島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首 1

2012-11-12 | 奈留島百人一首
 
   1. 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
            わが衣手は 露にぬれつつ   
                           天智天皇(626~671) 
 「秋の取入れを前に、田の近くの仮小屋で番をしていると、屋根を葺いてあるムシロの目が粗いので、隙間から落ちる夜露に、私の袖は濡れるのです。」
 なんでこんな貧乏くさい歌が第1首目なんでしょうね?
しかもこの歌は、天智天皇ではなく、農民の労働歌であったという説もあるぐらいですが、定家がこれを第1首に選んだのは、歌の内容ではなく、なんとしても天智天皇を第1番目に持ってきたかったのだと思います。
1・2首目が天智・持統の親子天皇コンビで始まり、最後の99・100首目も後鳥羽・順徳の親子天皇コンビにする意図があった、という説は納得いきますね。
  
1. あきれたの 百人一首 作るとは
           わが両手は 汗にぬれつつ
 
   あき・の・わが・手は・にぬれつつ  12字同じ
 お待たせいたしました!栄光の第1首目です。
その下に、31文字中何字同じ字があるか書き留めます。
 同じ字がたくさんあって、しかも奈留島のことを歌い、意味深い素晴らしい本歌取りなら、褒めてやってください。
 解説:「ブログネタに困るあまり、百人一首なんか始めてみましたが、これからはずっと私の手は冷や汗をかき続けるでしょう」と、奈留島百人一首開始にあたり、おびえきっている作者の心がよく出ている秀作です。
  
 1首目から、奈留島の風物や名所ではなく、予告編の続きのような和歌になりました。
写真も、参考にした漫画本の表紙や中身のみで、「先が思いやられる」「期待はずれだ」などと、早くも悪評が立っているようですが、めげずにやります!
 次の2首目は、自信作ですよ!!

   返事
花水木さん:いつも細かい所まで写真を見ていただき、ありがとうございます。
    ホームの皆さんがペットボトルの蓋で作った赤富士です。 大当たり!!!
コメント (2)
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