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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

ラグビー日本代表の選考資格でサッカー日本代表を選んだら

2019年09月28日 17時58分11秒 | その他
ラグビー日本代表選手の資格は、他国の代表歴が無い者で、出生地が日本or両親または祖父母のうち1人が日本出身or日本に3年以上継続して居住しているのいずれかを満たせば日本代表選手の資格が与えられる。

もしサッカーも同じレギュレーションだったらあんな選手もこんな選手もサムライブルーになれる?

・レオシルバ(鹿島):前回のロシアW杯の時には日本代表の大黒柱だったのでは?(ブラジルでU-20代表歴あり)
・ディエゴオリベイラ(FC東京):大迫頼みの日本代表1トップも選手層が厚くなる。
・アダイウトン(磐田):サイドの打開力は間違いない。
・ソウザ(C大阪):日本のボランチの選手層が厚くなる。

感想としては、外国籍選手ばかりになるようなことは無く、今の日本代表が様変わりする事は無いかなと感じた。

それよりも現在海外でプレーする将来有望な代表歴の無い若手選手が海外チームに取られてしまうリスクの方が大きい。
※例えば、安部(スペイン)、奥川(オーストリア)、菅原(オランダ)、中村(オランダ)、飯野(スコットランド)など

J3 2019 藤枝対G大阪U23

2019年09月28日 17時54分05秒 | 藤枝MYFC
藤枝総合にてJ3を観戦

藤枝 2ー1 G大阪U23 ※公式入場者数:1,304人

得点
前半1分 (藤)大阪DFのクリアが小さくなったところを30松岡が頭で前線へ放り込み、それを受けた20森島が振り向きループシュート
前半2分 (G)34福田がカットインしてDFを引き付けパス、受けた37白井のシュート
前半25分 (藤)縦パスにうまく体を入れ替え振り向いた10大迫が倒されPKゲット、20森島がPK決める

得点には至らなかった決定機
前半13分 (藤)30松岡の高い位置でのボール奪取から20森島のスルーパスを受けた10大迫のシュートをGK41谷がファインセーブ(ダゾーンフルタイム視聴時間28分30秒)
前半13分 (G)カウンターから29高江からの横パスを受けた34福田のシュートをGK1杉本がファインセーブ
前半14分 (藤)3鈴木のクロスを20森島が合わせるが枠外
前半40分 (G)37白井が裏に抜け出しシュート放つがGK1杉本がファインセーブ
後半24分 (藤)33安藤がドリブルでカットイン、2人いなしてシュート放つが枠外

藤枝スタメン
      1杉本
  22川島 6秋本 4秋山
      30松岡
3鈴木 7水野 13大竹 33安藤
      10大迫
      20森島
交代
後半16分 大迫→14谷澤
後半31分 大竹→34清本
後半45分 森島→24安東

G大阪スタメン
      41谷
26奥野 36松田 42大野 35山口
    32芝本 45伊勢
 34福田       47川崎
    29高江 37白井
交代
後半0分 伊勢→49塚本(塚本がFW、高江がDH)
後半9分 白井→38唐山
後半20分 大野→48中村(中村が2列目右、福田が右SB、奥野がCB)

個人的に気になったシーン
前半18分 (ダゾーンフルタイム視聴時間:33分45秒)CKの折り返しに対するGK41谷の対応。森島とのハイボールの競り合いで接触があり、こぼれたセカンドボールに対する反応の速さと混戦の中でしっかりキャッチングした反応は、GKとしての能力の高さを示した一連のシーンだった。
後半1分と後半19分(ダゾーンフルタイム視聴時間:1時間17分39秒と1時間35分25秒)共に34福田が右サイドでドリブルで仕掛けてクロスを上げたシーン。34福田の足元の技術の高さと独特の間合いが感じられる場面。34福田は高卒2年目で昨シーズンは高卒ルーキーでG大阪のトップチームで高卒ルーキーでJ1開幕戦スタメン出場した選手。今日の試合は34福田からの仕掛けが最も局面を打開していた。
後半7分 (ダゾーンフルタイム視聴時間:1時間23分18秒)4秋山が34福田がキープするボールを高い位置での競り合いで奪いきったシーン。相手チームのキーマンとの1対1で勝ち切ったことは、その後の試合の流れにも影響するので、高い位置でボールを奪って攻撃を継続させた以上にチームに大きな効果をもたらしたシーンだった。
後半24分 (ダゾーンフルタイム視聴時間:1時間41分00秒)藤枝のカウンター、20森島がポストになり、14谷澤が繋いで、33安藤が前線で勝負出来たシーン。森島をポストにしたチームの攻撃の形を感じられたシーン。33安藤のドリブルでの崩しまでは完璧だった。
後半30分 (ダゾーンフルタイム視聴時間:1時間47分5秒)14谷澤が相手DF2人の間をドリブルで抜けてボールをキープしたシーン。相手に押し込まれる時間帯が続いていた状態で、ボールをしっかりキープして藤枝の時間を作り出すプレー。苦しい時間帯にチームが一息つける時間を作り出した。


感想
現在4位の藤枝と11位のG大阪U23の試合は、前半から試合が大きく動く展開。後半は藤枝が1点リードを守りきり2-1で藤枝が勝利した。
この試合の出場選手の平均年齢は、藤枝が28.7才、G大阪が17.7才という平均年齢10歳以上離れたチーム同士の対戦となった。G大阪の出場選手は最高齢が高江の20歳で高卒2年目の選手が多かった。また47川崎、45伊勢、42大野、38唐山、49塚本、48中村は2種登録の高校生。川崎と塚本が高校3年生、伊勢と唐山と大野が高校2年生、中村は高校1年生。試合終盤の前線の4人は全員高校生だった。
G大阪の若い選手の勢いを藤枝のベテラン選手がうまくいなして藤枝が勝ち切った試合だった。試合はG大阪が前半から積極的に仕掛けてきたことにより早い時間帯から大きく動いた。これまで他のチームとの対戦だと前半は慎重になる試合が多いが、G大阪は良い意味で失うものが少ない積極的に前から仕掛けてきた試合で、前半から激しくなったこともあり後半は息切れして運動量の落ちる試合展開だった。
藤枝は開始早々に20森島がらしくない?落ち着いたループシュートで先制。ただその直後のプレーでG大阪が同点。今日の試合はこのシーン以外にも前半13分にもほとんど同じようなシーンがあり、攻守の移り変わりの激しさの目立っていた。決勝点も縦パスに対する上手い振り向きから10大迫がPKをゲット。20森島がPKを決めて、この決勝点を後半は最後まで守り切った。
今日の藤枝は高い位置から積極的にプレスをかけてくる相手に、いつもの落ち着いた試合運びがなかなかできない試合だった。普段の試合だとJ3上位の藤枝相手に相手チームはしっかり引いて守りを固めて試合に臨んでくる試合が多かったが、今日の試合ではG大阪は後ろは固めず前から激しく当たりに来る展開で、その勢いに呑まれてしまったようにも見えた試合だった。そんな中でもベテラン選手の落ち着きがG大阪に決定機を与えることは無かった。
藤枝は若者の勢いに押し込まれる時間が多くなったが、ベテランの落ち着きで貴重な勝点3を手にすることが出来た。