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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

宇佐美と原口

2009年03月17日 23時38分53秒 | Jリーグ
G大阪の宇佐美と浦和の原口に関して個人的な雑感を書き込みます。

宇佐美は4月から高校2年生、原口は高校3年生になる年齢ですが、2人ともユースを卒業し今シーズンからプロ契約をした将来有望な若手選手です。

2人とも将来の日本サッカー界の顔になり、世界のトップレベルで活躍できるだけのポテンシャルを持っていると思います。
1つ残念なことは、2人とも左ウィングでドリブル突破が武器で非常にタイプがかぶることです。(ロナウジーニョやCロナウドの影響か?)

そんな2人ですが、プロになってからのここまでの活躍について大きく差が出ました。
原口は2試合連続でスタメン出場に対して、宇佐美は2試合ともベンチ外です。
まだ、2節終わっただけでまだまだ先は長いですが、この差について少し考えます。

個人的には、現時点で宇佐美と原口の能力差はそれほど無いと思っています。
試合に出られるか否かは、チーム状態と監督の方針によるところが大きいと思います。
原口の場合、フィンケ新監督の若手選手を積極的に起用する方針もあって出場機会のチャンスを得ることができました。

宇佐美の場合、西野監督が全く若手を起用していないということはありません。ユースから上がったばかりのFW大塚には出場機会が与えられています。
これは、西野監督の好みの問題だと思います。西野監督は選手に攻撃だけでなく中盤からの守備も求める傾向があります。
過去に、家長はその守備の課題がクリアできず、能力がありながらも出場機会に恵まれませんでした。
宇佐美の特徴は攻撃力と決定力で、逆にオフザボールの動きや守備に関する課題は山積みの状態です。(出場機会を得ている大塚は、FWながら中盤も出来る器用さや前線からの守備、攻撃の基点になる動きなどポリバレントさが特徴=西野監督好み?)


つまり、「宇佐美は西野監督の下では出場機会に恵まれないのではないか」と思います。ユースの担当者は「宇佐美にとってユースは時間の無駄」といってトップに上げることを決めましたが、トップにいることが時間の無駄にならないようにうまく計らって(レンタル移籍)もらいたいものです。

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