「チャン・オクチョン~愛に生きる」オリジナル・サウンドトラック | |
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ポニーキャニオン |
レビュー一覧は、こちらから。
これも間が空きました。すっかり細かいストーリーを忘れてしまっていたんで、視聴再開する前に、まずは前回までのレビューを読み返しました。
おそらく、この19話が、オクチョンにとっては人生最高の瞬間だったんじゃないでしょうか。
スンは、イニョンが以前した話を持ち出しました。
オクチョンの前世は、スンに撃たれた獣ゆえ、懐妊出来ないという話です。
父から嫉妬というのが、これから災いとなる恐れがあるから、気をつけるよう言われていた言葉を思い出したイニョン。手が震えました。
それを見て、スンは、イニョンが話をした事を覚えていると確認できました。
これをもとに、イニョンを廃妃に持ち込もうとしたんです。
この朝鮮王朝当時、‘七去之悪’という夫が妻を離縁する事が出来る項目が定められていたそうです。
それは、王妃にも適用されたんだとか。
内容は、・舅や姑に従わなかった ・子供を産まなかった ・淫行をした ・嫉妬深かった ・病気になった ・言葉で失敗をした ・盗みを働いた・・・と言う七項目。
この中で一つでも該当したら、夫は妻を追い出す事が出来たんだそうです。(参考:知れば知るほど面白い朝鮮王宮 王妃たちの運命 康熙奉著)
知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命 (じっぴコンパクト新書) | |
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イニョンを廃妃に・・・とスンが大臣たちに諮った時、臣下たちは、口々に反対しました。
理由は、特に大きな罪があるわけではないと言う事、民に慕われていると言う事…。
儒学者たちも、こぞって反対しました。
その先頭に立っているのが、イニョンの父ミン・ユジュン。
でもね、スンが上記した‘七去之悪’を理由として示した時、彼らは口をつぐむしかありませんでした。
南人派は、ユジュンの処刑を望み、スンはイニョンの廃妃を望みました。
イニョンは、父を助けたいとスンに直談判。
以前、ユンの命を救ったのは、自分だと言う事実を揚げ、父の命を救ったのです。
そして、とうとう、オクチョンが王妃となる日がやって来たのです。
長い時間、苦しい思いをしながら、やっと頂点に登りつめたオクチョン。王妃しか着る事のできない大礼服を着て、晴れやかな表情で式に臨むオクチョン。
この同じ日、イニョンは王宮を下がろうとしていました。
何の飾りも無い粗末な籠に乗ろうとしたその時、占い師の女がやって来ました。
「寿命も短いのか?」
と、イニョンは聞きました。
「殺して下さい。」
と、占い師。つまり、答えがYesってことですね。でも、続けて言ったんです。
「王妃様の死に場所は、間違いなく中宮殿です。」
つまり、戻って来る・・・ということです。
イニョンに生きる希望が湧きました。
イニョンがいよいよ籠に乗ろうとした時、オクチョンが、大礼服のままでやって来ました。
これ見よがしに近づくオクチョン。
「なんと御慰めすれば良いか。」
などと、わざとらしく言います。それに対して、イニョンは笑みを浮かべながら言いました。
「唾面自乾。」
浴びた唾は乾くまで待て・・・という意味だそうで。それまで耐えよと言う事なんだそうです。
再び中宮殿に戻る・・・とイニョン。その時は私が歴史の勝者ということだ・・・と。
王妃になったら、不安が付きまとう・・・とイニョン。
誰かにその場を奪われはしないか、不安にさいなまれる・・・とね。
既に、オクチョンには、そういった不安が芽生え始めているので、ちくっと痛かったでしょうね。
チャン・ヒョンが現れました。
王妃になったのだから、そろそろ自分を国舅に・・・と。
でも、スンは、亡きオクチョンの実父を国舅としました。だから、ちょっと・・・とオクチョン。
そして切り出したのが、昔、師匠だったカン氏夫人の店が焼けて、死んでしまった事件の事です。放火犯は、腕に刺青があったそうだ・・・と、心当たりは無いか?・・・とね。
ヒョン、オクチョンの気持ちが変化した事を感じ取ったようです。
オクチョンは、スンの愛情が別の女性に移るのでは・・・という不安にさいなまれるようになりました。
侍女の中で、美しい者は、スンの目の届かない所属に変わらせたりしてね。
で、ある夜、不安のあまり、スンの寝所に連絡もせずにいきなり押しかけたのです。
会議中だという臣下の言葉を信じず、いきなり入って行って、そこに居た侍女を平手打ちしちゃいましたよ。
狂気の沙汰です。
そこには、重臣たちと会議中のスンが・・・。
皆驚いた表情です。スン等は、信じられないモノを見るような表情です。
オクチョンは、深く反省しました。
そこに、トンピョン君が、慰めに来ました。彼の心には、まだオクチョンがいるんですね。
で、ふとオクチョンの頬に手を伸ばしかけてしまいまして・・・。未遂でしたが。
その様子を、スンが見ちゃった。
何も声をかけずにその場を立ち去ったスン。
オクチョンが気付いた時には、既に遠くに行っちゃってましたよ。
ヒョンムは、トンピョン君に、釘を刺しました。オクチョンを想っているのか?・・・と。ここでおやめに・・・と。
スンも見ていた事を話し、自分はスンだけが大切で、孤独にさせるような事があったら、いくらトンピョン君でも、許しません・・・とね。
トンピョン君は、陳奏使を命じられていました。
清に、オクチョンの王妃冊封を許可してもらうための使節です。
オクチョンと離そうという思いもあったのかもしれません。
その頃、以前オクチョンが毒で倒れた事件の時、毒を料理に盛った侍女が、宮中から出て地方に行った筈なのに、都で見かけたんですよ、ヒジェが。
証人です。慌てて追いかけましたが逃げられました。
チスが匿っていましたよ。で、追われる理由を聞いたんですね。
チスは激怒。命をかけたまで王妃になりたかったのか・・・と。
行動は早かったです。王妃になったお祝いに・・・と籠を贈り、スンとオクチョンに面会したのです。
チスが何を言い出すのか、オクチョンは不安におののいてます。
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