西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日の活動、自転車レーン、臨時議会、お通夜、倫理基礎講座

2022-05-18 22:10:14 | 日記

交通安全挨拶運動を終えたら、自転車で西都原を一回り

天気が良く、朝早めの用事がないときはなるだけこれを行い

息が上がる鍛錬をしたいと思っています

さて自転車で西都原に向かっていくと、こんなうれしいものが

自転車レーンです

稚児が池の風景と良くマッチしています

公園の工事と共に自転車レーンを設置しますという約束を守ってくれて

市の担当者に心から感謝いたします

この道は中学生や高校生の通学路なので、自転車通学の安全性がさらにアップしました

 

さて今日は10時から臨時会です

通常なら午前中に終わるのですが、今回は長くなると予想していましたし、事実そうなりました

それでは今日一日の流れを簡単に紹介します

まず午前10時開会、議長の議会報告があり、会議録署名議員の指名がありました(私が指名受けました)

会期の日程が決定されました(今日一日という)

次は特別委員会設置(新病院建設調査対策特別委員会)についてです、8名の議員が参加となりました

委員会の互選で私が委員長となりました

市民の願である新病院建設に向けて取り組んでいきます

そのあと緊急質問がありました

過去に3回ほどしかなく、私も1回しか覚えがありません

質問は一般質問と同じような流れで行います(質問内容はホームページで後日確認ください、西都児湯救急医療についてです)

終了後議案の上程、提案理由の説明があり、文教厚生委員会に付託され審査となりました(その間議会は休会)

 

委員会はお昼を挟み、熱心に討議され、午後3時ほどで委員会の裁決がなされたようです

本会議で報告される委員長報告を作成し、4時半に委員長報告がなされました

ところがここで修正動議が米良議員と賛成者3人で出されました

つまり第53号の議案と修正動議が同時に出たわけです

討論は53号に対する賛成討論が私、田爪議員、井上司議員によってなされ

反対討論は狩野議員がされ、また修正動議に対し賛成討論も同時に行いました

さてここで私の賛成討論を載せます

 

議案53号に対し賛成の立場から討論いたします

 

西都児湯医療センターの定款第1条には次のような目標があります。「この地方独立行政法人は、地方独立行政法人法に基づき、地域住民に救急医療及び高度医療をはじめとした医療を提供するとともに、地域の医療機関及び西都市と連携して、住民の健康の維持及び増進に寄与することを目的とする。」、そして、医療センターの第2期中期目標と中期計画には、「緊急性の高い脳疾患や地域に不足している内科疾患における二次救急医療の提供を行うこと。」

これこそが医療センターの目標であり、存在意義だと信じる所です。

西都市が提出しようとしている第3期中期目標案を確認しましたが、第二期中期目標、計画に沿ったものでした。そのうえで賛成の理由、考えを述べます

 今回の第3期中期目標は先に述べた独立行政法人西都児湯医療センターの理念、基本方針に沿って作成されたものであるという事です。

ところが、現状はセンターへの救急搬送が減っているうえに、急性期疾患で最も重要な脳神経外科手術がおこなわれていません

詳しく述べますと2020年からの医療センターにおける救急医療の経緯ですが、令和元年度には脳神経外科手術件数が168件だったが、令和2年度はわずか5件となっています。さらに、脳血管手術は現在行われていない状況です。

それに伴い、令和2年度は1億9,682万9千円の赤字でした。ところが、二次救急医療が充実していた時、平成29年度は4,535万円、平成30年度は8,246万円、令和元年度は8,682万円の経常利益を出していました。この3年間の収益を合計すると2億1,463万です。たった1年の赤字で3年間の黒字がほぼなくなった状況であるし、金額公表はされていないが令和3年度も赤字の見込みが報告されています。

さらに、脳疾患搬送でいえば、令和元年は171件の出動に対し医療センターに110件搬送できましたが、令和3年度では231名の脳疾患搬送に対し医療センターには39件しか搬送できませんでした。ほとんどの患者が宮崎市へ搬送されている状況です。

 そういった中で二次救急を行わないことになったら、市民へ大きな負担を強いることになる事になります。そして何より、第3期中期目標案は評価委員会での慎重な審議を経ており、またそれを市民のパブリックコメントを経たうえで作成されているという事実があります。

 議会は評価委員会の審議と、市民の意見を十分受け入れなければならないと考えます。

また新病院建設についても、病院事業債は赤字経営状態だと借入れが難しく、もし借り入れられたとしても、今のままでは医療センター独自の返済が不可能であり、市、市民に負担をかけることになります。

このまま医療センターが脳神経外科等の二次救急医療に消極的であるならば、宮崎県医療計画や宮崎県地域医療構想にも影響を与えることにもなりかねません。

以上のことを打開するため、令和元年以前のように、地方独立行政法人西都児湯医療センターにおいて、脳疾患等の二次救急医療が早期に開始されるよう第3期中期目標案に賛同することは、医療センターの理念、市民の願いに沿う事になると考えます。西都市を含めた一市五町一村の二次救急を守る立場の議員として賛成するものです。

 議員の皆様には、市民の生命を守る意味からも私の賛成討論を理解していただき、賛成票を投じていただきたく願います。以上を持って賛成討論とします。

以上の内容でした、他の議員の討論は後日ホームページでご確認ください

さて採決です

まず修正案に対しては賛成5(狩野議員、村上議員、中武議員、米良議員、黒木議員)に対し残りの議員は反対の票を投じました

つまり修正案は否決されました

最後は第53号議案の採決です

賛成10(私、田爪議員、岩切議員、井上久昭議員、井上司議員、太田議長、荒川議員、壱岐議員、森議員、浦田議員)、反対は修正案に賛成した5人でした

結果第三期中期目標案の第53号議案は無事可決いたしました

終了は5時を過ぎていました

これで市民の願う急性期疾患に対する二次救急医療が進んでいくことになると考えます

 

市役所から戻っていると、訃報の看板を目にしました、同じ法元の方が亡くなりました、家に帰ってすぐ通夜の参列させていただきました

奥様と少しお話しさせていただきました

 

御通夜の後は倫理法人会の基礎講座講習です、夫婦(家族)と事業の関連について学びました

その後夕食を食べながら(講師、会長、私の三人)いろいろと話させていただきました

明日の早朝はモーニングセミナーです、どのような話が聞けるか楽しみです

コメント (1)
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