試合だった。



静学 5-2 矢板中央 ※Bチーム戦

得点
望月優
名古
名古
吉田和
本藤

静学スタメン
     大杉
稲葉 坂田 加佐 吉田和
   本藤 望月勇
 望月優 島村 河村
     名古
交代
後半0分 名古→加地

感想
前半に静学が3得点するも、後半矢板中央の動きが良くなり後半に2失点。最後は5-2で静学が勝利したが、闘うチームとのガチで勝負することが出来た良い試合だった。



静岡学園 1-2 履正社 ※フレンドリーマッチ

静学スタメン
     須賀浦
手塚 吉田健 水上 越前谷
    須藤 石渡
  藤村 山本 田坂
     米田

後半メンバー
     須賀浦
稲葉 坂田 水上 吉田和
   加地 望月勇
  藤村 嶋井 田坂
     高原

感想
前半と後半で選手を大きく入れ替えた試合。
静学がボールを支配するもなかなかシュートを打つところまでいくことが出来なかった。
攻撃に関しては全体的にチグハグ。選手個人個人のサバイバルアピールの場という感じで、チームとして連動して得点を狙うという様子ではなかった。

選手個人個人を見ると、失敗しても良いからアピールしようとしている選手、失敗を恐れて消極的になっている選手、アップアップ状態の選手などなど様々。
そんな中で闘えている選手はまだごくわずかだった。
試合中チーム内での声が少ない。
ボールを呼び込む動きだしも少ない。
味方選手へのコーチングも少ない。

さすがにこの時期は課題山積み。
山積みの課題を見ながら、このチームの今後1年を妄想するのがこの時期の楽しみでもある。




高校サッカー監督

2013年01月03日 17時37分37秒 | その他
毎年選手権が終わると、その選手権の大会優秀選手の中から選抜された選手で日本高校選抜チームを作り、ゼロックススーパー杯の前座試合でのクラブユース選抜戦、静岡ヤングサッカーフェスティバルで静岡高校選抜と対戦し、3月末にドイツ遠征を行っている。
別にその後の世代別代表の基盤となるチームというわけではなく今回限りの選抜チームで、いわゆる「選手権で活躍した選手にご褒美でドイツ遠征させてあげている」という選抜チーム。
次につながるチームではないので、自分はいつもそれほど注目してはいなかったのだが、今回はかなり注目している。
理由は監督とコーチについて、今回は監督が作陽の野村監督、コーチが立正大湘南の南監督だからだ。
現在の高校サッカー界でトップレベルの個性派監督2人がタッグを組んでどのようなチームを作るのか非常に気になる。
作陽の野村監督は、非常に組織力の高いチームを作ることで有名な監督。個の能力が低くても組織力で相手を押さえ込む術を熟知している日本トップレベルの理論派監督。
立正大湘南の南監督は、それまで誰も思いつかないような新しい発想力を持った監督。今では全国のチームがやっているFKの時に、味方選手が膝をついて相手GKにボールを見えなくさせるいわゆる「記念撮影」を初めてやったのも南監督。トリックセットプレーばかりが注目されるが、南監督のサッカーに関する知識と情熱は相当なものがあるということは試合を見ていると十分に感じられる。
まずこの2人がどんな選手を選ぶのかがとても楽しみなのだが、規定により大会優秀選手の中からしか選ぶことができない。なんとか「2人で好きな選手を選んで良いよ」という事にしてほしい。

野村監督、南監督共に中国地方の監督だが、中国地方には他にも米子北の城市監督、広島観音の畑前監督、広島皆実の藤井監督など中国地方には個性的な監督が多い。
その中国地方の指導者の質向上に影響を与えたのが、広島Yの存在であり、ゴリさんこと森山監督の存在の影響が大きいと思っている。
これまで10年以上高校生年代のサッカーを見続けてきたが、最も優れた監督だと思ったのは広島Yの森山監督。
森山監督が特に優れていると感じるのが、選手に対して真っ正面からぶつかっていくところだ。
印象的だったのが昨年3月のサニックス杯。広島Yは大会初日に東海第五相手に惨敗を喫し、その試合後、森山監督は選手に対してバックスタンド側にいた自分でもハッキリ聞き取れるくらいの大声で特大の雷を落とし、その後は文字通り監督と選手が体をぶつけ合いながらゴール前でのシュート練習をしていた。
ユース世代の監督にとって最も重要なことは、技術を教えることではなく人間教育の部分だと思う。
選手を上から見おろすのではなく、選手と同じ土俵に立ってぶつかり合いながら指導をするところが森山監督の凄さだと感じている。

