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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

ネクストジェネレーションマッチ

2012年03月03日 18時04分33秒 | 高校サッカー・クラブユース
国立競技場にてゼロックススーパーカップの前座試合、ネクストジェネレーションマッチを観戦。
先日の高校選手権の優秀選手の中から選ばれた選手で構成される高校選抜と、現高校2年生で構成されたJリーグ選抜の前座試合も今年で3年目。
前座試合の時点で観客は1万人位は入っていたと思う。
Jユースの選手にとっては、この試合が1年で最も大勢の観客の中で行う試合ということになると思う。


Jリーグ選抜 3ー0 高校選抜

得点
後半9分 18森のCKを4岩波が頭で合わせる
後半16分 8南野からのパスを受けた6石毛のシュート
後半29分 6石毛からのパスを受けた15中島のシュート

Jリーグ選抜スタメン
      1中村
2川口 4岩波 17ニッキ 3秋野
    10宮村 9野津田
 16森        11中川
    14北川 8南野
交代
後半0分 北川→15中島
後半0分 中川→6石毛
後半0分 宮村→7平田
後半12分 森→12大山
後半19分 ニッキ→5畠中
後半19分 秋野→13内田


高校選抜スタメン
      12積田
2佐保 5新井 4久保 3帷
    20岩瀬 6國吉
 18遠藤       17後藤
    9鈴木 19宮市
交代
後半0分 積田→1山田
後半0分 帷→16芦田
後半0分 遠藤→8寺尾
後半0分 岩瀬→7差波
後半0分 後藤→13浅野
後半0分 鈴木→10和泉
後半0分 宮市→11菊池

感想
試合は、終始Jリーグ選抜がボールを支配していた。高校選抜もチャンスは作っていたが、Jリーグ選抜の完勝だった。
どちらのチームも即席チームという感じだったが、特に高校選抜にそれを感じた。SBで先発した両選手はともに本職はSBではない選手。毎年大会優秀選手にSBの選手が選ばれることが少ないので、自然とSB不足のチームになってしまうが、特に今年はSBが本職の選手は16芦田だけ。さらに後半には一気に7選手を交代、チームとして全体的にチグハグした展開の連続で試合を終えた印象が強い。
Jリーグ選抜は現行校2年生の中からほぼベストメンバーといって良い顔ぶれを揃えてきただけあって、1学年年上の高校選抜相手に得点を積み重ねキッチリ勝利した。

この試合は内容より位置づけの部分が気になっていたが、真剣勝負ではなくお祭りという位置づけだったと感じた。
実際にピッチでプレーしている選手はもちろん真剣だが、それは選手個々の問題。勝負にこだわるというより「召集した選手は全員出す」ということを第一に行われた試合だった。
そんな訳で試合の内容は実が無く面白くない試合だった。
見たことのない選手、将来有望な選手を一度に見られることがこの試合唯一の特徴。
もうちょっとタイトルを争う真剣勝負の方向にシフトしてほしい気もするが、この時期に無理矢理詰め込んで試合を行っている現状では「お祭り」となってしまうのも仕方がないかと思う。