島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

鬼岳登山

2015-05-15 | 富江
 
 福江島のシンボルにもなっている鬼岳。
福江港に入港する時はいつも、この海上保安庁の巡視艇「ふくえ」と、特徴ある鬼岳の姿が目に飛び込んできます。
 
 富江病院からも、裏側から見る鬼岳が富江湾越しにいつも輝いています。
 
 5日のバラモン凧あげ大会を横目に、いつもの鬼岳園地から鬼岳山頂を目指しました。
数年前に奈留島から自転車でフークと来て、フークと一緒に鬼岳に登ったことを思い出しましたが、私はまだなんとか登れそうですが、フークはもう無理ですね。
 
 右回りに火口?外輪山?のふちに沿って登りました。
それほどしんどくならないうちに鬼岳山頂315ⅿに到着、2回目の(今回は単独登頂)に成功しました。
 
 ここから五島唯一のゴルフ場である五島カントリークラブと鬼岳と同じ315ⅿの火の岳が望めます。
五島にいる間に一度ぐらいこのゴルフ場をラウンドしたいと思っていますが、今の所併設の打ちっ放し場の利用だけです。
 
 もう少し進むと、崎山地区と、同じく火山の箕岳144m・白岳125mが見えてきます。
写真右端に切れている鐙瀬からこの白岳を見ると、ハワイのダイアモンドヘッドのように見えると、私だけが思っています。
 
 続いて火口?外輪山?を半周すると、富江湾とその向こうに霞んでいる富江半島と富江の街、目を凝らすとその向こうには津多羅島も見えました。
 
 四分の三周ほど歩いて、航空標識灯に到着。
買ったおにぎりの貧しい弁当を食べて休憩も、そんな弁当でも狙ってるのか、鳥が上空を舞いだしました。
 
 福江つばき空港も足下に見え、丁度着陸寸前の飛行機をとらえることが出来ましたが、やっぱりファインダー付きのカメラがほしいですね。
 
 写真の稜線を右から左へ歩いて、火口の跡に降りてきました。
 鬼岳は直径約500ⅿの旧噴火口を持つ比較的新しい火山だそうで、アスピーテ(緒ホ山)の上に数万年前の火山活動によってホマーテ(臼状火山)が形成された珍しい火山だそうです。
また火山涙(カザンルイ)と言う水滴状に飛び散ったガラス質の粒が地質学上貴重なようです。
これまたわかったような理解していないような私ですが、ちょっと聞いた名前もありますが、今ではホマーテは使われないようです。
 
 1周して福江港が見える元の会場に戻りました、丁度九商フェリーが入ってくる時間。
これで1時間半ぐらいの登山です。
バラモン凧あげはまだ始まっていませんでした、鬼岳は66歳以上の人でも充分登れる山です。

     返事
花水木さん:人生、今を良い時期とは思えませんが、
    昔の良かった時期もそれなりに苦しかったので、まあ人生そんなもんと今を楽しみましょう。
和さん:自然の生活をほとんどしていなかった自分が、
   少しは残念ですが、しろと言われても出来ないんでしょうね。
大雪男さん:お互いしんどいしんどいと言いながら楽しんでいると思いますが、
   このご時世、団塊の人々ももう少し社会的な政治的な働きもした方が良いのかなあとも思っています。
コメント (2)
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麦秋

2015-05-13 | 富江
 
 この写真の4月中旬には、まだ青く広がっていた富江の麦畑です。
富江には結構麦畑が多いですし、買った富江産小麦粉もなんかおいしい気がします。
 
 その麦畑の麦、連休には大分黄色に変わっていましたが、まだこの麦畑は少し青い方なので、小麦畑か?
 
 健康ウオークの日、こちらの麦畑はもうすっかり黄金色です。
富江に来て初めて、初夏の季語である麦秋と言う言葉を実感しました。
これは早く黄金色になったので、ビール麦かな?
 もう刈っている所もあるようで、患者さんに尋ねると、小麦の方も今月中には刈るそうです。
 
 昨日の台風で、奄美のタバコは被害を受けていましたが、富江のタバコの葉は5月になって、毎日毎日成長していくのがわかるぐらい大きくなってきています。
   青春というか、もう初夏ですね!

        返事
和さん:まあ隣同士はどこでもこんな感じ、
    よく言えば切磋琢磨していたということでしょうね。
     6月15日は当直予定ですが・・・。
大雪男さん:また分離独立した小さい富江藩の藩主の中に、
    中央で福江藩主より受けが良くなった人もいたようなので、余計こちらでは張り合ったのでしょうね。
おかよちゃん:ありがとうございます。
     私の知人でカルメン似の美人を思いつきませんので、同定が出来ていません。
福山市さん:私はまだ観ていない「くちびるに歌を」、
    同じく家内は感激して、皆に鑑賞を勧めています。   
花水木さん:渡辺謙も親戚ですか?
    東京でこんな偶然に会えば、本当にびっくりしますが、やはり島は狭いので、
    ニアミスかなりあるようですし、実際経験もいくつかしましたよ。
コメント (3)
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第33回こども自然公園大会バラモン凧あげ大会

2015-05-11 | 富江
 
 5月5日子供の日、3日の予定が大雨で延期されたバラモン凧あげ大会に鬼岳まで行きました。
暑いぐらいの日より、今年は福江島も含まれる西海国立公園指定60周年ということでした。
 
 昨年は家内と二人で行ったようですが、今回は一人なので、凧あげ大会の凧が揚がる前に、鬼岳登山に出発(登山はまた次に報告予定)。
中腹から振り返って、五島高校吹奏楽部の演奏を聞きました。
 