「ユース世代育成について答えの1つがココにある」
広島Yの試合を見るたび、そのように思う。

選手権2回戦

2013年01月02日 21時13分29秒 | 高校サッカー・クラブユース
フクアリにて選手権2回戦を観戦

立正大湘南 7ー1 八千代

得点
前半18分 (立)16浦田のミドルシュート
前半22分 (立)相手DFのパスをカット、14田路のシュート
前半30分 (立)13隅田のCKを5甲斐のヘディングシュート
後半7分 (立)11坂口からのパスを受けた13隅田のシュートがDFに当たり、こぼれ玉を11坂口が決める
後半12分 (八)12朝倉のパスを受けた4附木のシュート
後半20分 (立)カウンター、16浦田のパスを受けた11坂口のシュート
後半23分 (立)13隅田のスルーパスを14田路がクロス、11坂口が決める
後半26分 (立)ショートCK、1人スルーして14田路がヒールで後ろに落とし、5甲斐がミドルシュート


立正大湘南スタメン
      1添谷
6徳丸 4佐藤 5甲斐 10高橋
      19坂本
  18仲       13隅田
      16浦田
    14田路  11坂口
交代
後半35分 坂口→15熊田
後半35分 田路→25安井


八千代スタメン
      1藤川
2武藤 5柳  25中村 3永戸
    12朝倉 15橋山
 11小堀       7桑元
    4附木 10南
交代
前半37分 桑元→18竹内
後半17分 橋山→9浅川
後半33分 小堀→22山下

感想
接戦が予想されたが、まさかの大量得点差のついた試合。
互いに大会初戦ということで、共に慎重な立ち上がり。前半途中までは五分五分の展開だったが、立正大湘南がミドルシュートから先制すると、その後は立正大湘南が立て続けに得点をかさね一気に試合を決めた。
八千代は高さが武器のチーム。千葉県予選決勝の流経柏戦では、出足の良い守備で流経柏の攻撃の基点をつぶして自分たちのペースを作りだしていた。
今日の試合に関しては、立正大湘南が八千代をよく研究していたと思う。徹底されていたのが、八千代選手が前線にボールを蹴ってくるところへのプレス。ハイボールを蹴られた後のヘディング勝負では分が悪いので、蹴ってくるところをおさえようとしていたのかもしれない。八千代は立正大湘南の前線からのプレスに落ち着いて対応することが出来なかった。
立正大湘南といえば、トリックプレーのイメージが強いが今年のチームは例年に比べて非常にまじめで普通にシステマチックなチーム。「誰も思いつかないようなプレーを見せる」立正大湘南のイメージのある自分からしてみると、「なんか今年の立正大湘南は普通でつまらない」という感じがしてしまう。(自分がトリックプレーを期待しすぎているのがいけないのだが・・・)
とりあえず今日の立正大湘南は普通に強かった。特に16浦田、13隅田、10高橋は足下の技術レベルが高く全くボールを奪われなかった。14田路と11坂口の2トップも持ち前のスピードで何度も八千代DFの裏を取っていた。
なお、立正大湘南のエースFW17林は不出場。たぶん怪我だと思うが、代わりに出場した11坂口がハットトリックの活躍。層の厚さを見せつけた。


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旭川実業 0ー0(PK4ー2) 米子北

得点

旭川実業スタメン
      1永井
6高橋 3石井 2遠藤 4和泉
    10奈良 5田中
 16荒木       8伊藤
    9寺林 11山本
交代
後半10分 伊藤→15酒井(酒井がDH、田中が2列目左)


米子北スタメン
      1松浦
5竹内 4谷口 3森本 2宇野
    6勝田 7竹中
 12渡辺       9山口
    23小川 10加藤
交代
後半10分 小川→25崎山
後半26分 渡辺→8君塚

感想
共にしっかり守って縦に速い攻撃が持ち味の似たもの同士の対戦となった試合。
守備に重きを置くチーム同士の対戦ということで、シュートの少ない試合になり、決定機は米子北に2回あったのみだった。
どちらかと言えば押していたのは米子北だった。前線の10加藤にボールを集めそこからチャンスを作り出していた。
旭川実業は後半途中から5田中を2列目にあげて攻撃に厚みをもたせようとしてた。結局は2トップの9寺林、11山本になかなかボールがおさまらず攻撃の形を作るシーンがほとんど見られなかった。


選手権開会式

2013年01月01日 23時19分58秒 | 高校サッカー・クラブユース
選手権開会式をTVの深夜録画放送していた。
今年は、雨だったことで選手入場はメインスタンド前を行進するだけで、ピッチ上には並ばず。
その後の選手宣誓やサッカー協会会長の挨拶は、各チーム主将のみ出席してメインスタンド屋根の下で行われた。
当然、選手が風邪をひかないようにとの配慮からそのような対応になったのだろうが、そもそもそんな形式だけの開会式は、もはや行う必要があるのだろうかと思ってしまう。