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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選2012決勝トーナメント1回戦

2012年11月03日 15時48分13秒 | 高校サッカー・クラブユース
草薙球技場にて選手権予選決勝トーナメント1回戦を観戦

静学 2ー0 翔洋

得点
前半2分 8米田のミドルシュート
前半12分 10渡邉のスルーパスを受けた23山本がクロス、8米田が中であわせる

静学スタメン
      1大野
20手塚 3望月 5伊藤 13原田
    6柴田 15須藤
 22大川  10渡邉  8米田
      23山本
交代
後半9分 大川→24田坂
後半40分 山本→11木部


翔洋スタメン
      1石原
15渡辺 4大岩 24井上 13大畑
      16斉藤
   10山本   7清
 8石川  11岩村  22福本
交代
後半0分 岩村→18渥美(山本がFW、渥美が2列目)
後半27分 大畑→2清水(清水がCB、井上が右SB)
後半37分 福本→17佐野


感想
静学が締まりのない試合をしていた。
試合は静学がボールを支配。翔洋は何か静学対策をやってくるかと思ったがそれは特に無し。(個人的には5バックや6バックを見てみたかった)
静学が早い時間に連続得点して一気に流れをつかんだが、その後は決定機を何度も作るがツメが甘く決めきれず前半は2ー0。本来なら前半であと1点か2点取って前半で試合を決めなければいけない試合だったがそれが出来なかった。
後半立ち上がりは翔洋がペースを掴み、2回決定機を作ったがこちらも決めきれず、その後は静学が流れを引き戻したが得点は奪えず結局2ー0のまま試合終了。
静学は全体的にプレーが軽かった。相手は3年生が引退をかけて3年間の集大成で試合に臨んできて、食らいつくように体を当ててくる。これはプレミアリーグでは経験できない選手権ならではのもの。
いつものプレミアリーグの流れでプレーしていたら相手の勢いに飲み込まれる。
後半立ち上がりに翔洋が攻め込んできたときに得点を奪われなかったから良かったが、そこで失点していたら試合の流れと会場の雰囲気は完全に翔洋のものになっていた。
翔洋は右サイド8石川のドリブル突破から攻撃の形を作ろうとしていたが、そこは静学にしっかりと対応され決定機を作り出せなかった。


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磐田東 2ー1 袋井

得点
前半6分 (磐)6仲原のFKを16鈴木がつめる
後半10分 (袋)10青野のドリブルシュート
後半27分 (磐)9高野のドリブルシュート

磐田東スタメン
      12宮木
21木原 16鈴木 4塩野谷5鶴見
    15今野 6仲原
 10若松       19高橋
    9高野 20白熊
交代
後半14分 鶴見→2松井
後半24分 高橋→11稲垣
後半41分 白熊→8大坂


袋井スタメン
      1片桐
2大石紘5大石祐3村井 4深井
    8鈴木 6佐々木
 9山本       13和田
    10青野 7本多
交代
後半28分 和田→12山口(山口がFWに入る)
後半33分 大石紘→15朝比奈
後半38分 佐々木→14浜本


感想
磐田東のスタメンはプリンス東海で見ていたときと2、3人変わっていたと思う。理由は不明。
試合は接戦になったが、磐田東が何とか勝ち越し点を奪い袋井を退けた。
前半は磐田東がセットプレーから先制するが、その後は袋井ペース。袋井の鋭いシンプルなカウンターに何度か決定機を作られるが得点にはいたらず前半は1ー0。
後半は10青野の単独突破からのシュートで袋井が同点に追いつき、その後は一進一退の展開。
最後は磐田東9高野がスピードに乗ってドリブルでDFラインの裏に抜け出しそのままシュート。これが決勝点となった。
この試合で特に目立っていたのが袋井10青野。後半は少し息切れしたが非常にレベルの高いプレーを披露していた。
磐田東は、プリンスリーグで見たとき同様、パットしない、全体的なバランスは良いんだけれどこれといった攻撃の形が見えてこない試合だった。


明日から選手権予選決勝トーナメント

2012年11月03日 00時22分20秒 | 高校サッカー・クラブユース
明日から選手権予選決勝トーナメントが始まる。
以前にもこのブログで書いている事だが、試合の勝敗を決める要素は「実力5割、体調2割、運とメンタル3割」というのが個人的な意見。特に選手権のような注目度の大きな大会になるほど3割とした「運とメンタル」が占める割合は大きくなる。(普通の試合なら「実力6割、体調2割、運2割」という感じ)
単純にチーム力が勝っていたとしても、それは勝敗を左右する要因の半分でしかないということは、やる側も見る側もあらかじめしっかりと意識しておくべきだと思う。

明日は、草薙に観戦に行く予定。そして日曜日は裾野で観戦予定。1回戦を2日間に分けてくれたおかげで全8試合のうち半分の4試合が見られることは非常にうれしい。
以下簡単な試合予想

静学-翔洋
静学と翔洋との対戦というと平成20年の総体予選準決勝での対戦で翔洋が普段の4バックから中盤の両サイドをDFラインに加えた6バックで守りを固めてきて、カウンターで1点取って1-0で静学に勝利した試合が印象深い。今回は6バックは無いと思うが、普段アンカーの4大岩を最終ラインに下げて5バックにして、中盤の2列目の10山本と6横山をボランチの位置に下げてくるということは十分に考えられる。ボールポゼッションは静学が上回るだろうが、(ボールを)持たされるのか翔洋DFを崩せるのか注目したいところ。


磐田東-袋井
袋井が前半我慢できるのかというのが最大の見所。単純にチーム力を比較したら磐田東の方が上。袋井はチーム全体で守りながら戦うことになると思うが、前半から一生懸命戦い過ぎると後半最後の方に息切れして最後は磐田東に力の差を見せられ失点という流れになってしまう。前半、袋井は全力でとばしたいところをどれだけ我慢して省エネで守れるか注目。


藤枝北-加藤暁秀
新人戦以降藤枝北を見ていないので詳しくはわからないが、藤枝北が新人戦の時からあまり変わっていないと仮定すれば、暁秀の方がチーム力は上まっているかと思う。ただ、藤枝北は個性的なアタッカーが多いので十分チャンスはあるかと思うが、暁秀にしっかり守られてカウンターにやられるというのが一般的に予想される展開かなと思う。藤枝北が暁秀のDFを崩せるか、逆に崩せずカウンターを喰らうか注目したい試合。


清水商業-静岡西
チーム力は清商が上。ただ静岡西の組織的な守備も安定感があるので簡単には崩せないと思う。やはり気になるのが清商10佐野の回復具合。1人で相手DFにひずみを作れる10佐野が回復しているようなら清商の試合運びもだいぶ楽になると思うが…