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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権 滝二優勝

2011年01月11日 20時27分27秒 | 高校サッカー・クラブユース
滝川第二の優勝で幕を閉じた選手権大会。
これで7年連続での初優勝校の誕生となった。
選手権の感想を簡単に箇条書きしてみようと思う。

・決勝戦は怪我人だらけで両チームとも満身創痍。盛り上がったが決してレベルの高い試合ではなかった。
・久御山は京都府予選決勝と選手権3回戦を観戦したが、決勝戦まで勝ちあがるとは思わなかった。開会式でパフォーマンスをして大会関係者から叱られたというが、チームの明るい雰囲気が最も印象に残ったチーム。
・堅守速攻型のチームよりボールをつなぐタイプのチームが多く勝ちあがった大会になった。一昔前の国見・市船時代から大分変ったなぁという印象。そもそも堅守速攻型のチームは、米子北・宇和島東・佐賀北・丸岡・遠野くらいで少なかった。今や国見もバックラインからつなぐ時代。高校サッカーも変ったなぁと感じる。
・80分即PKというレギュレーションはいかにもTV的。放送時間内に試合を終わらせたいTV局側の意向もあると思うが、しっかり延長まで試合をしてほしい。(主催者は「試合日程が詰まっているから疲労を考慮して延長戦を設けていない」と言い訳するのだろうが)このレギュレーションの大会を勝ち抜くにはセットプレーの精度とチームの勢いが重要だと改めて感じた。
・もっと休息日を設けてほしいが、せめて12月30日に1回戦を行えないものか。そんなに開会式が重要か?出来れば29日を1回戦、31日に2回戦、2日に3回戦を行う日程でお願いしたい。
・今年にはじまった事ではないが、全国的にサッカーのレベルが上がったと実感する。地域差が大分無くなり1回戦で5-0のような大差のつく試合が少なくなった。全国的に本当に熱心な指導者が増え、長年続けてきたその指導が10年ほど前から全国各地で花開いていると感じる。