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東福岡 選手権優勝

2016年01月11日 20時31分11秒 | 高校サッカー・クラブユース
東福岡が國學院久我山を退け選手権優勝を決めた。

優勝を大きく引き寄せた2点目のFK。実況は「立正大湘南のセットプレーからヒントを得て…」と言っていたが、正確には立正大湘南が行ったセットプレーをそのままパクってマネしたもの。
昨年11月の島根県予選の決勝戦での立正大湘南対大社の試合でも、立正大湘南が全く同じFKをやっていた。


東福岡はここ数年着実に力をつけてきて、選手権でも結果を出した。
東海大五、九国大附、筑陽学園など強豪校がひしめく福岡県予選で、およそ5年前は県大会を勝ち抜けない時期が続いていたが、この2,3年は完全に東福岡が福岡県内で実力的に抜け出した感がある。
東福岡が福岡県内で抜け出した大きな要因は、プレミアリーグの存在があると思う。全国リーグを勝ち抜く強化を進め、多くの有望選手を集め260人を超えるマンモスサッカー部を作り上げた。
高円宮杯と選手権の両立は難しいが、3年連続出場の選手権で見事にその両立を成し遂げた格好となった。
全国レベルの決して高くない年に、多くの有望選手を獲得し高円宮杯も選手権も戦える集団を作り上げたことが、今回の選手権制覇の要因だと思う。

ここ数年は初優勝校が連続して誕生していた戦国時代状態だった選手権だが、この2,3年で高校サッカー界は戦国時代から、ある程度強豪校が絞り込まれた状態になったと思う。東福岡、青森山田、流経柏、市船、星稜あたりが戦国時代の中で全国から有望選手が集まる流れを作ることに成功した。
戦国時代の終焉を感じさせた選手権だったが、それはプレミアリーグの存在があると思う。プレミアリーグが定着し「全国リーグを戦えるチームで戦いたい」という選択肢が、強豪校に選手が集まる環境を作りだし、その結果が出るようになってきたのが前回大会や今回の大会となった。

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