韓国時代劇最新ファイル2020 (COSMIC MOOK) | |
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ミルプン君は捕えられました。
お前を道連れにする、世弟・・・と不気味に笑うミルプン君。
周囲を取り巻く皆が、その哀れな姿にある意味ショックを受けていたでしょう。
タルムンはユニョンを人知れず匿う事にしました。
クンテに見張らせることにしました。
でもね、こうなってもユニョンが改心したわけじゃありません。いまだに自分が生きられるのはミルプン君の傍だけだと思っています。
もう、昔の自分には戻れないんだと。
タルムンも分かっているのかもしれません。未練というのではなく、贖罪の気持ちなのかも。
昔、自分が、ユニョンの望む物を与えてやれなかったから、こうなってしまったのかもしれないと思っていて、何もしてやれないまま死なせるのは耐えられないと感じたのです。それも一種の愛情なのかもしれません。
今回の事件、ミルプン君以外に動きはありませんでした。なので、単独犯と見られています。
ウィ・ビョンジュは、後ろ盾もない南人派で、実力だけでここまでのし上がって来たと思っています。だから、自分のどこが間違っていたのか、分からないのです。
取り調べをするパク・ムンスに問いました。お前なら違う生き方が出来たと思うのか?・・・と。
「いつまでも正義感を抱き続けられると思っているのか?世弟が廃されて頼みの綱を失っても?」
頼みの綱と言うのが、ムンスは間違っていると思っています。人に頼るのではなく、自分の力で、本当に一人の力で自己責任の上で判断をしなくてはいけないと言う事でしょうか。
グムは、ミルプン君と向き合っていました。
ヨルリョン君殺害について問いました。
すると、ミルプン君は、ヨルリョン君はグムの所為で死んだと言いました。
そして、自分とグムの違いは何なんだと叫びました。
全く分かっていないミルプン君に、イ・グァンジャが言いました。
「お二人は選択するモノが違ったからです。誰であれ、選択の積み重ねがその人の姿になります。この意味が分からないのなら、望みは無いでしょう。」
グムもその意味が分からなかったようです。
後でイ・グァンジャに聞きました。
「世弟様は、いつも大義の為の選択をなさってきました。それゆえ、チョ・ヒョンジョンと私は将来の君主として世弟様を選んだのです。」
グムは感激しました。
初めて認められたのですから、世弟として。
景宗は処罰を申し渡しました。
取っ掛かりとなった領議政たちの子弟は、酒の席とはいえ、景宗の事を侮蔑した言葉を発したことが明確だったこともあり、流刑。領議政たちもまた重罰に処せられるようです。
ウィ・ビョンジュは流刑の上、賜死。毒薬を飲むってことですね。
そして、ミルプン君も、離島に流刑後、死刑を言い渡されました。
一件落着と、グムやパク・ムンスたちは以前のように集まってお酒を酌み交わしました。
ヨジは、地方に出張中だとか。・・・本当の事情は何?
流刑地に送られるミルプン君は、不敵な笑みを浮かべていました。悪あがきかと思ったのですが、どうも、まだまだ死なないみたいです。
タルムンは、不審な感じを抱いたので、処刑を早めた方が良いとグムに言いましたが。
景宗は、決断しました。
グムに代理聴政を任せようと。
混乱が起きないよう、チョ・テグとミン・ジンホンにそれぞれの党の説得を頼みました。
大妃には、断ると思われるグムを説得してもらいました。
グムは、父粛宗の言葉を思い出していました。
粛宗は、グムの怠惰な生き方を叱責し、その類まれな聡明さゆえ胸が痛むと言いました。王の器だと知るにつれ・・・と言いました。
生きている間に私の知るお前を世間にも見せてくれないか?・・・とね。
その時は、グム、まだその言葉が本心だったとは思えなかったのですね。世弟等と言う地位、考えられなかったので。
グムは、代理聴政の初日、三司の人事を発表しました。司憲府の人事を刷新すると言いました。
現大司憲を廃し、その地位にイ・グァンジャを置いたのです。
ミン・ジンホンがすぐに異議を唱えましたが、グムは受付ませんでした。
ユン・ヒョクは房主監察として戻ってきました。司憲府の改革が始まりました。
ミルプン君は、どうも毒薬を景宗の薬に混ぜていたようです。
宮中で捕まる前、内医院に立ちよった形跡が発見されたのです。
景宗が倒れました。
ユニョンも姿を消したようです。
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