草薙球技場にて選手権予選準々決勝を観戦
藤枝東 2-1 磐田東
得点
前半13分 (藤)23藤原のFKを12田口が頭で合わせる
前半24分 (磐)カウンター、6仲原がドリブルで持ち上がり左サイドの10若松へ展開、10若松のクロスを8大阪が落として、走り込んできた20白熊がミドルシュート
延長後半5分 (藤)7白井のFKのこぼれ球を13大村がミドルシュート
藤枝東スタメン
1大泉
13大村 16原田 5西川 20熱川
10渡辺
23藤原 7白井
14櫻井 12田口 22小谷
交代
後半10分 田口→4新村
後半21分 藤原→6北嶋
延長前半8分 櫻井→8宮永(宮永が左サイド、小谷が右サイド)
磐田東スタメン
12宮木
21木原 16鈴木 4塩野谷5鶴見
15今野 6仲原
20白熊 10若松
9高野 8大阪
交代
後半29分 白熊→11稲葉(稲葉が右、若松が左)
延長後半3分 大阪→19高橋
感想
藤枝東が何とか磐田東を振り切った試合だったが、内容は藤枝東が大分残念な試合をしていた。
前半は藤枝東ペース、23藤原のFKから先制するとその後も攻め続けたが、磐田東のカウンターで同点に追いつかれた。
後半以降は、両チームこれといった決定機の無い拮抗した試合展開が続き、最後にセットプレーから藤枝東が勝ち越し点を奪った試合だった。
前半の藤枝東は23藤原のセットプレーのキックの精度の高さが目立っていた。先制点を生んだFK以外にもセットプレーから2回決定機を生み出していた。
後半藤枝東は、自分たちのやりたいサッカーが全くと言って良いほど出来ていなかった。藤枝東のやりたいサッカーというのは、アンカーに10渡辺、SBに13大村と20熱川を起用している事で概ね想像できる。
具体的に今日の藤枝東の何が残念だったのかというと、意識がボールを持って攻撃するところからしかなく、「どこでボールを奪うか」「どこを軸に攻め手を作るか」という部分の意識が欠けていた。
過去に何度も言っている事だけれども、今年の藤枝東は良い時と悪い時の差が激しい。それはチームが良い時の事しか考えていないからだと思う。
磐田東は、DHの8大阪をFWで起用していた。前線で為を作りカウンターの起点にしたいという狙いがあったのかもしれない。同点に追いついた場面は、カウンターで仲原がドリブルで持ち上がったタイミングで、後ろから右SBの21木原が右サイドをよく駆け上がった。その駆け上がってきた21木原を6仲原がおとりに使って左サイドの10若松に展開したことで藤枝東DFが左右に振られ、中にほころびが出来た所からの得点だった。
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静学 0-1 常葉橘
得点
後半9分 パスカットからの橘のカウンター、12鈴木からのパスを受けた20山本が決める
静学スタメン
17大杉
20手塚 3望月 5伊藤 2吉田健
15須藤 22大川
13原田 10渡辺 8米田
11木部
交代
後半8分 大川→6柴田
後半17分 望月→9長谷川(長谷川と木部の2トップ、吉田がCB、原田が左SB)
後半31分 木部→18名古
最終的な静学のフォーメーションは以下のとおり
17
20 2 13
10
15 6
18 5 8 9
橘スタメン
1北郷
8森下 5石井 4登崎 13筒井
6久保田7石井 14池田 12鈴木
10島田 20山本
交代
後半17分 山本→11前田
後半25分 鈴木→23小澤(小澤がFW、前田が2列目)
後半38分 森下→18和田
感想
静学が橘の守備を崩し切れず、橘のカウンターが決まり1-0で橘が勝利した。
ボールは圧倒的に静学が支配したが、どちらかと言えばポゼッションを放棄した橘相手に静学がボールを持たされた展開が続いた。
橘は中盤とサイドである程度負けても良いから中をしっかり固め、最後の所を割らせないという戦い方。それがしっかりとハマり最後まで静学にこれといった決定機を作らせなかった。
静学は橘の作ったエリア内のブロックを崩そうと何度もドリブルを試みるが、それを待ち構える橘守備陣につかまり決定機を作るどころかシュートを打つ場面もなかなか作れなかった。
静学選手は、自分で仕掛けるためにエリアの少し外で待って足元にボールを要求するシーンの連続。エリア内でワンタッチでシュートを合わせようという意識を持った選手はいなかった。ましてやクロスボールに対してゴールに向かって頭からツッコんでいくような選手は皆無だった。そんな状態で今日の橘と試合をしてもゴールを奪えるわけがない。
引いて守る相手にシュートで攻撃が終われなければ、必然的にカウンターを受ける機会が増える。今日の戦い方、試合内容では、この試合結果は順当なものだったと思う。
最後は、プレミアリーグで何度か見せた「内容は悪いけどに最後に結果だけは残す」という展開を期待したが、1年間続くリーグ戦の中の1試合のプレミアとは違い、全選手が最後まで120%の力を出し切ってくる選手権では、そんな自分たちに都合の良い事が起こるはずもなかった。
待ち構えている狭い中へドリブルでツッコミ取られカウンターは、いつものお決まりパターン。選手権の静学らしい試合を久しぶりに見たという感じだった。
橘の守備はしっかりしていた。自分たちが何をやるべきか意識の統一がされていた。
