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香芝高校 選手権初勝利

2016年01月01日 08時18分29秒 | 高校サッカー・クラブユース
選手権1回戦が行われ1月2日の2回戦進出チームが決まった。
1回戦では、藤枝東、鹿児島城西、野洲、広島皆実、四中工といった優勝経験のある名門が続々と初戦敗退。優勝候補の京都橘も初戦敗退となった。
藤枝東は惜しくも初戦敗退となったが、夏過ぎまで全く勝つことが出来なかったチームを守備を中心に見事に立て直し全国出場までチームを引き上げた小林監督の手腕はもっと評価されるべきだと思うし、静岡にまた1人有望な指揮官が出てきたことについてうれしく思う。

全体的にレベルの低い今大会だが、地域間のレベルの格差がどんどん無くなってきている事を実感させられる1回戦の結果となった。
中でも奈良県代表の香芝は選手権3回目の出場で名門藤枝東相手に初勝利。
「過去2回選手権に出たことで、地元の上手い子が入ってきてくれるようになって、それまでは守備を固めるチームしか作れなかったが、攻撃的なチームを作ることが出来るようになった」
これは、選手権奈良県予選決勝戦での実況が香芝の紹介をした時の文言。
香芝に限らず、上手い子はどんどん県外に流出してしまう奈良県において、今回の藤枝東相手の勝利は奈良県高校サッカー界において非常に大きなものがあっただろう。今回の結果だけですぐに優秀な選手の県外流出を防ぐことにはならないだろうが、奈良県で頑張っている指導者の方々にとっては、これ以上ない励みとなる1勝となった。
奈良育英の楢崎正剛以来のW杯戦士を奈良県の高校サッカーから排出する夢。奈良県にとっては今回の1勝は歴史的な転記となりえる大きな1勝となった。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-01-01 12:07:19
 静岡を出発する際に「優勝目指します」と言う選手が多いですが「まずは初戦勝ちます」ではダメなんでしょうか?過去のサッカー王国という言葉が選手の負担になってしまっているような気がします。
 藤枝東はこれから伸びてくるだろうと信じられる試合をしてくれました。
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