西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

選挙戦5日目、頑張ります、感謝

2022-04-14 22:28:04 | 日記

今日もいつものように交通安全挨拶運動を行って

選挙事務所に行きました

 

中盤の戦いです

遊説しながら、今日も各地で立会演説をしました

遠くの田んぼで働いている方に聞こえるように

1人でも聞いてくださるならありがたい・・・・

それは夜まで

続きました

遊説している中、市民の皆さんからいろいろ話を聞きます

ありがたいのは

「みんな自分の名前を連呼するだけなのに、橋口さんはしっかりと政策を訴えてくれる」

うれしい言葉でした

また、電話もありました(これは二日前です)

「3年前、妻が脳疾患で倒れました。その時医療センターの先生から手術等治療をしてもらい、今は日常生活を送れています。本当に感謝しています、あの時のような体制に戻してください。橋口さんよろしくお願いします」

今の状況では脳梗塞等急性期疾患(外科が関与するもの)は宮崎に搬送することになります

命の平等性が西都児湯は失われていると感じます

 

今日も話がありました「10日前脳出血を起こした親戚がいました。救急車を呼びましたが、なかなか受け入れ病院が見つからない。救急隊の方はこれでは大変(時間がかかる事)だと、宮崎に向けて出発して、電話をかけ続けやっと総合病院に搬送しました。そこで診断をしたらこれはすぐ専門(脳神経外科)病院に行きなさいと、紹介状を書いて向かったことがあった」

「橋口さん、救急隊の皆さんの苦悩する顔はたまりません、以前だったら医療センターにまず連絡して、搬送(もちろんその時の状況ですべての受け入れは難しいと思いますが、センターとしては、なるだけ受け入れようと努力されました、お願いだから以前の医療センターに戻してください」

そのような話を聞きました、心が痛いです

 

「西都市民の幸せ」を目標に向かうテーマとしている私は、絶対看過できない問題ですし

今回の選挙の争点と言っても過言でないと思います

 

つまり、いま出来る1次救急を中心に運営し、センターの収支は考慮に入れないに賛成する議員(多数)

私がいつも言っているように、急性期疾患から命を守る二次救急を求める議員(少数)

 

簡単に言って、これが争点です

で、あの議員はどっちなのと聞かれるので書きます

これは3月議会で「医療センター第3期中期目標を早期に定める決議」(二次救急を削除することを目的として出させようとするもの)に賛成した議員は・・一次救急推進者(収支より今できる人材でできる救急医療)兼松議員、村上議員、山地議員、米良議員、濵砂議員、荒川昭英議員、太田議員、井上司議員、黒木吉彦議員、狩野議員です

反対に2年前のように脳疾患等の急性期疾患に対応できる二次救急の早期復帰を求める議員は、私橋口、田爪議員、岩切議員、北岡議員、荒川敏満議員、井上久昭議員の6名です(最終日に提出した私の議員提出議案は中武議長によって否決されました)

ちなみに私の決議案は下記のとおりです

 

地方独立行政法人西都児湯医療センターにおいて         

脳疾患等の二次救急医療が早期に開始されることを求める決議(案)

 

西都児湯医療センターの定款第1条には次のような目標がある。「この地方独立行政法人は、地方独立行政法人法に基づき、地域住民に救急医療及び高度医療をはじめとした医療を提供するとともに、地域の医療機関及び西都市と連携して、住民の健康の維持及び増進に寄与することを目的とする。」、そして、医療センターの第2期中期目標と中期計画には、「緊急性の高い脳疾患や地域に不足している内科疾患における二次救急医療の提供を行うこと。」とある。

これこそが医療センターの目標であり、存在意義だと信じる所である。

このことは、2020年の3万5千人、古くは2007年の5万6千人の署名結果を見ても、西都市民だけでなく児湯住民も同じ考えであることが明白である。

さて、2020年からの医療センターにおける救急医療の経緯であるが、令和元年度には脳神経外科手術件数が168件だったが、令和2年度はわずか5件となっている。さらに、脳血管手術は現在行われていない状況である。

それに伴い、令和2年度は1億9,682万9千円の赤字であった。ところが、二次救急医療が充実していた時、平成29年度4,535万円、平成30年度は8,246万円、令和元年度は8,682万円の経常利益を出していた。この3年間の収益を合計すると2億1,463万であった。たった1年の赤字で3年間の黒字がほぼなくなった状況であるし、金額公表はされていないが令和3年度も赤字の見込みが報告されている。

さらに、脳疾患搬送でいえば、令和元年は171件の出動に対し医療センターに110件搬送できたが、令和3年度では231名の脳疾患搬送に対し医療センターには39件しか搬送できなかった。ほとんどの患者が宮崎市へ搬送されている。

西都・宮崎間は宮崎市に近いところでさえ30分以上の救急搬送時間を要し、西都市東北部、児湯郡においてはさらに時間を要する。

脳疾患治療は時間との戦いであり、令和元年以前と比べ市民の命が危険にさらされていると言っても過言ではない。

また、新病院建設についても、病院事業債は赤字経営状態だと借入れが難しく、もし借り入れられたとしても、今のままでは医療センター独自の返済が不可能であり、市、市民に負担をかけることになる。

このまま医療センターが脳神経外科等の二次救急医療に消極的であるならば、宮崎県医療計画や宮崎県地域医療構想にも影響を与えることとなる。

以上のことを打開するため、令和元年以前のように、地方独立行政法人西都児湯医療センターにおいて、脳疾患等の二次救急医療が早期に開始されることを強く求めるものである。

 

以上、決議する。

 

(ありがたいことに今まで反対していた2名の議員司議員と太田議員が賛同してくれました、可否同数となり、議長が否決したのです)

 

医療センターの役割について、どう思うかですが、5名の新人立候補者については不明です(おおよそ想像は尽きますが、ただ人間は変貌する動物なので・・・・)

 

選挙の判断材料にしていただくと幸いです(これが選挙争点です)

 

さて選挙事務所には市長、国会議員、県会議員の為書きを飾っています

ありがたいです


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