「チャン・オクチョン~愛に生きる」オリジナル・サウンドトラック | |
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ポニーキャニオン |
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いやぁ~、大胆な設定です。オクチョンがファッションデザイナー・・・とは。
服からアクセサリーまで、女性がうっとりするような素敵な品々を作っています。実際、自分でも縫うとか。
で、ある日、両班の女性たちを招いて、ファッションショーを行うんです。
モデルは、妓女たち。
今のショーのように、服の着こなしから、アクセサリーの付け方、見せ方、歩き方まで指南し、喝采を浴びます。
ところが、その舞台にある両班の奥方が乱入して来たんです。そればかりか、ショーをめちゃくちゃに
オクチョンの母が奉公している家の奥方でした。オクチョン母が、自分の夫を誘惑しようとしてる・・・と嫉妬した上での乱暴狼藉ですよ
オクチョンは、訳官の父との母の間に生まれた子でした。
父は家を捨て、のオクチョン母やオクチョン、兄のヒジェとともに逃げ出してしまいましてね。逃げ出したを捕らえる者たちに追われていたのです。
オクチョン父が頼れるのは、同じく訳官をしている兄のチャン・ヒョンだけでした。
チャン・ヒョンは、家に入れるのを拒み、それでも逃げる手助けはしてやりました。
でも、とうとう追っ手につかまってしまうんですね。
その時逃げ込んだのが、友人の家。友人は既に亡くなっていて、家に居たのは妻のカン氏夫人と息子のヒョン・チス。
オクチョンが連れて行かれそうになった時、父は必死に一枚の書類を見せました。全財産で、オクチョンの身分をから上げた証書だったんです。・・・だったら、早く見せればよいものを。
結局、母だけが連れて行かれ、オクチョンは、父とともに残る事ができたんですが。父が急死。
途方に暮れるオクチョンの前に現れたのが、一旦は自分たちを拒否したチャン・ヒョンでした。
チャン・ヒョンは、娘を宮女にして、願わくは王の寵愛を受けて・・・ともくろんでいました。
ところが、娘のホンジュは、王ではなくボクソン君と愛し合ってしまったんです。
宮廷内部の勢力争い激化の折、王族のボクソン君を追い落とす絶好の機会ととらえた時の王妃キム氏は、謀反の疑いをかけて、ホンジュに拷問をしたのです。
ホンジュは、それを認めず、全ての罪をかぶって自殺してしまいました。
父のヒョンは、ショックを受けました。命乞いに行ったミン・ユジュンに、全く協力してもらえないばかりか、散々馬鹿にされたんですもんね。
これで、ヒョンは、復讐心が芽生えて来たってわけです。
その道具として、美貌のオクチョンを使おうと思いついたんですね。
ところで、世子スン後の粛宗は、ミン・ユジョンと対立しています。
その娘との縁談を、母のキム氏は進めようとしているんですが・・・。
ユジュンの娘が後のイニョン王妃です。
スンと仲良しなのが、叔父にあたるトンピョン君。
二人は、キム氏が偶然を装って縁談の相手と出会わせようと画策してるのを知りました。そして、騙されたフリをしておこうと言う話になったのですが。
なんと、女官の手違いで、相手が入れ替わっちゃった。
トンピョン君は、イニョン王妃(後の名前ですが、ややこしいんでこれに統一します)と出会い、スンは、オクチョンと出会う事に。
ただその時、スンは、オクチョンにどこかで会った事がある・・・と気になりました。
オクチョンは、お金を稼いで、母と共に清に逃げようとしてるんです。厳しい身分制度から逃れたいと思ってるようです。
ところが、伯父のヒョンがその邪魔をします。
彼は、オクチョンを持ち駒として復讐を企てていますからね。
「共に朝鮮を我がものにせぬか?」
・・・と、ヒョンはオクチョンに言いました。
この時は、きっぱりと断ったオクチョン。
どういう理由でこの先、気持ちが変わる事になるんでしょうかね。