藤枝東 2-1 磐田東
得点
前半13分 (藤)23藤原のFKを12田口が頭で合わせる
前半24分 (磐)カウンター、6仲原がドリブルで持ち上がり左サイドの10若松へ展開、10若松のクロスを8大阪が落として、走り込んできた20白熊がミドルシュート
延長後半5分 (藤)7白井のFKのこぼれ球を13大村がミドルシュート
藤枝東スタメン
1大泉
13大村 16原田 5西川 20熱川
10渡辺
23藤原 7白井
14櫻井 12田口 22小谷
交代
後半10分 田口→4新村
後半21分 藤原→6北嶋
延長前半8分 櫻井→8宮永(宮永が左サイド、小谷が右サイド)
磐田東スタメン
12宮木
21木原 16鈴木 4塩野谷5鶴見
15今野 6仲原
20白熊 10若松
9高野 8大阪
交代
後半29分 白熊→11稲葉(稲葉が右、若松が左)
延長後半3分 大阪→19高橋
感想
藤枝東が何とか磐田東を振り切った試合だったが、内容は藤枝東が大分残念な試合をしていた。
前半は藤枝東ペース、23藤原のFKから先制するとその後も攻め続けたが、磐田東のカウンターで同点に追いつかれた。
後半以降は、両チームこれといった決定機の無い拮抗した試合展開が続き、最後にセットプレーから藤枝東が勝ち越し点を奪った試合だった。
前半の藤枝東は23藤原のセットプレーのキックの精度の高さが目立っていた。先制点を生んだFK以外にもセットプレーから2回決定機を生み出していた。
後半藤枝東は、自分たちのやりたいサッカーが全くと言って良いほど出来ていなかった。藤枝東のやりたいサッカーというのは、アンカーに10渡辺、SBに13大村と20熱川を起用している事で概ね想像できる。
具体的に今日の藤枝東の何が残念だったのかというと、意識がボールを持って攻撃するところからしかなく、「どこでボールを奪うか」「どこを軸に攻め手を作るか」という部分の意識が欠けていた。
過去に何度も言っている事だけれども、今年の藤枝東は良い時と悪い時の差が激しい。それはチームが良い時の事しか考えていないからだと思う。
磐田東は、DHの8大阪をFWで起用していた。前線で為を作りカウンターの起点にしたいという狙いがあったのかもしれない。同点に追いついた場面は、カウンターで仲原がドリブルで持ち上がったタイミングで、後ろから右SBの21木原が右サイドをよく駆け上がった。その駆け上がってきた21木原を6仲原がおとりに使って左サイドの10若松に展開したことで藤枝東DFが左右に振られ、中にほころびが出来た所からの得点だった。
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静学 0-1 常葉橘
得点
後半9分 パスカットからの橘のカウンター、12鈴木からのパスを受けた20山本が決める
静学スタメン
17大杉
20手塚 3望月 5伊藤 2吉田健
15須藤 22大川
13原田 10渡辺 8米田
11木部
交代
後半8分 大川→6柴田
後半17分 望月→9長谷川(長谷川と木部の2トップ、吉田がCB、原田が左SB)
後半31分 木部→18名古
最終的な静学のフォーメーションは以下のとおり
17
20 2 13
10
15 6
18 5 8 9
橘スタメン
1北郷
8森下 5石井 4登崎 13筒井
6久保田7石井 14池田 12鈴木
10島田 20山本
交代
後半17分 山本→11前田
後半25分 鈴木→23小澤(小澤がFW、前田が2列目)
後半38分 森下→18和田
感想
静学が橘の守備を崩し切れず、橘のカウンターが決まり1-0で橘が勝利した。
ボールは圧倒的に静学が支配したが、どちらかと言えばポゼッションを放棄した橘相手に静学がボールを持たされた展開が続いた。
橘は中盤とサイドである程度負けても良いから中をしっかり固め、最後の所を割らせないという戦い方。それがしっかりとハマり最後まで静学にこれといった決定機を作らせなかった。
静学は橘の作ったエリア内のブロックを崩そうと何度もドリブルを試みるが、それを待ち構える橘守備陣につかまり決定機を作るどころかシュートを打つ場面もなかなか作れなかった。
静学選手は、自分で仕掛けるためにエリアの少し外で待って足元にボールを要求するシーンの連続。エリア内でワンタッチでシュートを合わせようという意識を持った選手はいなかった。ましてやクロスボールに対してゴールに向かって頭からツッコんでいくような選手は皆無だった。そんな状態で今日の橘と試合をしてもゴールを奪えるわけがない。
引いて守る相手にシュートで攻撃が終われなければ、必然的にカウンターを受ける機会が増える。今日の戦い方、試合内容では、この試合結果は順当なものだったと思う。
最後は、プレミアリーグで何度か見せた「内容は悪いけどに最後に結果だけは残す」という展開を期待したが、1年間続くリーグ戦の中の1試合のプレミアとは違い、全選手が最後まで120%の力を出し切ってくる選手権では、そんな自分たちに都合の良い事が起こるはずもなかった。
待ち構えている狭い中へドリブルでツッコミ取られカウンターは、いつものお決まりパターン。選手権の静学らしい試合を久しぶりに見たという感じだった。
橘の守備はしっかりしていた。自分たちが何をやるべきか意識の統一がされていた。