第18番霊場皺ノ浦バス待合所横のゴミ箱は、大串行きバスの終点、皺ノ浦のバス停横に置いてありました。
バスはここでUターンして、しばらく時間待ちした後に帰ります。
第18番霊場から更に数軒の人家の前を通ってドンドン進むと、
名勝ビーチロックが有ります。
セメント成分のようなもので、海岸の砂礫が自然に固まってしまったという、あの鹿児島で見た「さざれ石」をも思わせるようなビーチロックです。
一見すると、都会の場末の工事現場の片隅に残されたセメント工事跡、という印象ですが、周囲の海は綺麗です。
この奥には、池塚のラグーン(砂洲が発達し、湾の一部が外海と断絶して出来た浅い湖沼)が有って、水鳥も多く、
奈留町の町花ハマジンチョウが、池の周りに群生している別天地です。
このラグーンの畔には池塚観音堂が有って、その裏手の塚は、平家の残党の三姉妹が祀られているということです。
この霊場で奈留島の北西端に至りました。
江戸時代に、伊能忠敬はここまでも来ていたと思うと、驚嘆に値しますね。
忠敬に習って、60歳過ぎてから日本全国を、こちらは単にブラブラとですが、巡りたいものですね。