西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

一般質問報告 移住定住策のうち、西都独自の施策と就職紹介について

2022-12-19 19:54:56 | 日記

一般質問報告もいよいよラス前です。

今西都にとってひっきんの課題は人口減対策(人口増対策といっても良い・・というかこのくらい大きく言っていた方が良いと感じます)の為の移住定住策の整備です。

この問題は何回も質問として取上げてきたし、私が産建委員長の時、委員会メンバーを人口増に成功している自治体への行政調査を行いました。

行った先は少し遠かったけど、行って良かったと心から思いました。

東川町と東神楽町です、東川町は写真をやっていることもあり、十数年前から知っていたし、まちづくりを主導された方も面識がありました。

この二つの街については、機会を見て話していこうと思いますが、「地域間競争に勝つ」「情熱を持つ」「創意工夫をする」を強く感じました。

 

という事で私の政治家としての使命の一つと考えているものの一つです、それではいつものように檀上からの質問から・・・・

質問)

三番目は移住定住施策についていくつかの視点から伺います。産業建設分科会で昨年度の決算報告を受けました。移住定住は順調に進んでいるようです、現在の進捗状況と移住定住施策での西都独自の取り組みを行っているのであれば伺います。

答弁)

・移住定住施策の進捗状況については、第二期さいと未来創生総合戦略の基本目標の一つに「西都市への新しい人の流れを作る」という目標を掲げている

・令和2年度から移住定住支援体制の強化に取り組んでいる。

・総合戦略では、移住関連施策による転入者数の目標値を、令和2年度から令和6年度までの5年間で630人とし、令和4年度末の目標値は累計378人としている。

・進捗状況は、移住関連施策による転入者が令和2年度は54人、令和3年度は103人、令和4年度は11月末時点で66人であり、累計223人となっている

・西都独自の取り組みは西都市で新しい暮らしや仕事を「はじめる人」を応援する「西都はじめるプロジェクト」を例wくぁ3年度の立ち上げ、移住支援金や住宅取得助成金、空き家等情報バンク、地域おこし協力隊による移住相談対応などの移住支援だけでなく、子育て支援、創業支援や就農支援などの仕事に関する支援も含めた「はじめるサポートプログラム」として、移住をトータルでサポートする取り組みをしている。

質問と要望)

西都独自の移住定住策についてです、小野崎通りにあるアーケイドに「西都はじめるプロジェクト」という小さなフラッグが掲げられていました。最初は何これという市民の方もいましたが、先ほど答弁にあったように西都の移住定住策が上手くいっているのを知り、これが西都の動きかと思った方がいると思います。実際私の知り合いも、何人か宮崎から西都に移住しましたし、西都市を気に入っているようです。またその子供さんも西都で家を作っています。ただこの流れは西都だけでなく、木城町でも国富町でも起こっているし、コロナ禍の社会の流れかもしれません。でも今頑張ってくれています、さらに移住希望者に西都を選んで貰えるような魅力的な移住定住施策をブラッシュアップしていただきたいと思います。

質問)

先日、ある地元企業の方とお話ししました。

その方は「どうにかならないものか」とあることに悩んでいました、それは社員募集についてでした、折角西都市で経営をするのだから、恩返しの意味も含んで西都市民の方に就職してもらいたいのだが、なかなか就職者が見つからなく、仕方なく市外の方を雇っているようです。その経営者は言いました「仕事の性格から市民の方が西都市の事を良く知っているし、何より市民の方は郷土愛を持っています。そしてそのことは私たちの仕事に良い影響を与えます。是非西都市民の方を雇いたい」との事でした。そこで伺います、移住定住を希望する方の中には現地で仕事を探そうという方も多いと思います。住居や土地の提供だけでなく、それに就職を含めた包括的な移住定住施策の取り組みは出来ないか伺います。

答弁)

・就職紹介についてであるが、移住希望者への終息を含めた包括的な取り組みについては、企業等への就職を希望する方に対しては「はじめるサポートプログラム」において、県が運営するふるさと人材バンクやハローワーク高鍋の求人情報を提供するほか、人材派遣事業などされている株)TMKコーポレーションと「移住者の就労支援に係る相互協力に関する協定書」を締結し、就労支援、職業紹介、起業とのマッチングを行っている。

質問)

就職紹介についての答弁ありがとうございました、市内企業と人材のマッチングにもっと案を出してほしいと思います。移住とは直接関係はないけど、例えば市内の業種によっては忙しい季節と全く暇な時期があります。業種によってはこの時期に人が欲しいというものがあります、夏休みの大学生のアルバイトでもいいという西都の企業がいるかもしれません。移住希望者にとっても、年間通しての常勤は自分の事情で無理だけど、ある期間なら喜んで働きたいという方もいると思います。建設業でもそうです、そのあたりの需要と供給のマッチングを考えていければ、西都に移住したいという方々、独特のセンスを持った方々も拡大していくのではと考えますが、どう思われるか伺います(思い:就職というと常勤をイメージするのが普通だと思いますが、あえて常勤でなく、一定期間働きお金を貯めたら、自分のやりたいことをやる。と言った方もいるのではないでしょうか?またコロナ禍により、出社せずともリモートで行う就労体制も出てきたと聞いていますし、実際私の周りにもいます。そういったフレキシブルな業務にマッチングする体制を整えて行ったら面白いんだがな~と思っています)

答弁)

・議員がおっしゃる通り、副業やマルチワークという就業形態に魅力を感じる移住希望者にとって、多様な働き方を提案することは移住促進の強みになると考える

・この事は、期間的な雇用を求める市内事業所における人手不足の解消にも有益な取り組みであることから、今後検討を進めていく

よろしくお願いします

 

明日が最後です、私は中国のことわざ「孟母三遷」は、移住策を練る場合に絶対必要な言葉だと思っています。現教育長はそのあたりを理解されて取り組んでおられるのが、ありがたいです。

という事で教育をテーマとしたやり取りを明日お伝えします。

 

今日の「STREET SNAP」も宮崎市です。

コロナ禍により疲弊した夜のお店が、早く復活するといいですね。


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