Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

新人戦 中部地区大会 準決勝

2011年01月29日 17時55分17秒 | 高校サッカー・クラブユース
藤枝東 7-0 榛原

前半6分 10荒木のドリブルシュートをGKがはじいたところを12田中がつめる
前半7分 12田中の右クロスを11稲葉が決める
前半21分 ゴール前の混戦の中から9安間がバイシクルシュート
後半5分 スルーパスに反応して裏へ抜け出した8村上が決める
後半6分 10荒木の左からのクロスを12田中が決める
後半29分 確認できず
後半35分 9安間から20新村への縦パスがとおり20新村が決める。

藤枝東スタメン
     1大泉
2津原 3中島 5太田 16杉村
    8村上 22吉水
 12田中       10荒木
    9安間 11稲葉
交代
後半0分 吉水→6高嶋
後半19分 荒木→13宮永
後半26分 稲葉→20新村
後半32分 田中→14渡辺
後半32分 村上→15白井

榛原スタメン
     1永井
2畑  13村田 3河村 4杉山
    7浅井 8横田
 6吉田       9長谷川
    10岩堀 11笠原
交代
後半27分 河村→12鈴木
後半35分 横田→18柳原


感想
残念な試合だった。
静学に対して良い試合をした榛原が、藤枝東相手にどこまで出来るか注目した試合だったが、大差のついた試合になってしまった。
榛原は藤枝東相手にビビッてしまっていた。おそらく選手本人達はビビッていたという意識ではなく、うまくいかないと感じながら試合をしていたと思う。
藤枝東はFWが高い位置から積極的にプレスをかけていた。特に攻撃の基点となる8横田に対してはフリーで前を向いてボールを持たせることが無かった。それにより榛原は全く攻撃の形を作ることが出来なくなり、守備では一歩引いて守るようになり、守備の一歩目が遅れ、藤枝東の攻撃陣はフリーで前を向いてボールを持てるようになり、必ずと言ってよいくらい攻撃はシュートで終わる形を作れていた。
後半の榛原は戦意喪失状態となり、正直見る価値の無い試合になってしまった。
藤枝東については、新人戦をここまで3試合ほど観戦したが、非常に良い状態だと思う。今年の3年生は入学してきた時から期待されていた世代であり各ポディションに有力な選手が揃っている。ここ最近数年の藤枝東に感じていた「ぬるさ」もここまでの新チームからは感じられない。
特に今年は選手層が厚いと感じる。中盤やFWのレギュラー争いは今後も激しい争いになると思う。
1月下旬にも関わらず藤枝東は、既にチームの基盤が出来上がっているようだ。今日はオプションで本来FWの12田中を2列目でテストしていた。
藤枝東が強くないと静岡県の高校サッカーはつまらない。今年は久しぶりに藤枝東が全国でも勝てるチームを作ってきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静学 1-1(PK3-5) 東海大翔洋

得点
前半25分 10遠藤のPK
後半35分 5中川のフィードから7長谷川竜が左からクロス、これを11山本が押し込む

静学スタメン
     17大野
9木村 6伊東 4平沖 24瀧崎
    5中川 23柴田
 10李        25伊藤隆
    11山本 12鈴木
交代
後半7分 李→7長谷川竜
後半7分 伊藤隆→2望月大
この交代でシステムを以下のとおり変更
     17亀川
6伊東 2望月大4平沖 24瀧崎
    5中川 23柴田
 9木村 7長谷川竜12鈴木
     11山本


翔洋スタメン ※選手名に間違いがあるかもしれません。
     1藤田
4今井 17   2土屋 6片山
    14桂  8鈴木竜
 3鈴木駿 10遠藤 15弘中
      13松永
交代
後半0分 土屋→9井出
後半14分 桂→11
後半16分 弘中→23
後半27分 11→24
延後2分 鈴木駿→21


感想
静学は先週の榛原戦に比べたら良い試合をしていたと思う。ただ、シュートが悉く決まらなかった。シュート数は手元の集計で25:1、静学のFW2人で13本のシュートを放ったが決まったのは1本だけだった。FWがたくさんシュートを打つことは良いことだが、う~ん、どうだろう・・・
守備に関しては、カウンターからあわや失点というシーンがこの試合でもあったが、この時期にカウンターを喰らうのはある程度仕方が無いと思う。先週の試合に比べたらしっかり体を当てて守備が出来ていたと思うが、ボランチはもっと厳しくいっても良いと思う。
後半からはこれまで試合に出ていなかった7長谷川竜と2望月大を起用し、県大会モードを少し見せた。調整という意味では、(リーグ戦を免除された関係で)チーム作りの時間が短いこの時期に、今日の試合で延長戦まで戦えたことは良かったと思う。
県大会は今年トーナメントではなく、リーグ戦+トーナメントという形式に変ったらしい。チーム作りがまだまだの状態の静学にとっては、県大会も最初リーグ戦で戦えるのはありがたい。
翔洋については、10遠藤が注目選手だったが、今日の試合ではなかなかその遠藤までボールがつながらず目立たなかった。最も目立っていたのが6片山、前半のPKもこの6片山のドリブル突破からの展開だったし、前半の翔洋唯一の決定機だった遠藤がクロスボールに飛び込んだシーンも、クロスを出したのは6片山だった。