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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

大学サッカー選手権2017 @浦安

2017年12月16日 19時29分56秒 | 大学・中学・小学
浦安運動公園陸上競技場にて全国大学サッカー選手権2回戦を観戦

順天堂大 4ー1 九州産業大

得点
前半1分 (九)14末永のFK直接
前半4分 (順)縦パスに抜け出した13浮田のシュート
前半33分 (順)13浮田のクロスを7名古がダイビングヘッド
後半10分 (順)7名古がドリブルで1人抜いてパス、13浮田のシュートをDFがブロックしたこぼれを14杉田がつめる
後半15分 (順)13浮田が高い位置でのプレスからボール奪取、14杉田が決める

得点には至らなかった決定機
前半9分 (九)カウンター、7赤木のドリブルシュートをGK1佐藤がセーブ
後半6分 (順)7名古がドリブルで抜けだしクロス、14杉田がシュート放つがGKセーブ
後半32分 (九)裏に抜けだした25岩村がシュート放つもGK1佐藤ファインセーブ
後半38分 (九)10関が抜けだしGKと1対1になるがGK1佐藤がセーブ

順天堂大スタメン
      1佐藤
24鈴木 15村松 4坂  5毛利
    6石上 7名古
 12貫場       10米田
    13浮田 14杉田
交代
後半18分 石上→20室伏
後半19分 毛利→3原田
後半23分 貫場→9松島(松島がFW、杉田が2列目)
後半32分 名古→26望月(望月が2列目、杉田がDH)
後半42分 浮田→16梶原

九州産業大スタメン
      21加藤
  5月成 3中島 28藤井
4行武         22山口
    14末永 8高橋
  7赤木     10関
      19満沢
交代
後半14分 満沢→25岩村
後半16分 赤木→24田原
後半38分 関→13下川

感想
前半立ち上がり1分に九産大がFKを直接決めて先制。その後は九産大が5バックでしっかり引いて守りを固め順大にスペースを与えない戦い方。
前半は順大がすぐに同点に追いつくも、その後は九産大の守りが固く順大はなかなか攻めきれない時間帯が続いたが、前半33分に13浮田のクロスに2列目から飛び出してきた7名古がダイビングヘッドで前半のうちに勝ち越し点を奪った。
後半は順大ペースで2点追加し4ー1で順大がリードを広げると、過密日程を考慮してか、順大は選手を次々と交代。後半30分過ぎは(次の試合のことを考慮したのか?)全体的に運動量が落ちて九産大にチャンスを与えたがGK1佐藤がファインセーブで防ぎ4ー1で順大が勝利した。
順大は前半は九産大のブロックを崩すのに手こずったが、しっかり力の差を見せた結果となった。九産大のブロックを崩すのに効いていたのが7名古。ボランチの位置から積極的にボールを持って前に出て、楔となるパスを出し続け、前半33分には自身の得点で勝ち越し点を奪ってみせた。また14杉田が最初はFWで出場し、選手交代により2列目に下がり、さらに選手交代でボランチに下がっていた。どこでも出来る能力の高い選手だが改めて便利な選手だと感じた。前半立ち上がりに先制された順大だったが焦りの色は見られず、全体的に落ち着いて試合を進めていた姿が印象的だった。高校生の試合だと焦って個人プレーに走ってしまう選手が出てくるのだが、さすが全国トップクラスの大学生チーム。1人1人が何をすべきかよく理解してしっかりそれを遂行している様子だった。
九産大は7赤木と14末永が東福岡で、選手権で静学が三ツ沢で勝利したときの中心選手。14末永には立ち上がりにFKを直接決められ、7赤木は持ち前のスピードで縦パスに抜け出しチャンスを作り出していた。

静学OBについて
米田:サイドでボールを受けて仕掛ける動きがメインで、技術の高さを見せるシーンは多々あったが、全体的に運動量が少なく目立たなかった。
名古:チームの舵取り役としてさすがのプレー。勝ち越してんのダイビングへッド、3点目の起点になったドリブル突破など改めて能力の高さを証明した。
原田:後半19分から出場。投入直後にオーバーラップから相手を1人抜き去りエリア内に進入し、さらにもう1人抜こうとして倒されPKか?というシーンがあったがノーファールの判定。目立ったのはそのワンプレーのみでその後は目立った活躍無し。
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関西大 1ー0 明治大

得点
前半37分 9加賀山のクロスがDFの手に当たりハンドでPK、9加賀山がPK決める

得点には至らなかった決定機
後半5分 (明)14中村のCKを4山崎が頭で合わせるがGKセーブ
後半26分 (明)7安部のシュートをDFがブロックしたこぼれ玉を24小野がつめるが枠外

関西大スタメン
      22白澤
29羽田 3鯉沼 4荒木 12黒川
    14森主 7藤村
 6塩谷       30塩見
    17竹下 9加賀山
交代
後半15分 塩見→2飯塚
後半25分 藤村→8鈴木
後半26分 加賀山→18永松
後半33分 塩谷→5永保
後半42分 竹下→10山本

明治大スタメン
      21長沢
2岩武 6柴戸 4山崎 5袴田
    24小野 7安部
 25森下       14中村
    10木戸 28小柏
交代
前半8分 小柏→17富田
後半20分 柴戸→3鳥海(負傷交代)
後半29分 中村→31中川
後半35分 富田→13岸本

感想
ポゼッションはどちらかというと関西大の方が上わまっていたが、決定機やシュートの少ない拮抗した試合展開だった。
共にほとんどシュートの無かった前半だったが、前半37分に関西大のクロスボールが相手DFの手に当たりハンドでPK。これをしっかり決めて関西大が先制。その後拮抗した展開が続いたが明治が攻撃の圧力を強めると関西大は中盤に鈴木、永保、飯塚といった守備的な選手を次々と送り込み徹底して守りきり、隙あらばカウンターで追加点を狙う展開。結局関西大が最後まで集中して守りきり1ー0で勝利した。
関西大は各ポディションの選手が精力的に動き回り運動量で明治を上わまっていた。その象徴は14森主だろう。清水Y最強世代と謳われた北川、宮本、水谷世代でキャプテンマークを待いてボランチで出場していた選手だが、高校の頃から足下の技術よりも圧倒的な運動量でチームのポゼッションを助ける選手だった。また個人的に一番気になったのが右SB2年生の29羽田。たぶんCBが本職で攻撃参加は無かったが、守備力の高さはかなりのモノだと感じた。また最後の苦しい時間帯に明治大が前線に放り込んできたボールを跳ね返していたのが29羽田だった。今日初めて見た選手だったが、個人的注目選手リストに追加となった。静学OBの荒井大はベンチ入りしたが出番はなかった。
明治大は後半20分に浦和内定のチームの中心選手6柴戸が負傷交代。これが地味に痛かった。10木戸と14中村という東福岡で全国で活躍した選手の他に、21長沢(藤枝東)5袴田(開誠館)25森下(磐田Y)竹下(磐田Y)31中川(開誠館)9加賀山(アカデミー福島)など懐かしい選手が多く、個々の能力は高かったが最後まで関西大の守備を崩すことが出来なかった。10木戸は高校の頃はストライカータイプだった印象だったが、今日はトップ下の位置で様々な動きで見方の攻撃を引き出す動きが多く引き出しが増えたなと感じた。

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