西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

Jin

2010-12-27 23:29:19 | 日記
先日TV番組の話を書きました、その時「ドクターコトー」「Jin」が好きでしたと書きましたが・・。
夢は叶うんですね「Jin」の完結編が4月から始まるとのこと、こりゃまあ、4月からしばらくは日曜9時の会議、飲み方はさけようと思っています。

尚うれしいことに、今日は特別編として、今までの「Jin」の前半を放映してくれました。
空手の練習があったので、8時半くらいから見ましたが、いやー良かった、また再び感動しました。
大沢たかおは日本一涙の似合う男優じゃないでしょうか、またJinに思いを寄せる咲役の綾瀬はるかの純情な一本気な所は「きゅん」ときますね。

吉原(ちなみに、旧赤線街の情景は写真を撮りたいという欲があふれ出します)の鈴屋の花魁野風(中谷美紀2役)と梅毒にかかった花魁夕霧役の高岡早紀(篠山紀信の写真集はgoodでした)との絡みも良かった。
夕霧が言う「笑って過ごすも一生、泣いて過ごすも一生、ならば今生 泣くまい」という台詞は花魁(女郎)の過酷さが語間からにじみ出てました(涙がちょちょ切れる)。

そう言えば、良いなと思ったドラマはアニメが原作のものが多いなと気づきました。
クールジャパンといわれ、日本のアニメ文化は世界を席巻しているようです。
そしてアニメ界が人気になれば、当然競争が生まれその中で、本当に素晴らしい芸術と言って良い作品が生まれていくのですね。

アニメ文化は官僚や政治家が作ったものでなく、市民の間で生まれてきたものです。
このような自然と発生し、人気が出て振興し、競争の中で生き残り、品質が高まり、世界に影響を与える分野になるこのパターンこそ、大切にしたいものです。

ところが、東京都は馬鹿な条例を可決しましたね、政治介入の最も悪い例です。
一見、良さそうに見える内容なのですが、皆さん「本当の悪人は、善人の顔して近づいてくる」のです。
この条例はアニメ文化の振興に冷や水をかけるものです、また有能な若い才能がこれによってつぶされるのは目に見えています。

文化・芸術と政治は本来相反するものなのです、それが政治におもねったりしたら、ちょっと前にあった「篠山紀信のわいせつ事件」のような馬鹿な犯罪を国はねつ造して、写真文化を大いに後退させてしまうことになります(どれだけ撮りたいシチュエーションが狭まってしまったか)。
今、街角スナップはとてもやりにくいです、写真分野の中の確立した一分野が国の施策によって葬らされてしまいそうです、百年後の未来、2008年ぐらいから10年ぐらいの町の風俗が写真として残っていないと怒る写真学芸員の姿が目に浮かびます。

例えば、話は変わりますが個人情報保護法なんて、一般市民のためと言いながら、権力を持っている輩(後ろめたい、探られたくない)を保護するためのものじゃないかと勘ぐっている私です。

うーむ、ちょっと過激になってしまいましたが、国(都や県市町村を含む)などが文化や芸術活動をもしコントロールしようという動きがあったら、善意の後ろでほくそ笑んでいる奴を見つけだす市民力が必要ですね(もしくは芸術文化を全く理解できない役人を諭す事)。





コメント
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