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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

クラブユース選手権東海大会 @ゆめりあ多目的

2014年05月24日 18時35分13秒 | 高校サッカー・クラブユース
ゆめりあ多目的にてクラブユース選手権東海大会を観戦
クラブユース選手権の東海大会はこれまでのトーナメント戦からリーグ戦に変わった。
清水Y・名古屋Y・磐田Y・JFAアカデミーの4チームが総当たり1回戦のリーグ戦を行い、1位チームが自動的に夏の全国大会(アディダス杯)への出場権を獲得。2位チームはFC岐阜と3位チーム愛知FCと対戦し、勝った方が全国大会出場権を獲得する。
ザックリ言ってしまうと最下位にならなければ良いリーグ戦。

また、隣のゆめりあサッカー場では東海学生サッカー選手権の準決勝が行われていた。こちらは勝てば総理大臣杯の出場権が決定する大一番。
そちらの試合結果は以下のとおり
東海学園大1-0中京大
愛知学院大4-2常葉大浜松



磐田Y 3ー1 JFAアカデミー

得点
前半7分 (磐)18山下のミドルシュート
前半10分 (磐)13森下から6塩谷へつなぎ左クロスを18山下が飛び込み合わせる
前半40分 (磐)10上原のFK直接
後半29分 (J)11高森のロングシュート


磐田Yスタメン
      1増田
2石田 33森岡 8高部 6塩谷
    10上原 15大西
 14津島       13森下
    18山下 11山本
交代
後半28分 山本→23小野原


JFAスタメン
      1似鳥
38   3宇野 7金城 11高森
    30宮田 8瀬川
 5堀        2浜田   
    9加賀山10草野
交代
後半0分 浜田→28上野
後半0分から以下の通りフォーメーションチェンジ
   1
38 3 7 11
  8 5
   30
 9 28 10


感想
前半の早い時間帯に磐田Yが積極的に攻め込み得点を重ねた。前半途中から試合内容は落ち着いたが、前半終了間際に磐田がセットプレーから追加点。JFAは後半に1点返すが前半の3失点が響いた。
前半途中までは磐田Yが試合を圧倒していた。磐田Yは中盤が非常にコンパクト。選手同士の距離が短くショートパスを繋ぎながらボールをポゼッションして相手ゴールに迫っていた。また、2石田と6塩谷の両SBが非常に強力。コンパクトなパス回しにSBのオーバーラップがアクセントを加えていた。
JFAは前半途中から落ち着きを取り戻し決定機を作られる機会も減ったが、ボールは磐田に支配され、ボールを繋ぎながら攻め込もうとするも、アタッキングゾーンにもなかなか入れない場面が多かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

清水Y 4ー2 名古屋Y

得点
前半4分 (名)12川崎のシュート 詳細確認出来ず
前半16分 (清)23鈴木のドリブルシュート
前半25分 (清)9大野が前線でつぶれ、こぼれ玉を11望月がシュート、これを名古屋DFがハンドでPK。6宮本がPK決める
前半40分 (名)7景山のFK直接
後半1分 (清)6宮本のクロスを11望月がダイレクトボレー
後半5分 (清)23鈴木健のドリブルシュートをGKがはじき、こぼれ球を9大野がつめる

清水Yスタメン
      1山川
23鈴木健15村松 3鈴木翔12田口
    6宮本 14森主
 25西澤  7水谷  11望月
      9大野
交代
後半23分 大野→8柴田(望月がFW、柴田が2列目)
後半31分 鈴木翔→22沼野(沼野が2列目、水谷がDH、宮本がCB)
後半39分 鈴木健→5中村
後半39分 西澤→34
後半39分 望月→28梅村
最終的な清水の選手配置は以下のとおり
   1
5 6 15 12
  14 7
 22 8 28
   34 


名古屋Yスタメン
      1小島
13高尾 25加藤 2大橋 22吹ケ
    12川崎 14池庭
 10桜井       9澤居
    32梶山 7景山
交代
後半23分 川崎→15北野(北野が2列目右、桜井がDH)
後半30分 梶山→23田中


感想
プレミアイーストの1位とプレミアウェストの1位チームの対戦となった試合。大分気の早いプレミアチャンピオンシップの前哨戦。
ボール支配は7:3で清水が支配。全体的に清水が名古屋を上まった試合だった。
名古屋は試合開始早々に先制。その後は清水が中盤でボールを支配し崩して得点を重ねて逆転に成功。ただ、名古屋は終始押されながらも前半終了間際にセットプレーから同点に追いつき前半終了。
後半、開始早々に清水は11望月の得点で勝ち越しに成功。この清水の3点目は非常に見ごたえのある得点だった。後ろから来た浮き球のフィードボールを6宮本が見事なコントロールでトラップしクロス、11望月が走りこみながら角度のないところからの豪快なダイレクトボレーを突き刺した。
さらに清水は追加点を奪い、プレミアウェスト1位の名古屋相手に危なげなく勝利した。
今年の清水Yが強いという事は何年も前からわかっていた事だが、今日の試合は名古屋Yを相手に完全に内容で圧倒していた。
6宮本7水谷11望月14森主25西澤の5人で構成する中盤の支配力は圧倒的。10北川が怪我で離脱中だが、9大野の出来が非常に良い。10北川の穴を見事に埋めている。9大野についてはポストプレーが非常に安定している。それにより清水Yの中盤の5人の存在感がより際立って見える。10北川がFWに入れば爆発力が増すことは間違いないが、中盤の個性を活かすという意味ではポストプレーが非常にうまい9大野の存在は非常にハマっている。また、今日の試合は23鈴木のドリブルが冴えわたっていた。
今年の清水Yは、過去最強のユースチームと言われた酒井宏や工藤がいた時の柏Yと十分比較できるポテンシャルのあるチームであることを実証した試合だったといっても良いと思う。
名古屋Yは11杉森が日本代表合宿に帯同している為不在。(既にトップチームに昇格しているので、いてもユースの試合に起用できるのか不明、プレミアのパンフレットには「ユースの試合でも起用したい」と記載されていた)中盤で落ち着いてボールを持つことが出来ず、13高尾22吹ケの両SBが清水Yに押し込まれなかなかオーバーラップできなかった。


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