西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

一般質問報告、稽古

2020-06-22 22:29:24 | 日記

救急医療にとって、恐れていたことが起こりそうです

そのことをしっかりと市民に知ってもらい、今からどうすればよいかという指針の一助になればと思い質問しました

今日は壇上からの質問とそれに対する答弁です

赤字が私の質問、答弁は箇条書きでである調に変換しています

新緑会の橋口登志郎です
世界中に激震を起こしている新型コロナウイルス感染症です、世界的にはまだまだ拡大を続けており、日本では一部地域を除き一時期の感染の勢いは衰えたものの、予断を許さない状況です
宮崎県においては3月4日から始まり4月11日を最後に感染者17名となり心配していましたが、その後感染者数が増えることもなく、また幸いなことに西都市では感染者を出すことがありませんでした。
とはいえ終息したわけではないので、引き続き感染予防には努めていかねばなりません
西都市では感染者こそ出しませんでしたが、緊急事態宣言等での地域経済に対する影響は計り知れないものがありますし、財政的にも多大な負担を及ぼしたようです。
またそれに対応する職員の皆さんにも負担をかけていると考えています、議員として心より感謝申し上げます。
今回は職員の皆さんの負担軽減のため質問時間を短縮して行っております。
ということで私も市民が聞きたいということに絞って質問していきます
当局側の正直で率直な答弁を願います
それでは通告を出していますので、それに従い壇上から質問をいたします
一番目は西都児湯医療センターについてです、先日6月2日に行われた救急医療対策調査特別委員会において、地域医療対策室から「4月30日に、委託業者より新病院建設予定地物件補償調査に係る成果品の納品があり、これにより新病院建設予定地に係る土地の鑑定評価及び物件補償に関する委託業務のすべてが完了した」と報告がありました
そして金額等は公表しないということでした
現在市民にとって市政の最大の関心ごとは新病院敷地問題です、一般質問でも多くの議員がこの問題を取り上げ、また直接鑑定とは関係ないけど西都市児湯の救急医療を真剣に考えている西都市民そして二次医療圏内の町村の皆さんは三万五千に及ぶ署名を集めました
鑑定評価が出たのに、諸般の事情により公表を避けるというのは、今までの経緯から考えて市民に対する「不誠実」な姿だと私は考えています
そういった市民の声をバックに再度伺います、鑑定評価いくらだったのでしょうか?
次は新理事長が4月に赴任されました、それまでの一般質問でも述べたように私は長田前理事長のもとで新病院を計画することが宮崎大学との連携も保て、高度な二次救急医療水準を保て、そしてセンターが作成した医療計画やその時点での医療実績、採算性で判断すると市の財政への影響や負担が少ない選択であったと私は確信しています。
ただ決まってしまいました、透明性をもった公募だったと市長は述べていましたが、私は真逆の意見を今でも持っており、その経過は不透明そのものだと思っています
公募の議事録、評価委員の意見書等の公表等我々議員が願っていたことを履行されない限りその疑念はぬぐえません
ただそうはいっても西都児湯医療センターの存在の重要性に変わりはありません
西都児湯二次医療圏の中核病院であるし災害拠点病院でもあります
これからも医療センターを中心に1市5町1村及びその周辺住民の生命を守る救急医療を確立することを私は心より願っています
そこで伺います濱砂重仁先生が新理事長として決定しました、新しい理事長はどのような方向性をもってセンター経営にあたるおつもりか、また市長はどのように経営をしてほしいと理事長に伝えたのかまた考えているのか伺います

