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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

J3 2020 藤枝対鹿児島

2020年08月29日 19時39分27秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 1ー0 鹿児島 公式入場者数:735人

得点
前半1分 9大石から左サイドの19稲積へ展開、19稲積のクロスを27吉平がスルーして22久富が決める

得点には至らなかった決定機
前半28分 (藤)15姫野のCKを27吉平が頭で合わせるがGK正面
前半30分 (藤)15姫野の弾丸ミドルをGK13大西がファインセーブ
前半32分 (藤)4秋山の高い位置でのボール奪取から15姫野のシュートが枠外
前半35分 (藤)24那須川のスルーパスを受けた27吉平のシュートをDFブロック
前半36分 (藤)CKのこぼれ玉を23片岡がロングシュート、27吉平がフリックでコース変えるが枠外
前半39分 (藤)27吉平のクロスを9大石がシュート放つが枠外
後半1分 (藤)27吉平のクロスを14谷澤が頭で合わせるが枠外
後半12分 (藤)22久富のクロスを19稲積がシュート放つがGKセーブ
後半15分 (藤)9大石がシュート放つが枠外
後半22分 (藤)14谷澤のクロスを11杉田が頭で合わせるが枠外
後半26分 (藤)15姫野のCKを4秋山が頭で合わせるが枠外
後半30分 (鹿)クロスを39ニウドが折り返し50馬場がシュート放つが枠外
後半39分 (藤)11杉田のシュートが枠外


藤枝スタメン
      1杉本
  4秋山 6秋本 24那須川
      30松岡
22久富 15姫野 23片岡 19稲積

    9大石 27吉平
交代
後半0分 秋本→5浅田
後半0分 松岡→14谷澤(谷澤がインサイドハーフ、姫野がアンカー)
後半13分 吉平→11杉田

鹿児島スタメン
      13大西
26田中 3岡本 4藤原 24砂森
    38中原 6田辺
 11五領       8牛之濱
    36米澤 20酒本
交代
後半0分 田中→18野嶽
後半0分 五領→16枝本(枝本が2列目左、牛之濱が2列目右)
後半26分 米澤→50馬場
後半26分 酒本→39ニウド
後半26分から鹿児島のフォーメーションは以下のとおり変更
   13
18 3 4 24
   6
 39 16 39
  8 50 

後半40分 岡本→9薗田


印象に残ったプレー
前半15分00秒 6秋本の相手ゴールキックの頭での跳ね返し。強さを見せたシーン。またその直前の声でチームの守備への切り替えを促したシーン。
前半19分45秒 22久富が胸トラップからのおクロスを上げたシーン。胸トラップが見事だったが、そこからのクロスを上げる間での一連の流れは見事だった。
前半32分00秒 4秋山が高い位置で相手ボランチからボールを奪い取りチームの決定機につなげたシーン。4秋山の能力の高さを示したシーンだった。
前半35分20秒 24那須川のボール奪取から裏に走り込んでいた27吉平へのロングスルーパスで決定機を演出したシーン。24那須川の良さが凝縮したようなシーンだった。
前半41分10秒 鹿児島のクロスからのシュートを23片岡が身を投げ出してブロックして防いだシーン。チームのピンチを救った。
前半43分15秒 鹿児島のクロスからのシュートシーンで4秋山が身を投げ出して頭でブロックしたシーン、チームのピンチを救った。
 
感想
試合開始早々の先制点を最後はしっかり守りきり1-0で藤枝が勝利。これで藤枝は3連勝、そして今季12試合目で初めての無失点試合となった。
気温の高い中での運動量の多い試合で消耗戦となり、後半は各選手かなりしんどそうだった。後半30分過ぎになると藤枝は時間を使う事を徹底しキッチリ1点のリードを守り切った。
欲を言えば何度もあった決定機を決めてもっと楽な試合にしたかったところだったが、これは神様からの「無失点で勝ちなさい」と試練だったと思う。後半20分過ぎくらいから観客は皆、追加点を奪う事よりも失点0で試合を終えられるかという点に注目していた。
シーズン序盤は攻撃面を昨シーズンから大きくモデルチェンジした影響で守備面の安定感が無くなっていたが、試合を重ねるごとに徐々に守備の安定感も出てきた様子で、今日の試合では勝点が同じ鹿児島相手に攻撃面では圧倒、守備面でもピンチは何度かあったものの完全に崩されたシーンは無かった。

杉本:無失点で試合を終え、試合終了と同時に見せた安堵の表情がこれまでの苦労を物語っていた。
秋山:高い位置でのボール奪取から決定機を演出。能力の高い鹿児島選手相手に崩されなかった。
秋本:久しぶりの復帰。声でチームの守備陣形をしっかり引き締めた。
那須川:吉平へのロングスルーパスを通した。
松岡:運動量少なめもカバーに奔走。
久富:先制点をしっかり決める。前半19分の胸トラップからのクロスは見事だった。
稲積:自然と周りからボールが集まってくる。早くもチームからの信頼を獲得した様子。
姫野:持ち前の運動量を活かしたプレスだけでなく攻撃面でも何度も決定機に絡んだ。
片岡:今日の試合で攻守のバランスを取っていたのはこの選手。相手決定機を防ぐブロックでチームを救う。
大石:前線で起点になる。決定機は決めきれなかった。
吉平:決定機を決めきれなかったが、スルーで先制点をアシスト。
谷澤:調子の良さを感じさせる体のキレを感じた。後半22分のちょっと相手をはずしてクロスを上げたシーンなどはさすが。
浅田:クロスボールをしっかり跳ね返し無失点に貢献。
杉田:決定機を決めきれなかったが、チーム内でしっかり機能していた。


鹿児島について
鹿児島というと鹿児島実業や神村学園、鹿児島城西といったの高校サッカーのイメージで、個の能力が高さを活かした力強いサッカーというイメージだったが、プロクラブの鹿児島ユナイテッドFCもまさにそんな感じのチームだった。
前線の4人と左SBの砂森が特に強力で、前線の4選手はそれぞれに個性があり個で打開できる力を持った選手達で、10年くらい前の神村学園のファンタスティック4を思い出した。
特に印象に残ったのは36米澤。神戸Yの頃から注目されていた23歳の若手選手だが、ボールを持った時の間合いが独特で、特に前半のプレーで自身の重心をちょっと動かしただけで相手DFを動かしシュートコースを作ったシーンなどは目を見張るものがあった。

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