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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

サッカーの試合において「大差で勝ちます」と言ってはいけない

2018年09月06日 22時09分54秒 | その他
サッカーの試合で「大差で勝ちます」などと言ってはいけない。

理由は、サッカーはあらゆる球技の中で最も得点の入りにくい競技だから。
サッカーの試合で大差がつくのは以下の2つの場合のみ
・試合中に相手の集中力が切れる
・チーム力の差が大き過ぎる

大抵の場合は、相手の集中が切れることで大量得点差の試合となる。
つまり勝ったチームが強いのではなくて、相手の気持ちが切れたことによって点差が開くことがほとんど。
だから「大差で勝ちます」と言う事は、「相手の集中が切れることを期待して試合に臨みます」と言っているようなもの。

仮に本当に強いチームで相手の集中が切れなくても大量得点を奪えるのであれば、そもそもそういう大差で勝てるチームと公式戦を戦う環境に身を置いているという現状に危機感を感じるべき。(そんな試合をしている間にも、全国の強豪はレベルの高いタフな試合をこなしてレベルアップしている)

点が最も入りにくい競技であるサッカーにおいて重要なのは、無駄な失点を減らして集中した相手からいかに1点をもぎ取るかということ。
集中した相手からもぎ取る先制点と、集中の切れた相手から奪う4点目や5点目の価値は天と地ほどの差がある。
サッカーの試合でたくさん点を取るということは、選手の勘違いを生むばかりで、見た目ほど良い事ではない。

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