西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

一般質問報告最後(姉妹都市交流について)、週末の活動

2023-03-27 23:34:51 | 日記

3月議会の一般質問報告の最後は姉妹都市交流についてです

実は先週木曜日(23日)台湾羅東鎮の呉秋歳鎮長が西都市を訪問してくれました。

丁度良いタイミングなので、その時の写真を少し載せます。

市役所には両国家の国旗

市の職員幹部がお出迎えしました(議員も)

市役所玄関前で

さっそく意見交換をしました

特に観光、農業面での意見交換が多かったです

互いにプレゼント交換(というのでしょうか、お土産をいただきましたので、お返しも・・)

意見交換の後、議場を案内しました

鎮長の横は岩切副議長です

さてそれでは姉妹都市交流の質問報告をします

檀上の質問)

7番目は姉妹都市交流です、コロナ禍によって姉妹都市間の交流は出来ませんでした、施政方針で西海市とはイベントや物産品を軸とした交流、宜蘭県羅東鎮とは文化芸術交流や学校交流、また物的交換等を進めていきたいと言われました。せっかく出来上がった姉妹都市です、アフターコロナ後はぜひ頑張って欲しいと思います。そこで伺います、具体的な交流、人的交流等の考え、計画があれば伺います。

市長)

・アフターコロナにおける姉妹都市交流についてお答えします

・本市は平成24年に長崎県西海市と、平成30年に台湾宜蘭縣羅東鎮と姉妹都市盟約を締結した

・様々な分野での交流をしてきたが、ここ数年はコロナ禍により、直接の訪問による交流が制限され、思うような交流ができなかった

・最近になり、感染拡大の防止、市民生活・経済活動の維持との両立、いわゆるウイズコロナの流れが進んできたことから、ようやく国内外問わず、直接対面しての交流が実施できるようになってきた

・西海市との交流については、コロナ前に実施していたそれぞれの市で開催されるイベントへの出展による観光物産PRに再び取り組んでいくとともに、友好関係の発展に寄与するため、市民等が行う姉妹都市との交流事業に対する補助制度の周知に努めていく

・物産展等の共同開催など、西海市と本市のそれぞれの強みを生かした取り組みについて研究していきたい

・台湾宜蘭縣羅東鎮との交流であるが、ことし姉妹都市盟約約5周年を迎える

・本年7月に羅東鎮において記念式典が開催される予定であるので、式典に参加するとともに、羅東鎮歳だの祭りである「羅東藝穂節」パレードへの参加、台湾で活躍した本市出身者のドキュメント映画を上映するなど、文化芸術交流を行う予定である

・児童生徒の交流については、コロナ前には野球等のスポーツを通じて双方の児童生徒が行き来しあう交流を行ってきたので、これらも再開して、異文化に触れる機会を創出していきたい

・すでに台湾での販路拡大に取り組んでいる茶、ゆずについて、羅東鎮を足掛かりにさらなる拡大を図るとともに、他の農産物等についても輸出につなげられるよう、産業面での交流について取り組んでいきたい

・なお、今月23日に羅東鎮の呉秋齢鎮長が本市を訪問されるので、その際今後の交流事業について意見交換を行う予定である

質問席)

姉妹都市の件です、まず西海市です、交流事業に対する補助制度と言われましたが、概要を伺います

総務課長)

・西都市は姉妹都市との友好関係発展に寄与することを目的に、西都市姉妹都市交流事業補助金制度を設けている

・交付対象となる事業は、親善交流を目的として姉妹都市への訪問を行う「市民交流事業」、姉妹都市において市特産品のPRおよび販路拡大を目的に行う「物産販売事業」、市内の小中学校に在学する児童及び生徒が参加し、姉妹都市の歴史、文化等の学習や姉妹都市の児童生徒との交流を目的とした「教育交流事業」の三つがある

・交流事業に参加いただく団体や児童等の保護者の代表に方に対し「交通費」「宿泊費」「運搬費」等興隆に必要な経費に対し補助を行う制度である

質問)

物産等の共同開催について研究すると言われましたが、西海市とは平成24年に姉妹都市になっています。研究を終えて計画を立て、実行する段階ではないかと思うのですが、いかがですか

農林課長)

・これまで西海市とはお互いの特産品による物産交流やイベントへの参加による人的交流を行うにとどまり、物産展等の共同開催といった話は双方とも提案を出していないところだった

・昨年11月に開催された「ぎゅぎゅっと西海フェス」に参加した際に、西海市から西都市及び西海市の姉妹都市である北海道広尾町との3市町共同での物産振興の取り組みについて提案を受け、次年度以降に物産展の共同開催や食品商談会等への共同出店に取り組みことを確認したところである

・令和5年度中の開催に向け、西海市、広尾町との具体的な協議を行ってまいりたいと考える

質問)

北海道の広尾町も参加するのは楽しみです。シシャモとか毛ガニが特産と聞いています。以前市長が西都市は海のものがないが、西海市は海のものがある。西海市は平地が少なく農産物が弱いが、西都市はそこは強い。そこを活かしていきたいと言われていました。そこに北国北海道の広尾町が参加するのですから、ますます期待が持てます。実現することを願っています。さて話は飛びますが西都市も西海市も鳥獣害に悩まされており、その鳥獣害を交流の中でジビエ等に活かしていければと考えますが、そこはいかがでしょうか

市長)

・現在野生鳥獣を地域資源としてとらえ、ジビエとしての活用を研究している檀家であるので、将来性が見込めるようであれば活用を考えてみたいと思う

質問)