二番目は教育行政について伺います
新型コロナウイルス対策は子供たちにも大きな影響を与えてしまったと私は考えます
なぜならこれほどの長い休業期間はかつてなかったからです、また軒並み行事等は中止が決定しました
特に今年中学三年生、高校三年生においては一生に一度の機会を奪われた生徒もいました
ここで教育長に伺います、今回新型コロナウイルス対策による教育への影響はいかがお考えになっているか、またその対策について考えておられるかお答えください
次に学力の底上げです、調べてみると通常の授業についていけなくなっている子供たちもいるようで、これからの教育の重大な取り組みと考えておられるようです
今回学校休業によって遅れた授業計画を進める際に過度にスピードアップしてしまい、ますます授業についていけない子供たちが増えやしないか危惧するところです
これらを踏まえ学力の底上げに対する取り組みをお考えになっているのか伺います
最後は東米良地区留学制度についてです、宮崎日日新聞に大きく取り上げられていましたが、この取り組みについて、制度創設のきっかけその効果、発展形などお考えがあれば伺います
以上をもって壇上での質問とします

答弁
市長
・(鑑定評価について)鑑定評価結果に係る金額等についてでありますが、当該情報が西都市情報公開条例第9条に定めている不開示情報に該当することから、現段階における公表は差し控えたい
・(新理事長の方針)濱砂新理事長は「医療は患者さんのために存在するという」一貫した理念のもと市民のための医療センターを目指し、病院経営に取り組んでいる
・(市長がどう伝えたか)本市の地域医療の充実を図るため、地元医師会、医療センター、市の連携が最も重要と濵砂新理事長に伝えた
・三位一体で取り組みを進めるとお願いした
教育長
(新型コロナウイルス感染症対策の教育への影響)
・休業による授業時間不足が今後大きく影響してくる
・未学習部分が発生したり十分な定着が図れないことによる学力の低下が懸念
・各学校で行事の見直し、教育課程の再編成を行っている
・行事や体験学習の中止や規模が縮小した場合「知徳体のバランスのとれた育成」が損なわれる可能性もある
・対策として、授業日数不足には、夏季休業を今季限り10日間短縮し、日数確保を行う
・各学校でも教育課程の再編成にあわせ、指導方法を工夫しながら児童生徒の「学びの保障」に努めている
・知徳体のバランスのとれた育成のため、学校に対し、教育活動を実施した場合の感染リスクの評価をするとともに、その教育的意義を検討し、実施すべき教育活動は感染症対策を講じたうえで実施するよう求めた
(学力の底上げ)
・授業時数を補うため、授業のスピードを過度に早めることはない
・本市教育課題の一番は学力向上である
・そのためには児童生徒の学力の底上げがカギである
・このことは教育行政側も教職員も十分理解している
・底上げを図るにはすべての児童生徒が理解できるよう授業内容や方法を工夫するよう指導している
・成績下位の児童生徒に対しては少人数によるきめ細かい指導や授業以外に補充的指導を行って、授業が分からない児童生徒を生むことがないよう求めている
・学力の底上げに組織的に取り組むためにも、学校に対して基礎基本を定着させるための時間を設定し、計画的に学力向上に取り組むよう求めている
・学校は午前中5時間授業に取り組んだり、朝自習や休み時間を変更するなど、校時程の見直しを図ったりし、工夫して時間を生み出し、その時間を学力向上の時間として設定している
・効果を検証しながら改善を図り、実効性のある取り組みを推進していく
(東米良地区留学制度について)
・平成7年度から山村留学に取り組まれている奥日向銀上山村留学実行委員会が本年度新たに創設したもの
・きっかけは以前から生徒だけでなく、保護者も一緒に東米良地区で生活しながら、銀上小学校、銀鏡中学校に通いたいと相談があった
・里親世帯の高齢化が進み、今後山村留学制度の存続が難しくなると思われていたことから検討された
・本年度は2世帯利用で児童生徒4名だけでなく保護者未就学児なども東米良地区で生活されていることから、校区の活性化に一定の効を得ていえると考えている
・今後の発展については実行委員会の意向を伺いながら、教育委員会としてできるだけ協力を行っていきたい

 

明日は教育行政の質問席のやり取りです

その時私が意見を述べましたが、それと同じ論調の記事が本日の宮崎日日新聞に載っていました

稽古はできるようになりましたが、試合等はまだまだ未定が多いです

残念ですがせっかくいただいた時間です

この際基本を徹底して稽古しています

試合があると試合用の稽古が中心になるので、ある面ありがたいです

コメント
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