島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

金沢旅行3

2017-07-18 | 
 
 2日目の金沢は大雨、元々この旅は金沢21世紀美術館などに行きたかったので、雨でもいいのですが、ちょっと降りすぎです。
隣の兼六園も行ってみようかと思っていましたが、これは濡れるだけなのでやめました。
  
 金沢21世紀美術館常設の現代美術、水の底にも下から入れる「プール」も有名です。
底から見る水面も雨が打っていました。
  
 この「プール」、残念ながら雨のため、上からはのぞけませんでした。
  
 見る場所によって色が変わる、「カラー・アクティヴィティ・ハウス」も屋外なので、行く気にならなかったほどの雨です。
  
 この美術館の建物自体もなかなかおもしろく、番号が付いてないとどこに行ってよいのか迷ってしまうような展示室です。
 お目当ては 池田 学 展 The Penー凝縮の宇宙ー です。
こぶし大ぐらいの面積を描くのに1日はかかるという、超精密ペン画ですが、その世界観も良くて、わざわざ観に行ったかいはありました。
   
 隣の石川県立美術館は、なんといっても野々村仁清の「色絵雉香炉」で有名ですが。
雄雌一対で飾ってありますが、雄のこの写真の方だけが国宝です。
 ちょっとだけですが琳派の展覧会もしていたので、宗達の絵や光悦の書も観れました。
  
 石川県立美術館で美味しいケーキセットを食べました。(花水木さんへ;チョコケーキが私・モンブランが家内ですよ。)
金沢は都会ですので、昨日の三国のケーキセットの倍はしました。
  
 外は雨ですがやや弱まってきました。
兼六園そばの美術館の周りは、昔何があったのか、金沢市内の真ん中なのに森があります。
 この中に、まだ比較的建って新しそうな 鈴木大拙館 がありました。
   
 白を基調に、水の上に浮いたように作られた、シンプルで美しい建物です。
   
 鈴木大拙(1870~1966 95歳と長生きです)は京都の坊さんと思っていましたが、京都大谷大学の教授をしていただけで、金沢生まれの仏教哲学者でした。
 その思想はもひとつ私は知りませんが、私の若いころはそれなりに有名でした。
   
 雨のため、水面も緑もより哲学的に見えて、座って思索には耽りませんでしたが、ゆっくり休憩は出来ました。
 帰りは高速で、それなりにトイレ休憩をたくさん挟みながら、それでも早く着きました。

     返事
花水木さん:トイレ、行き出すと、
    麻雀の間も車で走ってる時も、我慢の連続になっています。
     ちょっと情けないです。

コメント (1)
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