 これがいわゆる五島のバラモン凧の絵柄、観光用に売っている凧もこの福江のバラモン凧の絵柄です。
後ろ向きの渡辺綱の兜に鬼が真正面から噛みついた姿で、堂々と敵に後ろを見せず、鬼と向かい合って勝負している勇ましい姿らしいです。
 
 ちなみに「山でいっぷく」というブログから無断借用したこの写真のバラモン凧は、富江のバラモン凧です。
他の地方のバラモン凧でも、福江の凧の様に鬼と向かい合っているので武者の顔は描かれていないものと、この富江の凧の様に鬼も武者も両者の顔が見えているのと、二種類の凧の絵柄があるようです。
 福江藩と富江藩は、隣同士でよくあるように、元々仲が良くないようです。
福江の人は、「富江の凧は浮ュなって逃げる武者の後ろから鬼が噛みついているので、富江もんは弱虫でひきようもんだ」と言ってるそうです。
しかし、富江のものに言わせると、「富江の凧の絵柄は、鬼を成敗して取った鬼の首を、頭にのせて凱旋して来た時の姿で、福江の弱い武者のように頭を噛まれた負け凧ではない」と言ってるそうです。

       返事
大雪男さん:この像の前から海まで30ⅿぐらい岩場があるので、
    充分前に廻って写真は撮れます。
花水木さん:この二人のそっくりさんが奈留島にはいます。
   その内の元気だった同い年の人は、今は奈留の老人ホームに入所です。
和さん:なんという偶然か!!
    バンガローに入れてもらった6人のうちの二人は、大阪から来たアベックのライダーと思います。
    3日「バイクハウス」という喫茶店で、たまたま私と話して、「親切な人がいて助かった」
     と喜んでいましたよ! あの大雨で地面直接のテントは無理!!
     同級生の人にもよろしくお伝え下さい。
コメント (5)
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第24回富江半島ブルーライン健康ウオーク大会

2015-05-08 | 富江
 
 5月3日は大雨で、バラモン凧あげ大会は延期となりましたが、4日(月)はなんとか天気も回復したので、健康ウオーク大会は開催されました。
 自転車でさんさん富江キャンプ村の会場まで行きます。
 
 8kmのコースを選んで、勘次ヶ城まで海岸沿いのサイクリングロードを歩きました。
歩き始めたころより、時々雲間から陽がさしてきて、丁度良いウオーキング日和です。
 
 折り返し地点のいつもの勘次ヶ城に到着。
少し一緒に歩いた富江のおばあさんも、「中学校以来」と言ってましたし、「こんな像はなかった」とも言ってましたが、私はもう10回以上この像と対面しています。
 
 「完歩証」まで貰いましたが、カレーや焼きそばの出店にはたくさんの人が並んでいたのでパスし、街中の食堂まで自転車で戻って昼定食を食べました。
 一人での5連休、フークはもう遊んではくれませんので、1日目・2日目はゴルフの打ちっぱなしと買い物、それに絶不調の競馬で過ごし、3日目はこのウオーキング参加と、一人でなんとか時間を使っています。

      返事
花水木さん:五島はいつも風が吹いているので、
    鯉のぼりは、それはそれは立派に見えます。
大雪男さん:鯉のぼりが泳げるぐらいの庭は持ちたかったですが・・・。
コメント (3)
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鯉のぼり

2015-05-06 | 富江
 
 4月末に病院の窓から向かいの富江中学を見ると、鯉のぼりが飾ってありました。
毎日日章旗も掲揚しているのですね。
   そしてもう五月、子供の日も終わり、5連休の最後の今日6日は日当直です。
4日には孫も嫁も、私以外皆が集まっていた我が家も、明日島に帰ってくる家内からの電話では、長男も次男も今日は日当直、娘は旅行、家内は帰る準備と、皆ばらばらの連休最後の日です。
 
 五島の鯉のぼりの揚げ方はだいたいこの写真のような形。
掲揚する竿の先には風車、この竿に長い窒ンるして、この抽ニに繋いだ鯉の大群を、窒イと揚げる方式がほとんどです。
吹き流しは、あったりなかったり。
 
 時には個人でも、こんな風に縄に横に吊るす方式で、たくさん貯まった鯉のぼりを揚げている家もあります。
 
 鯉のぼりと一緒に、右のような名前入りの幟も立てます。
男の子が産まれたら、おじいさんおばあさんから貰うんでしょうね。
春になると、新聞に鯉のぼりやこの幟のチラシがよく入っていますが、この幟でも3万~5万円ぐらいはしますので、長崎に孫がいなくて本当に良かったと思っています。
 
 富江の琴石地区、人口は20人台で、60歳以上ばかりの地区ですが、昨秋までいた地域おこし協力隊の坂本さんが始められた鯉のぼり、高台の廃校小学校跡から見下ろしました。
 今年はもう坂本さんはおられないので、どうかなと思っていましたが、今年も揚がっていました。
この写真だけでも、数えたら100匹以上の鯉が泳いでいます。
休耕田も多いですが、田んぼに水が入ってる所もあって、うれしい限りです。

     返事
花水木さん:イソギンチャクに鉛筆を挿して遊ぶの好きでしたが、
    その辺の磯でウミウシは見たことがありません。
きょうこさん:2月と違って、今は19時でもまだ明るい。
    でも、手術生活も楽しいでしょう。
大雪男さん:福江の民宿もなかなか良さそうですね。
    子守疲れが出ませんように。
福山市さん:これは新聞で見て知っただけです。
    地質学者のようなオタクにはまったくなりきれない性格です。
コメント (2)
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