今日、一般質問終了しました。
議会が終了して、いま延岡にいます。
延岡から壇上の質問を紹介します。
明日以降、項目ごとに質問そして答弁と書いていきます。
楽しみにしてください。
おはようございます、新緑会の橋口登志郎です。
まず質問に先立ち、年明け早々北陸地方を襲った、令和6年能登半島地震によってお亡くなりになられた方々に哀悼の意を表すとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
それと共に心を寄せるとともに、被災地が望み、我々ができうる援助は積極的におこなっていきます。
同時に宮崎県でも南海トラフ地震、日向灘地震が懸念されています。
いつ起こってもおかしくないという、気持ちで災害に対する備えは必要です。
それが我々の議員の役目であります。
さて、先月新田原基地対策調査特別委員会において行橋市での行政調査、及び九州防衛局において勉強会、意見交換会を行いました。
西都市は新田原基地の周辺自治体です、基地の施設等は市内にはありませんが、離発着の航路は西都市の上空にあたります。
自衛隊機や関係飛行機等の騒音による被害、また離発着に伴う事故等の危険性もあります。
そういった市民感情に耳を傾け、国に声を届けることは地方議員の仕事です。
そしてそれとともに、新田原基地が国防を担い、国家としての安全、国民の安心をつくっていただける存在であることを配慮する、バランス感覚が重要です。
能登半島地震の被災地援助、また東日本大震災における援助、西都においては平成22年に発生した口蹄疫時の自衛隊の皆さんの支援は誰もが認めるものであります。自衛隊が国民にとってかけがえのない力となっています。
そういった健全な議員としてのバランス感覚を養い、西都市のためには、どのように法律を読み取り解釈し、上手く活用していくかを身につけるために行政調査は貴重な機会であります。そして昨年に引き続きおこなった防衛局との勉強会や意見交換会は大切だと私は考えます。
行橋市では、騒音区域、調整交付金や民生安定助成などの自治体としての状況を伺いました。
また築城基地に赴き、国産戦闘機であるF2の見学、説明も受けました。
福岡市の九州防衛局では局長の話を伺い、騒音測定方法や、新田原基地の拡張計画とそれに伴う影響、環境整備法等の法律に関することなど学び、意見を交換しました。
それらを学ぶことによって、西都市に還元していきたいと思っております。
それでは、それらを一部含んでいる一般質問です、発言通告に従い順次質問していきます。当局の誠意ある前向きな答弁を望みます。
1)まず、西都市営住宅の現状について伺います。昨日の浦田議員の質問に被りますが、今の入居状況、総戸数に対する入居数、また比率はどうであるか伺います。また家賃納入状況も併せて伺います。
2)次はスマートウエルネスシティについてです、これは以前質問に取り上げたことがありますが、2009年にスマートウエルネスシティ首長研究会が発足しました。
それは「超高齢、人口減社会によって生じる様々な社会課題を、自治体が自ら克服するため、この危機感を共有する首長が集結し、健幸つまり健康と幸福をこれからのまちづくりの基本に据えた政策を連携しながら実行することにより、持続可能な新しい都市モデル「スマートウエルネスシティ」の構築を目指す目的として組織されたものです。
昨年9月現在、宮崎県では8市町が加盟しているようです。
そこで、西都市はスマートウエルネスシティ政策にどのように取り組んでおられるかまず伺います。
3)次は何度も取り上げている自転車交通の取り組みです。
ア)以前も質問しましたが、その後自転車交通の安全教育を各小中学校ではどのように取り組んでおられるかまず伺います。
イ)自治体では、自転車用ヘルメットを提供しているところもあると伺いました。また安全対策助成として、ヘルメット助成をしている自治体も増加しています。現在ヘルメットは着用努力義務となっています。
自転車事故で起こる死亡事故は頭部損傷によるものが多いです。本日の宮崎日日新聞の記事にありましたが、2023年に自転車に乗って事故死したのは前年比7人増の346人で、8年ぶりに前年を上回ったようです。約半数の174人が頭部を損傷し、うち9割超がヘルメット非着用だったようです。統計によると2019年から2023年間での致死率は非着用が着用の約1.9倍だったことが記事としてありました。
宮崎県内でも高校生が横断歩道上で車との接触により亡くなられるという不幸な事故が昨年ありました。
そこでまず、西都市内における着用の現状について伺います。
ウ)自分の身は自分で守る意識としてのヘルメット着用、それに加え、事故を起こさせない仕組みとしては通行区分を歩行者、自転車通行者、自動車運転者が明確に判断できる道路整備が肝要だと考えます。
そこで、自転車通行レーンの取り組みの現状はどうなっているか伺います。
4)
ア)不幸にも発生してしまった、能登半島地震ですが、西都児湯医療センターはDMATを備えています、今回の災害において派遣はおこなったか伺います。また関連ですが、西都市は派遣されたのか、また何らかの援助等を行ったのか伺います。
イ)冒頭に述べましたが、懸念されている南海トラフ地震や日向灘地震の際、災害に対応できる病院として、西都児湯医療センターは重要な存在です。現在の取り組みを伺います。
ウ)最後に新病院建設について伺います。昨年末に母がなくなりました、その時お世話になったのが医療センターの皆さんです、親身になり母をみていただき、私も妻も心から感謝しています。
それと共に思ったのが、やはり、建物の老朽化です。
折角持つ優れた医療関係者の技量が活かせる設備を備えてほしいと心から思います。新たに内科医のドクターが常勤として勤務されるようです。
少しずつ体制も整ってきたと考えます、災害に備える拠点病院として、一市五町一村の二次救急医療の拠点として、設備の整った病院へ向かう必要があると考えます。
新病院への取り組みについてのお考えを伺います。
以上壇上からの質問といたします。
写真は撮っていないので、私の大好きな言葉を
故佐藤瑞石先生に書いてもらった書です。