島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首31

2013-07-01 | 奈留島百人一首
  
 31. 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに
            吉野の里に 降れる白雪

                  坂上是則(サカノウエコレノリ)(9世紀末期~10世紀前期)
 「あれっ!もう朝かな、それとも月の光か?ワオー!雪が積もってる!!」と、
私でも時々京都では経験した雪の朝、それを単に言葉で並べているだけで、上手ななるほどと納得する歌にするんですから、平安の人は偉いですね!
 作者の坂上是則、私にはそれほどャsュラーな名前ではありませんが、大歌人です。
蹴鞠も上手で、醍醐天皇の御前でリフティングを206回続けて、大評判になったようです。
  
 31. あれ鰡(ボラ)け 大群の鯵と 見るまでに
               右に左に 振れる小魚

             あ・ぼらけ・の・と・見るまでに・に・ふれる・ 15字 同じ
 「朝ぼらけ」から「あれ鰡け」を思いついた時の感激は、替え歌を作る時の醍醐味ですかね!
と言うほどではないですが、まあうまく「降れる」も「振れる」に変わった、小憎らしいぐらいの良い歌ですね。
  
     
 奈留島の港の周囲を家内とフークとで散歩していると、海の中には熱帯魚みたいな魚やイカの子供、よく見るとエイも悠々と回遊しています。
 水族館には行かなくてすみますが、海の中を嬉しそうに覗き込んでる老夫婦は我々だけのようです。

   返事
花水木さん:妻がドンドン強くなり、
     遠くに行ってしまうのは、世のならいですかね。
大雪男さん:水イカを疑似餌で何度か試みましたが、
     一度もかかりませんでした。
喜珍さん:クサブは捨てる、ではないのですか。
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1 コメント

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Unknown (喜珍)
2013-07-03 05:41:44
朝寝ぼけ ありありの夢と 分かるまで 吉野石膏 タイガーボード

前半と後半との脈絡のなさが、なんともシュールな出来栄えになりました。・・・なんて (^_^;)

>先生

奈留島生活も随分、長くなりましたけど、クサブの味噌汁はまだ食したことがありませんか?

磯や防波堤から竿でクロやらチン、石鯛なんかを狙う人は、たまたま釣れたクサブは捨てるみたいですが・・・
奈留島では、クサブは主に味噌汁で食べるために、船から手釣りでたくさん釣ってくるものです。

某民泊の元カーストア○○なんぞ、漁協前に浮かべている「おっさんⅢ」と言う名のマイボートで、毎週毎週、日曜日になるとクサブ釣り三昧ですよ。 (V)o¥o(V)

>偶々このコメントを読んだ奈留島出身者の皆さん

昔懐かしクサブ釣りをやってみたかったら、宿泊先は↑がお薦めです。
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