チャン・オクチョン DVD-BOX1 | |
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イニョンが入内するのを、オクチョンは黙って見送るしかありませんでした。
でも、あの振り仰いだ目が、ちょいときつかったねぇ、オクチョン。
大王大妃は、オクチョンが宮中から出されてしまったことで、もう、諦め気分です。
でも、チョ・サソクはオクチョンが南人派の復権のための起死回生させる存在かもしれない・・・と言いました。
トンピョン君が、ここで、自分がオクチョンを保護する・・・と言いだしました。
勿論、大妃は大反対です。
トンピョン君は、スンに頼まれていた・・・と言いました。もち、嘘ですよね?言ったっけ?
そう言われたら、大妃であっても止めることは出来ませんでした。
オクチョンは、トンピョン君の屋敷に保護される事になありました。
オクチョンの事を嫌っている大妃をどうにかしなくちゃ・・・と考えたヒョン。
占い師を使いました。まだ意識を取り戻さないスンのために、大妃自ら水垢離をしなくてはいけない・・・なんて事をお告げのように伝えたのです。
そんな占いなんて…とユジュンは止めましたが、大妃は今度ばかりはユジュンの言う事をききませんでした。
冷たい水の中に入り、氷まで浮かべ頭から水を被り祈る大妃。
そのおかげなのか、どうかは分かりませんが、スンが意識を取り戻しました。
でも、大妃は、病にかかってしまったようです。血を吐いてましたよ・・・
スンは、夢を見ていました。昔、オクチョンと出会ったあの時の思い出が甦りました。
オクチョンが、あの時の少女だったと言う事が分かったんです。だから、見覚えがあったんだ・・・と。
回復したスンに、大臣たちはお妃問題を最優先するよう迫りました。イニョンが入内して、待機してる状況ですしね。もう、先延ばしは出来ませんでした。
オクチョンの事を聞いても、清に行った・・・としか誰も教えてくれませんし。
これは、大妃の命令で、皆、口を閉ざしていたんです。
大王大妃が、オクチョンに会わせようとと言っても、大妃は猛反対し、どうしようもありませんでした。
オクチョンは、トンピョン君から、スンの結婚が決まったと知らされました。
トンピョン君は、自分と一緒に清に行ってやり直そう・・・と言いました。でもね、オクチョンは言ったのです。
「望みは清にはありません。清には欲しいものはありません。私が欲しいのは、王様、あの方だけです。」
そう言われたら、トンピョン君、何も言えませんよね。
そして、納采の儀の日になりました。
スンと、イニョンはそれぞれ準備をしています。
オクチョンは、トンピョン君に言いました。
「一緒に清に発ちます。その前に一つお願いが。王様が私の居場所を知っても、探さぬなら未練を捨てて清に発ちます。」
だから、居場所を知らせてください・・・と。
「私の気持ちは無視か。」
そう、トンピョン君は呟きました。オクチョン、この時初めてトンピョン君の気持ちを知ったようです。
あ~ぁ、残酷だわ。
トンピョン君は、宮中への出入りを大妃に禁止されていました。
でも、衛兵に止められても、無理にスンの元に乗り込みました。人払いをして、トンピョン君は、スンに言いました。
「王様は女など、単なる政治の道具ゆえ情を注ぐことはないと仰せになりました。今もですか?」
「はい。そうです。」
と答えたスン。でも、続けて言いました。
「ですが、一人だけ例外がいます。」
「その例外のためなら王座も捨てると?」
「王座・・・無かったものと考えます。」
その言葉を聞いて、トンピョン君は、自分の気持ちに蓋をしました。
オクチョンは、私の屋敷にいます・・・。
それを聞いて、スンは来ていた礼服を脱ぎ捨て、トンピョン君の屋敷に向かったのです。
このシーン、めっちゃ好きです
スンが、きちんと着せかけられていた礼服を、破れるかと思うくらいに乱暴に歩きながら脱ぎ捨てるんです。
内禁衛将の上原君・・・いえ、ヒョンムだけが同行しました。何度も書きますが、ヒョンム、私の目には、上原くんにしか見えないんですよ・・・
オクチョンは、スンを待っていました。
そして、その夜、二人は一緒に過ごしたんです。
可哀相なのは、イニョンです。
既に、王妃としての礼服を着終わっていました。そこに、スンが居なくなったとの連絡が入ったんですよ。
納采の儀も延期に。でも、イニョンは衣装を脱ぎませんでした。
国としての行事だから、どうあっても予定通り今日済まさなければいけない・・・と言って。
大妃は、スンがオクチョンの元に走ったと聞き、発作を起こしてしまいました。
で、スンの元に、大妃危篤の報が届き、急ぎ宮廷に戻らなくてはいけなくなったと言う次第です。
怒りに震えるユジュンは、オクチョンを亡きものにしてしまおうとするんですね。
ヒョンは、それを知ってて、ある程度まで見て見ぬふりをしました。
これは、オクチョンの気持ちを固めさせる荒療治だったようです。
自分を殺そうとしたのが、イニョンの父だと知ったオクチョン。表情が一変しました。
「私と手を組んでほしいものを手にしないか?」
と言うヒョン。
オクチョンは、ぐっと唇を引き締め、涙をためた眼で言いました。
「分かりました。叔父上と手を組みます。王宮のイ・スン様と正一品嬪の座、それを全て手に入れます。命をかけてください。叔父上の望みを叶えます。国舅、王様の舅、そして叔父上の血族が王になること。」
を見下して来た者たちに思い知らせてやる・・・とオクチョン。
ヒョンは、感動したような表情を浮かべました。
その頃、スンとイニョンの婚礼が行われていました。
スンはイニョンと取引したのです。
「王様の気持ちには関係なく決まった縁談です。オクチョンを想う王様の気持ちを知っても、王妃になりたいです。王様の気持ちを楽にするのが王妃の務め。ただ一つお願いが。婚礼の後王妃としてオクチョンに会わせてください。その自尊心を守ってくださるなら必ず王様の女をお探しします。」
あ…そうそう、この時点で、スンは、オクチョンが何者かに拉致されたとしか知らないんです。
さぁさぁ、オクチョンのダークな部分が出てくるんですね。
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