(ジビエについては)西米良村が結構進んでいると聞いていますので、情報を交換しながら活用に向けて取り組んでください。西都市のブランディングにつながればと期待します・・・・最後に台湾宜蘭県羅東鎮との交流です。世界の中で日本にとって世界最大の友好国と言ってよい台湾です。西都市のような小規模の自治体と提携が結ばれているのは幸せなことだと思います。これも台湾出身で市民となられた黒木さんの貢献があればこそで、大変感謝しています。

(今回の鎮長訪問の際も、頑張ってくれた黒木さん)

そしてその稀有な縁でつながったこの姉妹都市を大事にしていくことは大切だと思っています。壇上の答弁の中での文化芸術交流予定とはどのようなものか伺います

総合政策課長)

・文化芸術交流としては、塩月桃甫の一生を描いたドキュメンタリー映画「塩月桃甫」の試写会を、現地にて羅東鎮の方を招待し開催する予定である

・この塩月桃甫という方は、西都市三財生まれの画家で35歳で台湾に渡り、終戦まで台湾美術界の重鎮・教育者として台湾美術の近代化に貢献された

・この映画上映によって、羅東鎮の方に西都市の事をさらに知っていただき、今後の文化芸術交流につながればと考えている

質問)

ぜひ成功させてもらいたいと思います、次にスポーツの事ですが野球など台湾でも日本でも人気のあるスポーツの交流は是非願いたいものです。そこで私の立場から一つ要望させていただきます、それは中国武術です。実は台湾というのは中国武術のメッカだと伺っています。先の戦争等や内乱で中国本土の武術家は台湾に移住し、そこで本物の中国武術を継承していると聞いています。日本には中国武術の影響をうけた空手があります。武術交流をされると西都だけでなく宮崎県としても大きな影響を与えると考えます。市長いかがでしょうか

市長)

・羅東鎮内の小中学校においてクラブ活動の一つとして中国武術が盛んな学校があると伺っている。

・本市においては空手を学んでいる児童生徒が多数おります、この中国武術と空手という武道を通じての交流を行うことはお互いの文化や歴史を知り、異文化への理解を深める良い機会となるのではと思うので、前向きに検討していきたい

質問)

(よろしくお願いします)コロナ前に産業建設委員会で台湾に行きました、その時感じたのが台湾の農産物の豊富さです、答弁で農産物の加工品等についても輸出につなげるよう取り組みたいと言われました。ここで伺います、加工品と言われましたが、加工品じゃないものにはどのような規制がかかるのでしょうか

総合政策課長)

・加工品以外の物の台湾への輸出規制についてであるが、先日担当者が日本貿易振興機構であるジェトロ宮崎を訪問し、輸出品目や手続きについて話を伺った

・米、青果物、茶、牛肉、豚肉などの個別品目事に、動植物検疫規制に加え、残留農薬、食品添加物、食品包装などの食品関連の規制があり、ここの規制について検疫証明書や産地証明書などの証明書の貼付が必要との説明を受けたところである

質問)

今月23日にウーチューリン鎮長が西都市を訪問されるとの事、受け入れはどのように考えておられますか

総合政策課長)

・今回ウー鎮長をはじめ、観光部局を担当しているリン所長と担当者の3名が、3月23日の木曜日に来市される予定である

・庁舎に来られるので、到着の際は可能な限り多くの職員で庁舎玄関において歓迎の出迎えを行う予定である

・その後、市長、副市長、市議会議長を交えた意見交換会や庁舎の見学、考古学博物館やこのはな館、鬼の岩や周辺の西都原視察、愛想無広場等の市街地視察を予定している

最後の質問)

ぜひおもてなしの気持ちで受け入れていただき、意見交換が実りのあるものであること願っています。

今回の質問は世界を襲った新型コロナウイルスから脱却する、アフターコロナ時代に西都丸をどう舵を取っていくのかを知るために、また市民の皆さんに周知するために施政方針について質問しました。仕事の在り方、生活の在り方などいままでとはレベルの違う大変換の時だと私は思っています。市長を中心に市職員一丸となって市民の幸せと市の発展のために頑張っていただきたいと思います、市長の思いを再度伺って私の質問の全てとします。

市長)

・ようやく最近になり、新しい生活様式への対応促進と感染拡大の防止、市民生活・経済活動の維持との両立をはかる、いわゆるウイズコロナ政策が取られはじめ、少しずつではあるが以前のような活動ができる状態に戻りつつある

・市長の思いとの事であるが、第5次西都市総合計画に掲げている、いつまでも住み続けたいと感じる「抜群に住みやすいまち西都」の実現を図っていくため、本市の恵まれた自然環境や地理的条件、全国に誇る歴史文化遺産、そして災害に対する高い安全性を内外に発信しながら、隣接する県と宮崎市のベッドタウンとして、若者や子育て世代の移住定住の促進に力を注ぎ、将来的には現在の西都市の人口構造を持続可能な構造にしていきたいと思う

・また将来にあたって豊かな西都を作り上げるために、行財政改革を積極的に進めるとともに、医療や教育の充実、農林、畜産、商工業の振興、スポーツランド、観光の振興など、真に必要な施策に対し、職員一丸となって全力で取り組んでいきます

以上が質問の全てです、読んでいただきありがとうございます。

さて中学生は京都で行われている全国大会に出場しているので、今日は小学生ばっかり

準備体操、補強運動、Nトレ、基本形、そして試合に使う形を稽古しました

(サーキットトレーニング)

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